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行列とmoney…弱肉強食の国 ディズニーランド|博多幸福論#068

いつしか日本の西へ、西へと拠点を移す人生を過ごしてきたせいか、気づけば東京にはすっかり縁遠くなっていた。
札幌から関西に越してくるまで、大阪より下に旅行することってそんなに頻繁にはなかったから、西日本に住んでいるうちはとにかく西を深掘りたい!と思ってきた。

ある日、そんな我が家に送られてきたのがディズニーリゾートの割引券
招待券じゃないのが玉に瑕。。なんて贅沢なことを思いながらも、年長さんの娘を連れて行くにはベストな時期なんじゃないだろうかと思い、意を決して数年ぶりの東京に出向く覚悟を決めた。

久しぶりの東京は、、やはり臭かった
都会は臭いものだから仕方ない。
しかし、大阪の臭さとはまた違う臭さがある。
東と西では体臭すらも違うのか
東京臭さを感じて、我がもの顔で歩くネズミを見て、
あぁこれだったな、東京って。

子連れで飛行機に乗り、福岡から東京に移動したら体感は半日以上潰れるイメージ。次の日からメインのディズニーを堪能するには早く寝なければならないし。
そんなわけで、せっかくの東京ナイトを楽しみたかったけれど、サクッとごはんを食べておとなしく寝た初日の夜だった。子どもが生まれる前には考えられなかった旅行スタイル。次の日に備えてみんなで早く寝るなんて、、おとなになったなぁ。

翌朝。
ディズニーシーへ向かった私たちが見たものは、噂に違わぬ長蛇の列
まじか・・・。
言葉を失うけれども、もう行くしかない。
手荷物検査の行列に並びながら、ネットでディズニー攻略法を調べて何度も読むがなんだかよくわからない。複雑すぎる。なんなんだ。なんでファストパスも無くなってるんだ。それでプレミアアクセスってなんだよ。スタンバイパスもあるんか。頭がこんがらがる。

私たちが入場する前にアナウンスがあり、ファンタジースプリングスへ入場する道は絶たれた
こんなことがあっていいのか・・・!

入場してからも人が多すぎてとにかく焦る。
全部スマホで優先パス取るシステムもどうかと思う
多くの人はスマホばかり見ていて、夢の国にいることを忘れているようだ
そしてこの国のルールを知らないで足を踏み入れた私たちは敗者のように思えてくる瞬間さえある。

多少の敗北感を抱えながらも、娘を楽しませようと策を練る親。
おみやげショップが現れるたびに「これ買って!」攻撃を繰り広げる娘。

わかっちゃいたけど、めちゃくちゃ疲れる。
特にシーは歩く距離が長く感じる

長い一日も終盤に差し掛かった頃、有料のプレミアアクセスで取ってあったソアリンに乗りに行った。
ふつうに列に並んだら3時間超え。この時間はお金で買うほうがいい。

初めて乗るソアリン
ネットで前情報を調べても、友人に勧められても、いまいち何がいいのかわからなかった。6歳児が楽しめるのかも。
しかしとても人気なのは待ち時間を見ても一目瞭然。


半信半疑で、でも期待して乗ったソアリンは・・・

わぁぁ!最高!映像の技術もここまできたのか!
今までとは一線を画す出来栄え!
一日の疲れが吹き飛んだ。
すごいじゃん。

人混みへの我慢とパスを取る苦労の後に一瞬のファンタジーの極み。
どうして快楽はいつも一瞬なんだろう。

システムや混み具合にブーブー文句を言いながら、なんだかんだ楽しめた初日が終わり、次の日はついにディズニーランド。
えーっと、、20年ぶり?

・・・to be continued


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アリー|旅するライター
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