シリア・アサド独裁政権 首都ダマスカス陥落と聖書預言
アサド政権は54年を経て崩壊、追放された大統領は国外逃亡したと報道
シリア反政府組織はシリアにおける「新時代」の始まりを発表。「自由なシリア国民はバッシャール・アル・アサドを打倒した。」
シリア反政府勢力は昨夜(土曜から日曜の間)、ダマスカスに入城し、「ダマスカスは今やアサド政権から解放された」と発表した。シリア軍将校はロイター通信に対し、シリア軍が将校らに政権崩壊について報告したと語った。
反政府勢力筋はアルジャジーラに対し、軍の将校と兵士が国防省の建物とシリア参謀本部から撤退したと語った。シリアの上級将校2人はロイター通信に対し、バッシャール・アル・アサド大統領がダマスカスを出発し、目的地は不明であると語った。
反政府勢力がダマスカスのラジオ・テレビ局ビルを占拠したことも記録されている。ソーシャルメディアに投稿された映像には、首都の中央広場に祝賀のために集まった数千人の市民の姿が映っている。
さらに、反政府勢力が到着すると、首都近郊にあるアサド大統領の悪名高い恐怖の監獄、サイドナヤ刑務所から囚人が釈放される様子も見られた。
反政府勢力は、シーア派地区で親イラン民兵の拠点であるアル・サイイダ・ザイナブ地区に到達したと報じられた。シリア反政府勢力筋の報告によると、シリア政権軍はダマスカス国際空港から撤退を開始しており、空港を警備していた軍関係者は首都への撤退を指示されたという。
反政府勢力幹部ハッサン・アブド・アル・ラニ氏は、シリア東部のデリゾールに向けて軍が進撃を開始し、同地域の政権軍数百人が反政府勢力に投降したと発表した。
この地域には、最近の情勢の進展の中でこの地域を制圧したクルド人勢力であるシリア民主軍(DSF)が駐留している。
シリア政権のモハメド・ラジ・アル・ジャラリ首相は、自身が録画したビデオの中で、シリア国内の自宅に留まっており、国外には出ていないと述べた。同首相は、国民が選ぶいかなる指導者とも協力し、円滑に権限を移譲する用意があると付け加えた。
反政府勢力の先鋒を務める組織のリーダー、アフマド・アル・シャラー(通称アブ・モハメド・アル・ジョラニ)は声明を発表し、ダマスカスのすべての武装グループに対し、権限が正式に移譲されるまでは前首相の支配下にある公的機関への接近を控えるよう求めた。また、祝賀の銃撃も禁止した。
2024年12月7日 ニュース速報 by アミール・ツァルファティ
バッシャール・アサドの飛行機がレーダーから消えた!
イザヤ書 17
ダマスコとエフライムの運命
1ダマスコについての託宣。
「見よ、ダマスコは都の面影を失い
瓦礫の山となる。
2アロエルの町々は見捨てられ
家畜の群れが伏し、脅かすものもない。
3エフライムからは砦が
ダマスコからは王権が絶える。
アラムに残るものは
イスラエルの人々の栄光のようになる」と
万軍の主は言われる。
4「その日が来れば、ヤコブの力は弱まり
その肥えた肉はやせ衰える。
5刈り入れる者の集めた立ち枯れの穂
その腕に集めた落ち穂
レファイムの谷で拾った落ち穂のようになる。
6摘み残りしかないのに
オリーブの木を打つようなものだ。
梢の方に二つ三つの実
豊かに実っている枝でも、四つ五つ」と
イスラエルの神、主は言われる。
7その日には、人は造り主を仰ぎ、その目をイスラエルの聖なる方に注ぐ。 8もはや、自分の手が作り、自分の指が作った祭壇を仰ぐことなく、アシェラの柱や香炉台を見ようとはしない。
9その日には、彼らの砦の町々は、イスラエルの人々によって見捨てられた木の枝や梢のように、捨てられて廃虚となる。