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組織開発は対話から。対話には「翻訳機」が必要。
先日とあるかたと打ち合わせの機会をいただきました。
その方はまだ2回しかお話ししたことはなかったんですが
会議の中で注目するポイントが一緒だったり
目の前で起こったことに対しての解釈が一緒だったり
自分と似ているな〜!と勝手に親近感をいだいておりました(笑)
とあるかたとは。。。野尻浩美さん
そのとあるかたとは
株式会社プロタゴワークスの野尻浩美さんです✨
お話しする機会をいただいてわかったこと!
野尻さんのスゴさとは・・?
解析力
分析力
想像力
だから人と人との間に入って、関係を改善・好転させられるんだなーと。
この記事はそんな話です。
プロタゴワークスさんについては
野尻さんと一緒に組織開発に取り組んでいらっしゃる
赤根正太さんについても書かせていただきました。
よかったらご一読ください♪
↓↓↓
組織開発のプロって、、、すごい! 赤根正太さん
https://note.com/dikkanai/n/n8fa41e216103
現象を分解して構造や本質を明らかにする「解析力」
野尻さんとお話ししてまず感じたのは
相手が何を言っているのかを「本質」で瞬時に捉えられる高い「解析力」があるかただなーということ。
私の専門分野のニッチな話や、私個人が抱えている個人的で曖昧な悩み
みたいなものをありのまま話してしまって
「しまった。。。整理せずにありのまましゃべってしまったな…」
と反省してる途中で
なるほど。金井さんが仰りたいのはこういうことですよね?
〇〇な世界で言うと●●な部分、△△な世界で言うと▲▲な部分。
在り方が定まらないから、その先の枝葉となる行動が定まらない
ということだと理解したんですが合ってますか?
と返答いただいて。
…合ってます。合ってるを飛び越えてます。
ちゃんと言語化するとそうなるんですね、と。
金井さんてそう思ってたんだと。
もう何回も相談させてもらってたんでしたっけ?
一緒に働いてるんでしたっけ?
私の脳を覗いてもらったことあるんでしたっけ?
と思ってしまうぐらい的確で。
一瞬で話したいことの「コア」まで捉えられて
しかも話し手と認識を擦り合わせるために即座に適切な例え話まで用意できる。
すさまじい解析力だなと驚きました。
この凄まじさはきっと
膨大な「ひとの悩み」データベースを脳内にもっている
日常のあらゆるモノゴトを分解して「本質」別データベースを脳内にもっている
単語・文・文脈と話が進むごとに、都度「悩み」&「本質」データベースから近しい例を探している
しゃべり終わる頃には「近しい例」にあたりがついてるので、即座に返答&引用までできる
こんなバックグラウンドがあるんじゃないかと。
さらにその根底には
相手が「伝えたいこと」は何か
相手は何を「私に伝えたい」と思ってくれているのか
みたいなマインドがあるんじゃないかと。
相手が使っている単語そのもの、字面そのものというよりは
あえて単語1つ1つにフォーカスをあてるのではなくて、文・文脈で捉えてあげて
本質を理解してあげる。想いを整理整頓して言語化してあげる。
言語化して、それをプレゼントしてあげれば、野尻さん以外にも伝わるように話せますもんね。
話せるようになれば誤解が解けるかもしれない。自信が持てるかもしれない。
自分の想いをロスなく言葉にできるってとても嬉しいことです。
野尻さんには「高い解析力」と、その背景に「あたたかさ」を感じました。
対立や溝の根幹となっている原因を特定する「分析力」
次に「野尻さんすごい」と感じたのは対立とか溝とか、異なる2つのモノゴトに共通項を見出「分析力」の高さです。
同じ視線に立ってもらう、目線を合わせてもらうには
解析で得たそれぞれの「想い」を共有することが重要です。
解析してもらったことで自分の想いの「本質」を把握できている。
同じように対立構造になってしまっている相手の「本質」も言語化されて把握できている。
そしてこの2つの「本質」がどんな側面を持っているのか
歩み寄れるところ(共通項、最大公約数的な発想)
対をなすことで成り立っているモノゴト(両輪とか、静と動とか、表と裏とか)
立ち位置の違い(上中下、左中右とか)
これを見極める分析力がすごい高い方なんだなと感じました。
一人称同士の視点、1点と1点だけを持ち寄ると「あちらとこちら」「敵味方」「正解不正解」みたいに対立の構図に陥りやすいですよね。
そこに野尻さんが3点目(どちらの視点でもないけど、どちらの視点にも共通する部分がある)を加えてあげることで「対立」という構図は意外と解消できるんじゃないかと思いました。
そしてこの3点目を何にするか、は双方の視点に共通する部分があって
なおかつどちらの視点にも迎合しないものを据える必要がある。
この3点目を定めるチカラ、分析力が高いのが組織開発のプロならではの凄さ
ではないでしょうか。
発想に輪郭を与えて形式化する「創造力」
分析することで「想い」「共有、共通項」まで把握できて視点はすり合わせることができた。
次に出てくる課題は、それを具体的にどうやって解消していくか。
仕組みだったり、研修方針だったり、マインドをすり合わせる手法だったり
こういった「ツール」が必要になってきます。「道具」「手段」ですね。
やっぱりここにも野尻さんの凄さがありました!
