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紅葉八幡宮 もみじ祭り2023|博多幸福論 #019

急に寒くなったかと思えばまた急に夏の日を思い出させるような日が来たりと、なかなかゆっくり秋を味わえないここ数年。いや、数十年?
四季の中で秋が一番好きな私は、この気候変動に関して誠に遺憾に思っております。

お気に入りのコートを着て、秋色のブーツを履いて、少し遠くまで紅葉狩りに行く。
これ以上風流なことって他にあります??
※異論は認めます。

春はべちゃべちゃ(北海道のみ)
夏はチャラチャラ(若者×海のみ)
冬は外出るの勇気いる(きらいじゃない)

冬はきらいじゃないけれど、すぐ冬になるならブーツは黒一択です。

今年福岡で見る紅葉は気づいたらすでに茶色く枯れていたり、くすんだ緑の葉っぱのものたちがいたりと、暑さ寒さに戸惑っている様子。
綺麗な紅葉が見たいなぁ…。どこかないのかな。
そう思って紅葉の名所を検索してみたら「もみじ祭り」なるものを発見。
場所は紅葉八幡宮

近い。行くしかない。

ホームページにはサプライズゲストが18時からライブするとあったので、その時間目掛けて向かいます。

私:サプライズゲストって誰なんだろうね!ワクワク
夫:どうせ知らない人なんじゃないのっ
子:わたあめ食べたーい!

本当に言うこと思うことバラバラな家族である。
我が家の会話はキャッチボールではなく砲丸投げ
遠くへ飛べば飛ぶほど本人は楽しいけど誰もそんな球取れないぞ。

手水舎、好きです。

そんなに広い神社じゃないから人もそこそこかと思いきや、着くと思っていたより賑わっていた。
18時を過ぎていたのでライブもすでに始まっており、シークレットゲストが歌ってる・・

誰だ誰だ?と近づいて見てみたら、H2Oのなかざわけんじさん。
「大人の階段 のーぼる〜♪」
のところで「ああ!」と夫と顔を見合わせました。
当たり前中の当たり前ですが、歌がお上手でした。

しかし、うちの娘がゆっくり歌を聞かせてくれるわけもなく、親の手を引っ張って一目散に駆け寄ったのはお目当てのわたあめ屋さん

おお、、おっきい、、けど、、た、、たか、、、い、、かな、、、。
「絶対落とさないでよ!気をつけてよ!!」
軽くてふわふわでお高いわたあめを持つ娘の手から目を離せない親。
まったくもってリラックスした状態で好きなところから齧りつく娘。

「どれどれ、ちょっとちょうだい」
たくさん取ったら怒られるので、ほんのちょっとだけちぎってもらいます。
なるほど。
私たちが子どもの頃食べたわたあめとはちょっと違う。
ちょっともっと美味しい。
それと物価高が相まってのこのお値段ですな。ふー!

貴重なわたあめを落とさないように人混みを避けて階段のほうへ行ったら、スマホやカメラを構えた人がたくさんいる。
ここがフォトスポット??
皆がレンズを向ける方向を見たら遠くに福岡タワーが見えた。
そうか、クリスマスの点灯始まっていたもんね。
記念に私も撮ってみたが、、
この電線、早く地中に埋めたい。

手水舎の近くの座れそうな段差に娘と並んでふと見上げた時の風景が、実はこの日一番綺麗だったかもしれない。
赤いだけが紅葉じゃないね。

お祭りを楽しむ前にお参りしなさいって話ですが、歌とわたあめに引き寄せられて後になってしまった宇賀稲荷神社。ごめんなさい。
ビカッと狐が照らされていて、月も負けじと光っていて、美しさと怖さがありました。

屋台が並ぶ広場に行くと、焼き鳥屋さんは長蛇の列。
アジフライ買おうと思ったら現金のみで買えずじまい。
もう少し屋台がいっぱいあればなと思うけど、そんなに広くないし10店程度が限界なんだろうか。
うちの大人はビールと歌だけあれば十分満喫できちゃうところありますが。

最後は絶対に欲しかったもみじ祭り限定の御朱印を頂いて。

私:やっぱり居酒屋かな!
夫:行こうか!
子:行きたい行きたい!

食べ物の話だけはすんなりまとまる我が家なのでした。

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