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人に頼む時は、その人の状況や、タイミングをみなきゃいけないな

突然のできません、発言キター!

めちゃくちゃ向上心溢れる50代のパートのミカさん。提案をいっぱいしてくれるから、てっきりやるもんだと思って、ではその業務お願いしますね。と言ったら、しばらくして、できません!発言。

何じゃそれーー。

来客が多くて対応に追われているから、できません!だそうで。

なら、言わなかったらいいのにー、と思いながら。その業務は私がやることにしました。

で、昨年頑張りすぎて、円形脱毛症になったらしく、今も治ってないので、業務はセーブしてさせてもらいたいとのこと。

それは、大変。そのことを課長にもそれとなく伝えてほしいとの要望がありました。
しかも、それとなく伝えてほしいとのこと。

課長は、どうやらミカさんがよく働くので、それを期待しているようで、ハッパをかけたから、それを聞いて重荷に感じてるのかなと思いました。

が、ミカさんの要望が多すぎて、なんか疲れるし、自分勝手に思えて、なんかモヤモヤ。

モヤモヤの正体は???

ミカさんは、向上心溢れ、バイタリティもあるのですが、やりたいことがいっぱいあって、協力してほしい、こんなことや、あんなこと、いっぱいやりたい!!って言うから、どうぞどうぞと言っていたら、許容範囲を超えて、しんどくなって自滅してました。

いや、しんどかったら、やらんでええやん!
断ったらええやん!

って思うんですが、そうもいかないもんですかね。

モヤモヤの正体は、
言い出しっぺは最後まで責任持ってやれや!

もう、社会経験ながいんやから、自分が、どこまで出来るかわかってるやろ、それ考えてから、やる言えや!

という私の価値観から、出てきていました。

この経験から、思ったこと


ミカさんは、たしかに、疲れていました。週末に近くなってきていましたし、疲労困憊気味とは聞いていました。

が、そこを無視して、やっといてくださいと言ったのがやっぱり良くなかったなと。
頼んだ時の反応とかも、いつもより鈍かったのに、思わずスルーしてしまいました。
やっぱり、丁寧に見るって大事なんだなぁと改めて思いました。
その人の状態や状況をきちんとみて、お願いするタイミングを見はからう必要があるんだと学びました。

私は心理的安全性のある職場づくりを目指しています。今回、無理ですって正直に言ってくれたのは、ある意味ありがたいことですし、心理的安全性がある証拠だとも言えるのかもしれません。

心理的安全性のある職場づくりというのは、どんなことでもまずは受け止めるってことなんですよねー。
今回は、私も色んな感情がでてきて、受け止めきれない気持ちになりました。が、ぐっと堪えたんですが、今度は自分の気持ちをどうするか、だなと。
幸いにも、夫が話を聞いてくれたり、友人に話したりして、私も落ち着いてきました。

友人の言葉で、一つ心に残った事があります。

若い頃、やっぱり、なんでも言えて、やってみようっていう上司がいたから、仕事が楽しいって思えたし、成長できたと思うから、どんなことでも受け止めるってことはしんどいけど、心理的安全性のある職場ってすごくありがたいと思うよ

そっかー、そうだった。
私も、心理的安全性のある職場を目指したのは、なんでもまずは「いいですねっ!」て言ってくれる上司がいたから。
仕事が、本当楽しかった。たとえ提案したことが通らなかったとしても、まずは良いですねって言ってくれたことが、何よりも嬉しかった。やる気につながった。

これからも、受け止めるのしんどいことあるけれど、まずは提案してくれたこと、言いにくいことを言ってくれたことに対して、ありがとう!良いですね!っから始めよう。

もちろん、頼み事は、相手の状況を確認してから!

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