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ある男の物語夢月=足裏には身体状況が反映

●ある男の物語夢月=足裏には身体状況が反映する
 
 その男は、4月下旬に5回目の初期肝臓ガンの手術を受けたが、アルコールも適当な時期から嗜み始め、順調な日々を送っている。だが、頭のモヤモヤ感からはなかなか抜け出せない、どうやら「足裏病」に罹ったようだ。言葉は浮かびメモを取れるが、文章として書き継げないでいる。
 
 その男は、十年以上身体ケアをしてもらっている方への現況報告をした。
<5月現在現在の身体的状況>
①歯肉の炎症はほぼなくなっている。義歯右上は安定、先日左下義歯の厚さを歯科医で調整したら噛むのが安定。口を大きく左右縦横に広げ、胸回りまで筋肉を感じている。
②首肩、背中の凝り張りは落ち着き、股関節周りは左右前後に均等化して、骨格と筋膜が安定化してきた。ただ、ゴルフスウィングのせいか分からぬが腰が痛くなる
③内臓系、胃腸はさほど変わらない状態で落ち着いている。痔の病での出血は殆ど無くなったが、腸内ガスが溜まると肛門筋が緩み、漏れやすい。
④血圧は120~80台で安定、時折、寝起きに脹脛の外側が攣るが、回数は少なくなっている。一番の課題は足裏、足指・母指球・踵の当たりのバランスが悪い、特に足裏にタコが出来やすくなっている。
 
 その男は6月初め、三田病院の整形外科、足の専門医の診断を受け、インソールを作ることにした。1週間で出来たものは「甲高」で、足裏の母指球から土踏まずの膨らみが大きく、足裏皮膚にきっちりと当たる。慣れるまで暫し試し履きしているが、2~3日で首肩や股関節、腰の歪みの違和感が収まったように感じている。
 
 そう言えば、今年のお神籤には「健康に注意」とあったが、まさに身体の健康に勤しむ日々が続いている。病気は定期健診による早期発見であり、かかりつけ医の存在が大きい。理解ある<医者>がおり、医療訴訟で<弁護士>を知り、確定申告時には優秀な<税理士>がいる。

 他に高齢者に必要なのは<介護士、行政書士>のなのだろうか。後は<坊主>だが、今の日本の魚と同様「生臭くて近づけない」とその男は思った。

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