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スポーツを「ささえる」ということ 北海道マラソンボランティア体験記🏃
こんにちは!北海道庁スポーツ振興課です。
2024年8月25日(日)、北海道マラソン2024・はまなす車いすマラソン2024が開催されました🏃
皆さんは「北海道マラソン」、「はまなす車いすマラソン」をご存じですか?
札幌市民1年目の私は、なんとなく聞いたことがあるな~程度の知識で給水ボランティアに挑戦しました。
今回は、初挑戦した私の体験記をご紹介します。
○北海道マラソン・はまなす車いすマラソンとは・・・
北海道マラソンは、国内外のトップランナー、市民ランナー合わせて約2万人が札幌を駆け抜ける夏の一大スポーツイベントです🏃💨
1987年からスタートし、日本を代表する夏のフルマラソン大会へと成長しています。
詳しくは、北海道マラソン2024 ホームページをチェック↓
また、1990年からスタートした「はまなす車いすマラソン」は、2015年から北海道マラソンと合同開催しています。これまでにパラリンピックをはじめ、各種国際大会に多くの日本代表を輩出し、車いすランナーが目標とする日本有数の大会となっています。
もっと知りたい方は、はまなす車いすマラソン2024ホームページをご覧ください↓
スタートは札幌の中心部、札幌テレビ塔がある大通公園!
そこでは鈴木知事がスターターを務めました✨
ランナーの方々とハイタッチも交わし、皆さんの完走を応援しました📣
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○給水ボランティアとは・・・
よくマラソンを観戦したり、走ったりする方なら見慣れているはずの給水ボランティア。具体的にはどのようなことをするのでしょうか、、?
給水ボランティアは、コース沿道に設置する給水所で、ランナーに水などを提供する活動を行います。北海道マラソン2024では、2km地点から40.3km地点まで大きく分けて16カ所の給水地点が設置され、水のほか、スポーツドリンク、バナナ、ミニトマト、パン、塩分タブレットなど各地点で配る物が決まっています🍌🍅🍞
今回、給水活動に参加するため、北海道庁では、職員やその家族に参加を呼びかけて、104名のボランティア隊を結成しました👍
給水ボランティアはお揃いの青いTシャツと帽子で活動するので、一体感が生まれます🔵🔵
私は初めてだったので、あまりイメージがつかず、ドキドキとワクワクでした。事前に北海道マラソン事務局から給水ボランティア活動マニュアルが配布されたので、頭にたたき込んでいきました😆
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○1日の様子📒🕒
それでは、給水ボランティアの活動について、時間を追ってご紹介していきます💨
8:30 大通公園で最初のランナーがスタートしたのと同じ頃、私たちは33km地点(残り10kmでゴール、もう一踏ん張り🔥な場所です)に到着し、5グループに分散。
北海道庁の職員といっても、年齢も部署もバラバラで、はじめましての方々ばかりです。最初は皆さん緊張した様子で自己紹介をしてから準備にとりかかりました。テーブルのセッティングやゴミ箱を組み立て、「どこに設置したら、ランナーが捨てやすいかな~」、「どのくらいの間隔で置いたらいいかな~」と話し合いながら設置しましました。また、水を冷やしておくための大きい氷を、指定されている場所から運ぶなどの力仕事もありました💪昨年も参加していた経験者が率先して動いてくれたので、スムーズに準備も進められました。
9:00 おおまかな準備が完了!
水を早くにコップに汲むとぬるくなり、紙コップが柔らかくなってしまうので、いったん休憩しながらお話タイム。他の部署の方々とお話しする機会は少ないので貴重な機会でした✨
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9:30 トップランナーが往路を通過。
私たちの向かいの往路をトップランナーが駆け抜けていき、スピードの速さにびっくり😲
9:50 水汲み開始。
向かいの往路を市民ランナーたちが続々と通過。「後で行きまーす👋」や「早く水飲みたーい💦」と声を上げて走っていったので、復路側のこちらも「おいしい水を用意して待ってまーす😁👋」と応援しながら見守っていました。
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10:00~13:45 本格的に給水活動!
ランナーは想像を超える人数。それもそのはず、今年の大会で完走したのは15,160人😲途中でリタイアしたランナーもいるので、私たちは何と!約1万6千人のランナーに水を用意したことになりますね❗❗捌ききれるか不安でしたが、同グループの人たちと声を掛け合いながら活動できたのでクリア👌仮装しているランナーやハイタッチを求めてくれるランナー、みなさんとても楽しそうに走っていて、輝いて見えました✨
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13:55 片付け開始。
最終ランナーが給水地点を通過したのち、片付けを始めます。紙コップを拾ったり、テーブルを片付けたり、、。皆さん打ち解けていたので、円滑に片付けを進められました。
14:30 片付けも終わって、無事活動終了。
○活動を終えて
私自身、初めてのボランティア参加でしたが、ランナーの皆さんの対応に心が温かくなりました。長時間の走りで疲れているはずなのに「長時間おつかれさまです!ありがとうございます!」と私たちをねぎらってくれたり、「がんばりまーす👍」と声をかけてくれたり、手を振ってくれたり。スポーツは”する”だけではない楽しさもあることを身をもって経験でき、ボランティアに参加してよかったと思える活動になりました。
ランナーの皆さん、お疲れ様でした、そしてボランティアに参加してくれた北海道庁チームの皆さんもお疲れ様でした!
スポーツを”する”人を”ささえる”ボランティア。みなさんも挑戦してみてはいかがでしょう😃