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PluginAlliance Black Box Analog Design HG-Q について

買ったわけでなんでもありません。
個人的な評価です。


HG-Q

HG-Q とは?

PluginAlliance のいちブランド Black Box Analog Design が出して来た EQ です。
私ここの出しているサチュレーター HG-2MS を非常気に入っており毎曲挿しています。
HG-Q ってどんなんだろうと気になって調べてみたのですが出てこず。
どうやら Phils Cascade 同様実機と同時開発したものらしいです。(とビデオ解説にありましたw)
EQとしてはサチュレーターの程度を調整できる機能がついています。
多分 4バンドEQ + HG-2MS みないな感じではないかと思います。
今回は いつも使っている Pro-Q + HG-2MS との比較で、HG-Q の使い勝手をドラムパートの3音ですがやっていこうかと思います。

上のキャプチャ以外に、CUT、BOOST を統合させた表示にしたりもできます。(上はもともと1つなのを別個に表示してただけです。)

CUT、BOOST 統合

さらにアナライザー?表示も消せます。

かなりコンパクト

Pro-Q 3 で作った音に HG-Q を合わせる

さてキックはこんなEQになっています。
4バンドでは足りないので LPF をオフにします(一番右のCutを無くす)

Pro-Q 3

1.HPFはオフ
2.100Hz以下はQ指定はシェルビングでブースト
3.200HzでQはやや狭めでカット
(LOWだけは別個に指定できるようです)
4.1.2kHz でQは狭くしてブースト
5.3.5kHz でQは狭くしてブースト
6.ATTは(多分アタックだと思いますが)1

こんな感じ

大体音は同じになりました。

元の Pro-Q 3 に HG-2 かけて、その音に HG-Q を近づける

こんな感じでかけてみます。
音が太くなりました。

なんとなく太くなった感じ

で、この音に HG-Q を合わせていきます。
1.2.3.のSATをオンにしたりオフにしたり調整しながら。
以下のようにLOWだけかけた感じになりました。

SAT

ドラムキットで試してみる

同様なことをスネアとハイハットでやってみようと思いましたが、すでにサンプルの音が割と出来上がっていたので、EQ して軽くサチュレータを掛けてみました。

スネア Pro-Q 3
スネア HG-Q
ハイハット Pro-Q 3
ハイハット HG-Q

音源はこちら・・・余計な隙間が空いてしまっていますが・・・

感想

十分使えますというか、すごく欲しいです。
Pro-Q と HG-2(HG-2MS)の代わりにもなりますし、私のようにPro-Qのアナライザーないと何もできない者よりも、使い方をわかってる方なら簡単に使いこなせると思います。
サチュレートのオンオフが楽にできるのが非常に気に入りました。

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