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PreAMP について
"プリアンプって音量増加させるだけのもんじゃね?
と無視を続けてたのですが、先日 Model N Channel のデモを見てびっくり、音がすんごい変わってるじゃないですか?
ということでプリアンプを紹介します。
手持ちにあるだけですが・・・
PreAMPの役割
元々のプリアンプの役割は、大抵マイクの入力が小さいのでそれを持ち上げてやることにことにあります。
多分あなたのオーディオインタフェイスにも 48V とかって付いてるでしょう。
そこをボタンなどのスイッチで有効になる回路で動いてるのがプリアンプです。
※因みに筆者は押して録音したことさえないです。そういう知識だけで語っています。
比較対象
比較するのは
IK Multimedia TR5 EQ-73、EQ-81、EQ-PA、EQ-PB、EQ-PG
BoostEQ Model N Channel
NoiseAsh Need 73 Channel
Analog Obsession BritPre、ReLife
Belles Ondes EQ1979
Klevgrand FreeAMP
比較すると言っても最大音量を出して、それを聞いて終わりです。
マイクとラインと2種類あるものも多くあり、マイクの方がより効き目がはっきりするようです。
サンプル音声
サンプル音声はこちらです。
ボーカル音声のサンプルが入っています。
それから各種プリアンプを通したものがあります。
各ツマミはプリアンプで最大音量?方向にまわしていますが、大抵のプリアンプは2段3段式になっており、-10~0 は 何もしない、0~+10はちょっと掛ける、+10~+20はかなり掛けるというような感じになって居ることが多いそうです。
さてどうだったでしょうか?
※Channel Strip はEQなどをオフにしてるつもりです。
IK Multimedia TR5 EQ-73、EQ-81、EQ-PA、EQ-PB、EQ-PG
![](https://assets.st-note.com/img/1712887161462-CjkQw1oBv3.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712887188063-G68oDw2rLT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712887325580-BXSOZtPJDz.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712887395074-G6N3nPBhPX.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712887410096-6DXW1QChfQ.jpg?width=1200)
73が特にそうなのですがシャウト系にとても合いそうです。
同じロジックを使っているのかどうかはわかりませんが(多分メーカーが違うので別のロジックにしてるはず)、その次にPG、PA、PB(73と同じ程度?)と来て81という感じがします。
PreAMPに直接関係ありそうなところを触っているだけなので、わかりませんが。
BoostEQ Model N Channel
![](https://assets.st-note.com/img/1712887439941-imkxNSyTyu.jpg?width=1200)
めちゃ派手に掛かってますね。
リヴァーブも掛かってる感じあります。
NoiseAsh Need 73 Channel
![](https://assets.st-note.com/img/1712887479800-eZQ8zszgux.jpg?width=1200)
スイッチ、パラメータがよくわからなかったのですが、それなりにしてみました。
やや薄く掛かっています。
Analog Obsession BritPre、ReLife
![](https://assets.st-note.com/img/1712890115537-AZPjjG1ZXh.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1712890131752-5lBtpMY4Ls.jpg?width=1200)
BritPre はいまいちピンと来ない感じですが、ReFile の方はバッチリ決まってる感じです。
Belles Ondes EQ1979
![](https://assets.st-note.com/img/1712890118370-rLjoiEmYzK.jpg?width=1200)
全然知らないメーカだったのですが、かなりいい感じです。
Klevgrand FreeAMP
![](https://assets.st-note.com/img/1712890287626-ZjchOjqUvg.jpg)
これも筆者お気に入りのメーカから出ているフリーアンプです。
こんなに良かったのか。
総評
人気のEQ-73ですがここまでやるとやり過ぎ感がありますが、メタルのシャウトっぽいところでは大活躍しそうです。
筆者も「脱いで詫びろ」のサビ部分で活用させていただきました。
最大レンジまで回すことはあまりないと思うので、EQ-73で決まりかなと思いますが、EQは要らないよ、という方には BritPre なんかいいでしょう(あれ?PreAmpのみのモデル一個しかなかった)。
おとなしめの EQ-81、FreeAMP なんか使い勝手も良さそうです。
沢山欲しい方には Need 73、Model N Channel をおすすめしておきます。
終わりに
こうしてみると全部去年手に入れたものばかりで驚きます。
いままでただのアンプだと思っていたので、その驚きも倍増です。
筆者の作風的にあんまり、それとわかる使い方をすることは無いと思いますが、なくてはならないものです。