iPhoneは型落ちより新機種を買うべき理由
多くの人が標題の悩みを持っているであろう。そもそも、なぜ人は型落ちを選ぼうとするのか。それは、”安い”からである。ここで主張したいのは、それは本当に安いのか?ということ。その答えに行きつけば、自ずと標題の理由も明確となる。
議論を簡略化するため、販売価格の実例を挙げて以下の比較を行う(記事執筆時のApple 販売価格より)。
iPhone 13 (128GB) は 98,800円。iPhone 12 (128GB) は 92,800円。iPhone 11 (128 GB) は 67,800円。モデル前後の差分 6,000円及び25,000円が購入時に型落ちにより得られる価値となる。iPhone 13 mini vs. 12 mini での比較であれば 11,000円となり、ストレージ容量に依らない(なお、iPhone 12 Pro は Apple での販売が終了したため、計算しない)。
一方で、下取り価格を以下の実例で見てみる(記事執筆時の au 下取り価格より)。
iPhone 12 (128 GB) は 44,000円。iPhone 11 (128 GB) は 27,500円。その差分 16,500 円が下取り時に新機種により得られる価値となる。
すなわち、型落ちを購入して得られる実際の価値は 8,500円 ( = 25,000 - 16,500円) 程度となる。
もちろん、新機種の方が値崩れの傾きは大きいことや販売当初の値段がバージョンにより異なるなど、考慮すべき点は多々あり、一概には言えないが、購入時の費用だけで型落ちを買うべきかどうかを考えるべきではないということは伝わったのではないだろうか。なおさら、iPhone 13 vs. 12 では。
今回、私はサイズ変更を目的に iPhone を購入する予定だが、数年間使うことを考えると、1万円程度多く払ってでも新機種でその数年間を気持ちよく生活したい(機会損失を考慮)と考える。
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