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もしAIR JAM2000でハイスタを目撃してなかったら、私はJ-POPを聴き続けていたかもしれない

こんにちは、ヒロシDEATHです。

みなさーん、ステイホーム楽しんでますか??
あー、もう飽きましたかー??
私は飽きました。

今日は39県で緊急自体宣言解除されたし、もう少しです頑張りましょー。

ただライブハウスの再開の見通しは立たず、また相変わらず音楽業界は苦しい立場に追い込まれてる。
ステイしてるばっかりではダメと、各アーティストや業界はいろいろ活動し始めてます。

最近目立つのが、ライブ配信やyoutubeへの動画配信。
その中でおっ、と思ったのがハイスタの動画配信。

先日、電撃的にサブスクへ音源を解禁したハイスタは、いろいろアクションされてます。
伝説のライブ、「AIR JAM2000」の動画も配信されてます。

このライブは、私の音楽観を根底から変えてくれたライブの一つ。

それまで主に聴いていた音楽は、邦楽のヘビーメタルと一時期流行ったビートロックというやつ。
前者はラウドネスやアースシェイカー、VOW WOWとかEZOなど。
後者はボウイやUP-BEATとか、あとなんだっけ。。。覚えてない。。。

なので正直いうと、AIR JAM2000行く気なかった。
偶然追加販売のが手に入って、勢い余ってチケット買ってしまって、気が進まない中千葉マリンに向かったのを覚えてる。

残念ながら無事会場に到着。

マリンスタジアムはまさに灼熱。
たぶんグランドレベルで40度超。死ぬ一歩手前な気温。

現在と違って、ハードコア・パンクのライブに来る人はやんちゃさんだらけ、上半身裸だらけ、絵や文字が書いてある人だらけ。
今みたいにからふるディッキーズ組は存在せず、カタギの人を探すのが難しいぐらいだったかも。

自分も場違い感が強くて、転換時間とかほんとつらかった。

知ってるバンドは、マッドカプセルマーケットとハイスタンダードのみ。
それなのに午前から来ちゃった。
夜まで見続けられるのかまじ不安だった。

灼熱の中、意地でライブ見続けてきたけど、会場の水は全部売り切れ。
生命の危険を感じ、泣く泣く海浜幕張駅まで水分を調達しに向かう。

1時間後、会場に戻ってきて見たのはまさに地獄絵図

ブラフマン(当時は今と違って三枚目要素ゼロ)が登場した時には、すでにグラウンドへの入場制限がかかっていて、バックネット前には数百人、いや千人以上の荒くれ者達がグラウンドに入れろと叫んでる。
「何これ、ものすごく怖いやん。。。」

曲が始まると、せきを切ったように数メートルあるバックネットをよじ登り、警備員を突き飛ばしグラウンドに降りていく。
まるで刑務所を脱走する囚人のように。何百人もが。(映画でしかみたことないけど。。。)
「あーもう嫌、怖すぎる。。。帰りたい」

その光景が怖すぎて、ハイスタ見ないで帰ろうとしたけど、ライブが進むにつれ、これはただの暴動ではなく熱狂的なライブだっていうことを理解し、ライブを楽しみ始めてた。(人間は慣れる動物です。)

トリ前のハスキンの歌声に涙して、いよいよハイスタの登場。

難波さんの「よっしゃこい!!」からステイゴールドが始まり、ボルテージ最高。
間奏で全員がジャンプするもんだから、千葉マリンの二階スタンドはほぼ震度6状態。(ブラフマンが怖すぎて二階へ避難)
まじスタンド崩れるんじゃないかと本気で思ったぐらい。。。

ライブが終わり放心状態で帰宅。

ライブに感動とかそーいう感覚ではなく、ただただ放心状態。
受けた衝撃が強すぎた。

なぜか翌日から、爆音じゃないと満足できない体になってしまってた。
とにかくこのライブ以降、自分の音楽観はガラッと変わってしまった。
自分にとって衝撃的なライブ。

あーあ。早く野外で、ホールで、ライブハウスで爆音が聴きてーな。


最後に、
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