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"Jazz The New Chapter 5" ディスクガイドのガイド -序-

柳樂光隆 監修『Jazz The New Chapter 5』(シンコー・ミュージック)に、<New Standards 2017-2018>というコーナーでの120枚のディスクの選盤、およびレビューの執筆で参加しました。

僕がレビューを書いたのは以下の作品について。プレイリストにまとめてみたら、梅雨時っぽい選曲になったのでこちらはBGMとしてどうぞ。

・Blue Note All Stars『Our Point Of View』
・Julian Lage『Modernlore』
・Matthew Stevens『Preverbal』
・Edward Simon『Sorrows and Triumphs』
・挾間美帆 & メトロポール・オーケストラ・ビッグバンド『ザ・モンク : ライヴ・アット・ビムハウス (Live)』
・Brian Blade & The Fellowship Band『Body And Shadow』
・Anat Cohen, Fred Hersch『Live in Healdsburg』
・Joshua Redman『Still Dreaming』
・Logan Richardson『Blues People』
・V.A.(Donny Mccaslin etc)『The Passion Of Charlie Parker』
・Walter Smith Ⅲ『TWIO』
・Will Vinson『It's Alright with Three』
・Ambrose Akinmusire『A Rift In Decorum: Live At The Village Vanguard』
・John Raymond『Joy Ride』
・Mark Guiliana Jazz Quartet『Jersey』
・Daniel Santiago, Pedro Martins『Simbiose』
・Mike Moreno『Three for Three』
・Sam Gendel『4444』
・Linda Oh『Walk Against Wind』
・Rebecca Martin & Guillermo Klein『Upstate』
・David Virelles『Gnosis』

さて、120枚のディスクを選んで21枚もレビューを書いたら、なんとなく今回取り上げた作品(=つまりは2017年から2018年の現在までの"ジャズ"と呼ばれる作品)に通底する"何か"がうっすらと浮かび上がってきた気がします。

それは本書の特集の一つ"What Is Jazz? feat. Americana, Classical Music etc." 現代の状況から遡って考える<ジャズって何?>とも深く結びつくことであるし、2017年がセロニアス・モンクの生誕100周年であった事とも関係あるだろうし、もちろん他のジャンルの動きとも連動している。

そんなことを、数回にわけてここに記していこうと思います。


本自体の企画や成り立ちについては、監修者の柳樂さんのnoteに詳しいのでまずはそちらを読みつつ、プレイリストをBGMに。


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Hikaru Hanaki
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