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BOARDING PROGRAM5期生(22冬期)|田尻嗣門さん

SHIMOKITA COLLEGEでは、高校生・大学生・社会人が共に学び合うプログラムを提供しています。今回は、BOARDING PROGRAM'22冬期生(5期)として2023年の1月~3月の3ヶ月間カレッジに居住していた田尻嗣門さんへのインタビューを通してカレッジ生としての生活や学び、カレッジでの経験を知っていただけたら嬉しいです!

HLAB COLLEGE BOARDING PROGRAM
-想いをカタチにする3ヶ月-
参加者は1学期(3ヶ月)〜、自分の学校に通いながら、
親元を離れてSHIMOKITA COLLEGEでの暮らしにチャレンジします。
洗濯や掃除などを自ら行う自律した生活にチャレンジし、
ともに暮らす大学生・社会人と対話したり、イベントに参加しながら
自分のやりたいことや将来設計を深めていきます。

詳細は公式HPへ

プロフィール

開成高等学校1年生。中学3年生(2023年)の1月~3月までBOARDING PROGRAM'22冬期生(5期)として居住。今年の春から高校に進学し、カレッジでの学びを活かして学校での委員会活動に励んでいる。好きな食べ物は寿司。

■ボーディング・プログラムへの参加理由について教えてください

シモキタカレッジを運営している高田さん(HLABスタッフ)が開成高校の出身ということもあり、学校の講演会にいらしていたことがありました。それがきっかけとなって母親がシモキタカレッジを知り、居住を勧めてくれたんです。中学生活の3年間、実家から離れることなく生活を送ってきたので、カレッジでの居住を通して何か刺激を受けて自分自身を変えていくキッカケが得られないかなと思い参加を決めました。

■カレッジに入居する前のあなたについて教えてください

初めてカレッジを訪れたのは内覧会のときでした。最初の印象は、自分にとって未知な居住空間に驚きがいっぱいでした。多くのカレッジ生が共有スペースで交流をし、積極的に対話している光景に触れたことで、自分もカレッジ生と一緒に学びを深めたり、社会を取り巻く問題について対話をしたい、という気持ちが強くなりました。もちろん、初めはカレッジ生との対話についていけるか不安な部分も多くありましたが、実際に居住を始めてみるとそんな不安は払拭されました。カレッジ生はカジュアルかつアットホームな雰囲気で僕を受け入れてくれたんです。そうした中で学びに熱い人たちと沢山の交流をすることができ、自分の中でカレッジの印象が温かく柔らかいものへと変化していきました。

退去前にカレッジ生と記念撮影 (前列左)

■入居して、最初に感じたことを教えてください

最初の1〜2週間は生活面で本当に大変でした。普段、家では親に家事全般を任せきりだったので、自分で全てのことをこなすことが思った以上に難しかったです。加えて、初めは顔と名前が一致しない状態でのスタートで、緊張とドキドキが交錯する毎日でした。そんな中で、一番最初に話すようになったのはBP5期生の仲間でした。3階のライブラリーで夜遅くまで語り合ったり、一緒にご飯を囲んだり。初めは1人で共有部に出ていくことにハードルを感じていましたが、5期生との繋がりを通して徐々にカレッジ生との交流を積極的に楽しむようになれました。同時期にカレッジに居住した同世代との横の繋がりは生活の中で大きなブーストになったと感じています。

嗣門さんのお誕生日をカレッジで祝った夜

■滞在期間中に挑戦したことを教えてください

「様々なバックグラウンドを持つカレッジ生ととにかく沢山話してみる」これがカレッジ生活での一番の目標でした。僕自身、人と話すことに苦手意識があって。カレッジに入居するなら、「初対面の人とも積極的に話せるようになりたい」「そこから自分の世界を広げていきたい」そんな思いがあったんです。そのため、居住期間中は積極的にカレッジ生に話しかけたり、コーヒーチャットやインタビューワークを実施するなど、自らアグレッシブに働きかけていくことを心がけました。最初は誘うこと自体が大きなハードルでした。そこを乗り越え沢山のカレッジ生と語り合えたことは、大きな自信に繋がっていきました。その他にも、「自分の興味がどんなところにあるのか」「将来何を学びたいのか」そうしたことについて、ずっと考えていて。カレッジでは普段の日常生活の中では向き合うことの難しい「真面目」な問いについて考える時間が沢山ありました。ちゃんと自分自身と向き合い、考え続けてみる、その限界を目指すことが出来たことは自分の中で大きな出来事の1つです。

