世界基準のハーフバックス:ラグビーリーグワン 日野レッドドルフィンズ対花園近鉄ライナーズ
今日は秩父宮でラグビーリーグワンディビジョン2、日野レッドドルフィンズ対花園近鉄ライナーズを観戦。
今週末は家事を全部やらなければならないので、朝は上の子を起こしてご飯を食べさせ、洗濯やら掃除やら一通り終わらせてなんとかキックオフ前に秩父宮へ。
今日はここから。伊藤忠側スタンドの5列目。
ゴール裏に座ったのには理由がある。早明戦の時、ダメ押しのトライが目の前だったのだけれど、最後のグラウンディングの瞬間にピントを外してしまった。Z9で同じことが起こるか起こらないかを検証すると言うのが最大の目的だった。
最終スコアは22-67。ディビジョン2屈指の好カードだったが、予想外の大差がついた。
前半立ち上がりからしばらくはレッドドルフィンズが優位に試合を運び、実際にリードしたが、ライナーズが次第にペースをつかみ、最終的には大量点で勝った。
今日もゴール裏から見ていたので、レビューを書けるほど分析するのは無理なのだが、ポイントはわかる。ライナーズのハーフバックスの質の高さだ。それはそれで当たり前。スクラムハーフのウィル・ゲニア、スタンドオフのクウェイド・クーパーのいずれもがオーストラリア代表だ。
ゲニアは試合の流れを見ながら、ブレイクダウンからの球出しのタイミングを絶妙に見計らう。
クーパーはスペースを的確に把握し、自分たちが優位に立つような位置にボールを運ぶ。
レッドドルフィンズはキックでテリトリーを稼ごうとするが、クーパーが上手くボールを処理し、絶妙な位置に蹴り返してくるので、レッドドルフィンズはなかなか前のポジションでボールを確保できない。
そうこうしているうちにライナーズがトライを積み上げ、最終的には大差がついた。
今日の写真集。まずはクウェイド・クーパー。
クーパーとフィフィタ。
ときどき「いいね」をいただいている木村勇大選手。
レッドドルフィンズのトライ。
その他プレー集。