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10月から仕様変更となるタウンワークについて解説します。

SimilarWebで調べたところ7月の訪問数が1,595万と、アルバイト求人メディアとしては訪問数最強のタウンワーク(全メディアだと、国内最強はIndeed)が、10月から仕様変更となります。掲載費用とかは変わりません。変わるのは、

・紙メディア版改変。全107版中60版を再編成し、30版減版。
・名古屋エリア価格変更
・高校生パック廃止
・タウンワークネットの仕様変更

この中で超重要なのは、タウンワークネットの仕様変更です。

ものすごく平たく言いますと、
「だいたい仕様がIndeed化する」
と言ってもいい程の仕様変更です。
おそらくですが、旧来の求人広告の原稿の書き方だと、
効果出ないと思います。

お客様向け説明パンフがあるのでここに掲示します。

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これ、何かといいますと、
<これまで>
タウンワーク上で効果UPをさせるために必要な検索軸設定。いままでは検索軸設定とおりに設定すれば、そのまま検索内容と完全一致した求人情報がでるという仕組みでした。
すごい乱暴な言い方をしますと、求人原稿のクオリティがアレなものでも、検索軸設定さえちゃんとやっておけば、検索された際にちゃんと表示されますよっていう仕様でした。
<これから>
今回の仕様変更に関しては、「求職者側が本当に求めているであろう求人情報を優先的に出していく」「データ解析により、より応募可能性が高い求人情報を優先的に出していく」という仕様になったところが非常に大きい変化となります。駅検索時にその場所から半径何キロで検索という事ができるようになった事で、
「あれ、これIndeedの仕様そのものだ!」と個人的に思いました。


ここからは僕の個人的な予測です。
データ解析技術を加えてより「質の高い応募者を最大限増やしていく」という事が今回の仕様変更の最大の目的という事になる場合、データ解析技術の事を考えると、「より求職者の細かなニーズに添える、求職者に選ばれる為の求人原稿をSEO的な観点も含めた考え方で原稿制作しないと、効果が上がらない」という事になります。
このデータ解析技術が何なのかという所ですが、タウンワークの利用規約に第5条 統計情報・属性情報の集計および利用という項目があり、モジュール提供者の情報が書いてあるので、おそらくそのままこの技術を使っていくんだろうと思います。仕様に関しては全く分かりませんが、おそらくユーザーの検索状況やサイト閲覧状況や位置情報などのビッグデータを拾って自動解析して、求めているである求人情報を出していくという流れになるかと思うので、そこに適切に引っかけていくためには、通常の求人情報(いわゆる時給月給や条件)だけでなく、どう働くのか?何をするのか?適切な職種名かというところを考える必要があります。

結局のところ、話は簡単です。
求人情報の精緻化をきっちり行った上で、分かりやすい職名を書いて求人原稿を出すという、あたりまえの事をしていけばちゃんと効果が出るというのがポイントではないかと考えています。実際、Indeedでもこれを行う事で結果を出しているので、考え方自体は間違いではないと個人的には思っています。

仕様変更は10/4(月)からです。締切でいうと10/1(金)締切からですね。長期掲載プランや枠得を出している方は少し注意したほうがいいですね。

僕が直接携わっている案件に関しては、そもそも求人情報の精緻化が基本になっているので、対して影響ないです。むしろいい仕様変更になってよかったと思っています。

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