キャップストーンで自身の変化を語る嗣門さん

■カレッジの生活で、印象的だった出来事を教えてください

自分と同じような問いを抱き、今後の道を模索していた社会人の方とお話した場面は特に印象的でした。その社会人の方はカレッジ入居前は何をしたいのか分からなかったけれど、カレッジ生活を送っていく中で様々な人と語らい、多様な思考や解釈に触れたことによって、自分のやりたいことが見えてきたと教えてくれました。だからこそ、やりたいことが不明確な自分自身に対して、的確なアドバイスを与えてくれました。例えば、オススメの本を紹介してくれたり、考え方や視点を広げる手助けをしてくれたりしたことは、自分の将来を模索していく上で道しるべの1つになりました。
あとは、カレッジ生にギターを教えてもらったりだとか。クリスマスパーティーで、音楽好きのカレッジ生がギターを演奏していて。その演奏に憧れを持って、そのカレッジ生に教えてもらえないか直接頼んでみました。そうしたら、快く承諾してくれて。そこから、学校終わりの放課後だったり、休日に熱心に教えてくれるようになりました。この間も一緒にギターを買いに出かけました。そのカレッジ生は現在、海外留学に行っているのですが、帰国予定の1年後に上手くなって自分のギター練習の成果を披露しようと企んでいます。

カレッジ祭にてギターを披露する嗣門さん

■カレッジでの生活の前後で変化したことはありましたか

色々なカレッジ生との対話を重ねて、社交性が上がったように思います。「新しい出会い」というものを楽しめるようになっていったというか。そうした変化を感じる中で、退去後にはイギリスへの短期留学に挑戦しました。これは、カレッジに居住していなかったら、挑戦していなかったであろう、選択の1つです。今後のことに目を向けて熟考したカレッジでの経験があったらこそ、イギリスへの渡航に行動が結びつきました。新しい学びを貧よくに追い求める姿勢を磨くことが出来たことは大きな変化だと考えています。

■これから挑戦したいことを教えてください

カレッジ卒業後には、イギリスへの短期留学に行ったり、学校内での委員会活動に積極的に参加したり、沢山の挑戦を重ねてきました。今後も、学校内活動で旅行委員会に所属し来年度の旅行について構想を練ったり、文化祭にバンドを組んで披露する予定なので、それに向けた練習を頑張っています。学校の活動に興味を持って参画するようになったことは退去後の変化だと感じています。また今、海外大学進学を志し勉強に励んでいます。短期留学の際にオックスフォード大学を訪れたのですが、とても面白いなと感じて。将来のためにこれからも探求心を持って学び続けたいと考えています。
カレッジ全体のムーブメントを通して、憧れを知って、学校内外で活躍している同世代と暮らして、そこから自分自身もこうした行動力のある人になりたい。そう強く憧れを抱き、それが原動力になって、今の自分がいます。

イギリス短期留学時の1枚

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SHIMOKITA COLLEGEでは現在、BOARDING PROGRAM'23冬期生(8期)を募集しています。参加者は高校に通いながらSHIMOKITA COLLEGEで暮らす大学生・社会人のカレッジ生とともに過ごすことで進路についての気づきやリーダーシップを養います。募集に伴い、説明会や内覧会も実施しておりますので、詳細は、下記をご覧ください。
Boarding Program - 高校生の方へ | SHIMOKITA COLLEGE
また、SHIMOKITA COLLEGEでの普段の様子をInstagramにてご紹介しております。この機会にぜひ、ご覧ください。




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