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WEリーグ開幕!:最速マッチレビュー 日テレ・ベレーザ対浦和レッズレディース(9月12日)

 今日は女子プロサッカーリーグ。WEリーグ開幕の日。西ケ丘で行われた日テレ・ベレーザ対浦和レッズレディースの試合のチケットを手に入れて見に行くことにした。(9.12 23:00 写真のデータ入れ替えと追加。その他修文上の修正)

 西ケ丘は器が小さい。そこで50%を適用したからかチケット販売は2700枚程度。完売したがなんとか娘の分と2人分、なんとか買うことが出来た。ただ1ブロック離れてしまったのだが、席を交換してくれた人がいて、前後で見ることが出来た。ご厚意、ありがとうございました。

年齢層が高い観客

  スタンドで驚いたことが一つ。観客の年齢が高い。しかも男性ばっかり。Jリーグやラグビーと比べても女性率は際立って低い。

  雰囲気としては、2015年の「ブライトンの奇跡」の前の秩父宮での大学ラグビーに近い。ヤジ飛ばすオヤジや大声でうんちく語るオヤジがいるところも秩父宮そっくり。

  子供はほとんどいない。試合前にキッズ向けのイベントもあったがガラガラだった。なのでうちの娘は遊びまくったのだけど。

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ニュートラルな立場での観戦

  立場はニュートラル。ちゃんと好きなチーム作った方が楽しめるのは分かっているのだが、古くからのフロサポとしては、三笘の幼なじみの三浦成美が在籍しているのは気になるものの、ヴェルディの流れを組むチームを応援する気にはなれない。ジャイアンツ嫌いだし。レッズサポには申し訳ないがレッズレディースも応援する気にはなれない。

 あと、個人的には先日のルヴァンカップに続いてレッズのアウェイユニの試合を観戦するのが不思議な感じがした。

コンパクトで強度の高い、予想よりずっと面白い試合

 さて、試合。

 レッズは4-2-3-1、ベレーザは守備時4-4-2、攻撃時は右サイドバックが高いポジションを取る3-4-3か3-5-2。

 お互いに高いラインを保つコンパクトな布陣。

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 中盤の密度が高く、プレー強度も高い面白い試合だった。

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 もちろん、ボールのスピードや迫力は先日のルヴァンカップのフロンターレ対レッズ戦とは比べるまでもないが、五輪のなでしこジャパンの試合よりはずっとおもしろかった。

 序盤はレッズがビルドアップで優位に立って押し込む展開。

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ベレーザはセンターバックやボランチからの縦パスで一気に裏を狙う形。

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 飲水タイム後にベレーザが修正。レッズのビルドアップ時にツートップが強いプレスをかけるように。

 そうするとレッズのビルドアップの精度が落ち、ベレーザが中盤で優位に。ずっと狙っていた裏を狙う形から先制。

 後半にはレッズは安藤梢を右サイドに。右サイドからの早い縦パスからの攻撃で同点に。

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 そして1-1のまま終盤。双方ともハイラインを崩さず、中盤で潰し合う展開が続く。

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決勝点はレッズ。カウンターから九番の菅澤が決定機を作る。シュートはキーパーに阻止されたが、そこからの展開で勝ち越し。

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 後半に投入された北村菜々美を起点とするベレーザの攻勢も凌いでレッズが勝利した。

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 レッズとしては安藤梢の使い方が鍵になっただろうか。前半から際立ったプレーぶりだったが、後半になって右に移動。勝ち越してからは中盤で時間を作る。
 ベレーザとしては、前半再三ゴールを脅かした裏抜けに対し、後半に巧妙なラインコントロールでレッズが対応しだしてから攻め手が限られた感じがあった。


気になる選手メモ

最後に、目に留まった選手をそれぞれ1人ずつ、備忘的に。

ベレーザの主将、清水梨紗。瞬間的なスピードが凄い。

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勝ち越し点を上げた塩越柚歩。姿勢が良いのが目を引いた。

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