適切な図解や説明文が載った体系化された膨大な資料があることもさることながら
どういう順序で
どういうレベルに合わせて
どうやって実践するのか
日々の業務や会議の中に落とし込んでもらうのか
という「手段」の設計や思想が素晴らしいんです。
言い換えれば、対象の組織・人に適した形になるように
道具を作ったり、作り替えられる。
いわば「手段を創造」できる能力にも長けているんだなと感じました。
「カルテ」とでもいいましょうか。
自転車に乗れるようになりたければ補助輪。荷台を持って走ってくれる人。
病気を治したかったら薬。ギブス。松葉づえ。リハビリ。
上のステップに上がりたかったらはしご。階段。ロープ。
みたいに、組織の目標に合わせて解決ツールを創造してくれる。
アイデアマンであり、デザイナーでもある。
そんなすごさを体感しました。
野尻さんは「オリジナル翻訳機」を「設計」するプロ
野尻さん、プロタゴワークスさんとのお話の中で一番考えさせられたのは
対話には、まず「翻訳」が必要なんだよという言葉。
日本語と日本語なら同じ言語なので翻訳は要らないんじゃ?とおもったんです。
でも違いました。
「翻訳」と表現された「本質」には、「同じ土台」にしてあげる必要があるということだったんです。
日本語で話していても異なる課題を同じ課題のように論じていたり、それぞれの解釈を事実のように論じていたり。
まず共通項を決めること。論点を明確にしてあげること。同じ枠組みに入れてあげること。
これを「翻訳」と表現されていたんです。
「野球」と「サッカー」についてそれぞれが話していたら、お二人は「スポーツ」「団体競技」について話されているんですよね?と共通項を提示してあげる。
「売上を上げなければならない」「業務を効率化しなければならない」という話なら、「会社を発展させたい」ということですよね?と。
日本語と英語でしゃべっていて、双方の言語が理解できないとしたら「対話」ができない。
2人が対話をスタートするためには、まずは日⇔英に言語を変換する「翻訳機」が必要。
ここまで語った野尻さんの能力、想いを振り返ると
まさしく**「オリジナル翻訳機」を「設計」するプロ**だなと。
日本語も英語も理解できて
その言語特有の言い回しや文法からその言語の本質がわかる
それを他方に伝えるためには、伝える先の本質の理解も必要
文字なのか音声なのか図解なのか…伝える方法も受取手に合わせて最適が変わる
日本語はわかる、英語はわかる、じゃダメなんです。対話にならないので。
単語はわかる、熟語はわからないじゃダメなんです。その表現を使った意図を理解できないので。
文字には起こせるけど発音はできない、口語では伝えられるけどドキュメント化できないじゃダメなんです。伝えただけで伝わっていないので。
双方が受け取って、伝わって、初めて対話なんです。
そして一度対話ができるようになったら、それを再現できる必要があります。
だから「翻訳」に留まらず「翻訳機」を作って組織単独で再現できる必要があるんです。
組織開発はまず対話から。
対話はまず翻訳から。
翻訳するために、まずは自分たちの言語を野尻さん、赤根さんにインプットしましょう。
作ってもらった翻訳機を活用して対話を始めましょう。
対話を通して組織開発を成し遂げましょう。
組織開発はオリジナル翻訳機制作のプロ、プロタゴワークスさんへ!
組織開発のお悩みは是非プロタゴワークス様へ!
『主人公づくり』を手助けしてくれて、「対話」で『挑戦』と『達成』をデザインしてくれる頼れる企業様です♪
https://note.com/dikkanai/n/n8fa41e216103