ラグビーも戻ってきた!
今日は関東大学対抗戦ラグビー開幕。秩父宮の慶応対筑波、早稲田対青山学院を見に行った。普通は行くなら早稲田対帝京と慶応対明治の日からなのだけれど、今年は開幕戦を見に行きたくて切符を取った。とても残念な観客もいたのだけれど・・・・。
今日が令和二年度のチームの公式戦初戦。レフェリングを含め、いろいろ手探りの日。2試合ともいい試合だったけど、ノットリリース、ダブルモーションが多すぎたかな。まあ、大学生に共通する問題だけれど、もっと立ってプレイする習慣づけを普段からしてほしい。
去年筑波が勝った慶応対筑波はともかく、早稲田対青山学院は大差を覚悟していたのだが、両方ともいい試合だった。
慶応対筑波 筑波が去年に続いて勝利
慶応対筑波。両方ともポッドを使いながら、キックでテリトリーを確保するという現代風のラグビー。
ただ、慶応はキックとランの選択ミスがあった。
前半、筑波が蹴ってきて、慶応は戻ってきていて逆サイドのエッジまで人数そろっていたのに蹴り返してしまった。あのとき回していたら決定的なチャンスだっただろうに。
それと前半終了間際のゴールライン目前でのスクラムでの反則。スクラムでずっと優位だったのになぜあそこでちゃんと押せなかったのか。まあ、ラグビーではありがちと言えばありがちなことなのだけれど。
慶応が、前半のこの2本を取れなかったことが勝負の流れを決めた。
それと、筑波の攻撃の時、ラインアウトからの展開に入ってくるバックスのクリーンブレイクが2回。その2回以外はブレイクダウン作ってたのだけれど。作らずに抜きに来たときに2回ともあっさり抜けた。そのうち1回はトライへ。ディフェンスシステムも見直した方がいいかもしれない。
先読みからのショット(1)
ラグビー戦術の最新の教科書。
これでポッド戦術理解してなければできなかった先読みがいくつかできた。
この筑波のトライの直前、それまでの攻撃の間ずっとエッジにいたフランカーが中に戻り、フロントドアのポジションについた。逆にこれはバックドアで何か仕掛けるのではないかと思ってマークしてたらドンピシャ!
青山学院、大健闘!
第二試合は早稲田対青山学院。
まずはこれ。運営スタッフ、間違えないでね・・・・。
この試合、ワンサイドゲームになると思っていたけれど、そんなことはなかった。青山学院、健闘。
青山学院のナンバーエイト、齋藤裕大のプレイっぷりに惚れた(笑)。
いかにも第三列らしい、姫野を思い出させるような恵まれた体格。このまま伸びていってほしい。早くトップリーグでプレイして鍛えていってほしいな。
先読みからのショット(2)
この試合でもまたさっきの本のおかげでいいショットを。
早稲田の3番、小林賢太がラインに入っているのに気づき、もしかしてここでブレイクするつもりなのかも?と思ってマークしてたらドンピシャ!
ラグビーファンのモラルが低すぎる!
ラグビー最下位は楽しかったけれども、不愉快なことも。
男女問わず、何人かの観客が、マスクもせずに大声でヤジ。
7月以来、Jリーグのサポーターがどれだけ我慢して声を出さないでいたと思っているんだ!
もしJのスタジアムでクラスターが発生してたらラグビーは全試合無観客だった可能性が高いのに!
観客数上限が緩和されるのは、Jのサポーター、プロ野球のファンがみんな我慢に我慢を重ねていた成果なのに!
もし秩父宮でクラスター発生したら全スポーツに影響あるのに!
ラグビーマッド兼Jサポの自分から見ると許せない行為でした。ラグビーはサッカーと比べてタメがあるから思わず声を出しそうになるのは確かなのだけれど。
「声出すんならマスクしろよ!」とバックスタンドでそいつら怒鳴りつけたジャパンのジャージ着てた観客はワタシです(笑)。