恐竜について聖書は、何と語っているか?
聖書には、なんで恐竜について書かれていないのか?
やっぱり聖書は、ユダヤ人の創作物語じゃないの?
聖書には、恐竜の存在を示す記述があります。
創世記 1:30 口語訳
また地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。
「洪水後の世界」~恐竜はどうなったの?~ 2022年10月23日 特別公開分 安井 亨
世界的に数多くの恐竜の化石が発見されています。そして化石になるには酸素が遮断された環境でなければ朽ち果て化石とはなりません。また一般的に恐竜は6.500万年前に絶滅したと考えられています。 この講演会では、創造科学のエキスパート安井亨氏をお招きして、事実に基づく証拠を示しつつ、洪水後の世界について恐竜はどうなったのか?を検証いたします。
ヘブル語の「ベヘモット」という言葉は、恐竜である可能性が高いです。この言葉は、旧約聖書のヨブ記40章15節に出てきます。それを、新改訳聖書は「河馬」と訳しています。ところが、新共同訳聖書は「ベヘモット」と訳しています。つまり、日本語にはできないので、音で表記しているわけです。
ヨブ40:15~24
15 さあ、河馬を見よ。これはあなたと並べてわたしが造ったもの。牛のように草をはむ。
16 見よ。その力は腰にあり、その強さは腹の筋にある。
17 尾は杉の木のように垂れ下がり、ももの筋は絡み合っている。
18 骨は青銅の管、肋骨は鉄の棒のようだ。
19 これは神の作品の第一のもの、これを造った者が、その剣でこれに近づく。
20 山々はこの獣のために産物をもたらし、野の獣もみなそこで戯れる。
21 蓮の下にそれは横たわる。葦の茂み、沼地の中で。
22 蓮はこれをその陰でおおい、川の柳はこれを囲む。
23 たとえ川があふれても、慌てない。ヨルダン川が口に注ぎ込んでも、動じない。
24 その目をつかんで、これを捕らえられるか。罠にかけて、その鼻を突き通せるか。
ヨブ記は、イスラエル民族の父祖であるアブラハム(紀元前2千年頃)と同時代に生きたヨブを中心に展開する書です。
この箇所は、神が「河馬(カバ)」を例に取り上げて、すべてを知ったようにふるまうヨブを神が叱責する場面です。ただ、この箇所を読むと、どうもカバの説明にしてはおかしな点があります。17節には「尾は杉の木のように垂れ下がり」とありますが、カバの尾は杉の木のような立派なものではありません。
「河馬」と訳されている言葉は、原語のヘブル語では「ベヘモット」です。ヘブル語辞書の「Brown-Driver-Briggs(BDB)」では、ベヘモットを次のように定義しています。
BDBは、ベヘモットの第一の意味を「おそらく絶滅した恐竜」としています。BDBはブラキオサウルスなどの草食の恐竜を例に挙げていますが、そう考えるとこの箇所の描写と合います。ブラキオサウルスは体長約25mで、数十トンという体重を支える体の「骨は青銅の管、肋骨は鉄の棒のようだ」と言われている。
なぜ聖書にダイナソー恐竜の記述がないの?
1611年KJB訳 聖書(英語完)
1841年にダイナソーという言葉が発明された。
イザヤ40-20
野の獣はわたしをあがめ、ジャッカル山犬(KJB:Doragons)および、だちょうもわたしをあがめる。わたしが荒野に水をいだし、さばくに川を流れさせて、わたしの選んだ民に飲ませるからだ。
Doragonをヘブル語でTANNIYN
ヘブル語で「タニン(複数形はタニイム)」という言葉があります。この言葉は、旧約聖書に23回出てきます。それが日本語に訳されると、「海の巨獣」、「蛇」、「竜」などとなります。これらはすべて、「タニン」という言葉の訳語です。タニンは、海にも陸にもいる巨獣です。巨獣とは、ダイナソー、恐竜のこと。
エレミヤ書16-6
野ろばは裸の丘に立ち、のどの渇いたジャッカル山犬(KJB:Doragons)のように肩で息をする。目を大きく開けて草を探し求めるが、一本の草も見つからない。」
日本語聖書は、Doragonsを現在知られている動物に変えられている。Doragonsをジャッカル山犬と訳している。
いずれにしましても、タニイムやベヘモットという言葉が、恐竜を指している可能性は高い。