花は有るが、華の無い話<ご飯&きな粉論法>
不都合な真実があるので、都合の悪い事実は認識しない、都合の良い解釈をする。
蔓延する会話の論理展開=論点をすりかえ、ごまかし、無視して、ねじ曲げる。
それは「ご飯論法」に始まった。
・朝ごはんを食べたが、ご飯ではない。
・名簿で推薦はしたが、招待はしていない。
・募っているが、募集していない。
・自粛責任はあるが、保証も補償もしない。
・2名で会ったが、二人で会っていない。
・責任は認めるが、責任は取らない。
・真摯に受け止めるが、真剣に対応しない。
・芸能人の「政治発言はダメ」と言わないが、「政権批判や現状に異議申立て」はダメ
・ファーストレディは公人だが、私の妻は私人であり、詩人のような存在である。
さらに、ご飯論法は「きな粉論法」に発展する。
「きな粉餅食べたでしょ?」「絶対食べてない」と言う。
「きな粉が口のまわりについているよ」と追及すると
「この口のまわりのきな粉については現在調査中」と答える。
トカゲのしっぽは黒い川に流され、メディアにはさらに脅しがかけられる。
そして、「黒川事件」は、<賭け麻雀とメディア取材>に収斂し、
<検事長任命責任の追及>から離れていく!
<閣議決定>はしたが、<検事総長>にはしなかった・・・・・。
またまた、<ご飯&きな粉論法>になってきた。
「従順な羊」となった日本の有力紙・放送、
政権核心部が関わる疑惑を、積極的に発掘できなくなっている。
官僚が欲する最大の欲求は、権力欲である。
色欲物欲金銭欲のような欲求よりも何よりも、出世と権力を求めるのが、官僚である。
つまり官僚とは、「民間人に権力を使って命令するのが快感」という人種なのだ。