横浜の野毛界隈で手包み焼売を体験。
JR桜木町駅から飲屋街の野毛に続く「ちか道」を歩いていると、お目当ての野毛につく前に、何件もそそられるお店が並んでいるではないか。
この写真からは殺伐とした風景しか見えないと思いますが、1分間に数十人のおじさんたちがここに吸いこまれていきます。
それはまるでダイソンの吸引力の力強さに逆らえない、酒飲み達が波に飲まれる姿のようです。
立ち飲みやカウンター席の店が多い
通路側にスツールが並んでいて、サッと入れる雰囲気。カウンターの中では店員さんが手際よく調理している。
焼売のジョーに入店を決める
手包み焼売が一個99円。いいじゃないですかこの価格設定。焼売は大好物です。以前、焼売と餃子どちらがいいかというプチディベートをしたことがありますが「焼売は冷めても美味しい」の一言に軍配が上がりました。確かに焼売弁当はいいですよね。
焼売を包む作業をエンタメ化している
カウンターの目の前で焼売を包んでいる。
これには以下の狙いがあると思います。
・きちんと手作りであることを証明する
・出来立てを頼みたくなる
・仕上げの工程を営業中にやることで仕込み時間は他の作業に充てられる
などなど
私もいろんなお店で飲食するのですが、カウンター席から調理しているところが見えるお店が好きです。
焼売がきた!
蒸籠に所狭しと詰まった焼売と海鮮焼売たち。肉肉しいのですが、蒸してあるからか脂っこさをあまり感じません。自宅用に蒸籠が欲しくなりました。
美味しい食べ方を提案するのは上手な販促技
目の前のPOPには美味しい食べ方の指南が書かれている。
壱 まずそのまま食う!
弍 自家製酢醤油とからしをつけて食う!
参 特性スパイスを少量振りかけて食う!
つまり3個で1ローテーションになる設計だ。
茹でタンがこれまた美味かった
茹でたん700円位でしたが注文しました。ホロホロになるまで煮込まれていてとても美味しい。ちょっとしょっぱいから酒が進む。わさびも生わさびでした。
閉店時の看板も楽しい演出あり。あと、従業員さんが明るく楽しそうなのがとっても良いですね。