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猫と夕陽の瀬長島 ウミカジテラス|博多幸福論#061

斎場御嶽からホテルへの帰り道、まだ夜まで少し時間があったので瀬長島に寄ってみることにした。
駐車場に着くと車の上や道端にネコさんたちがちらほらいる。

大の動物好きな娘は大興奮!
「触りたい!かわいい!触りたい!」

ウミカジテラスの手前でお昼寝してた猫にそっと近づいて行く娘。
「かわいい・・・」と目をハートにしながら、ずっとそこを動かない。

暑いのよ。
それにウミカジテラスを見たいのよ。
展望台から水平線に落ちていく夕陽を眺めたいのよ。

「お願いだから一回あっちに行こう!!」
100回目ぐらいのお願いで娘はやっと動いてくれた。
「あとで絶対に猫の元に戻ってくる」という条件付きで。

ウミカジテラスの階段を降りていくと、まだまだ猫がたくさんいた。
娘も大興奮で近づいていったが、ニャーニャーシャーシャーいって逃げる猫が多くてあまり戯れられなかった様子。
「さっきのネコちゃんのところに行きたい・・・」
景色よりもジュースよりも猫!
うちの娘は獣医さんか何かになったらいいんじゃないかと思う。

一つひとつのお店がオシャレでかわいくて全部写真におさめたいぐらいだった。が、西日が直撃してきて暑さから回避できる場所がなく、急な階段では娘と手をつないでいる状態では、スマホをバッグから取り出してパシャリと写真一枚撮るのも一苦労。

猫の元へ戻りたい娘を必死に説得してやっと水分補給。
「ハンモックに乗りたいでしょう?ほらほら!ここでちょっと休憩しよう!」

リゾート価格なビールとパインジュースを買って、外のハンモックに娘を乗せて、日傘を貸して・・・。
わ、、私の日陰はどこ・・・。

完全に間違えた。店内の席にするべきだった。
ビールもジュースもどんどん汗かいてぬるくなっていく。
ものの数分でハンモック休憩を諦め、店を後にした。

せっかくだから高台から夕陽を見たいと思っていたけれど、もうどんな夕陽を見ても感動できないぐらいこの太陽を回避することしか考えられない。

帰ろうか・・・。
結局お店をゆっくりと見ることもできずに退散。
ウミカジテラスに行くなら、夏を避けて、子どもを預けて、お小遣いをたくさん持って出かけたほうがいい。

一度ホテルに戻り、安定の島らっきょで乾杯!
涼しいお店の中でビール飲むのが一番や。

3人じゃ多いだろうから小さめの魚にしとくね、と言って出してもらったマース煮も完食したらかなり満腹。

そこへ、「サービスでーす」と置いていかれたお皿の上には、なんとマンゴーが!
このマンゴーがこれまた最高。
沖縄の自然の恵みをギュッと詰め込んだようにジューシーで甘い!

正直それほどマンゴー好きではない私も止まらない。
娘はこんなにおいしくてもマンゴーはあんまりみたい。
ラッキー!じゃもらうねー!とたくさんマンゴーを食べて、幸せな一日の締めくくりができました。

さぁ次の日もノープラン。
私たちはどこに行くのでしょうか。

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