うんうん それもまたエンジニアリングだね
伝えたいこと:すべてはエンジニアリングなのです。
最近そんなことをよく考えるので文章にまとめます。
この記事は「misskey.dev ユーザー Advent Calendar 2024」の3日目の記事です。
地域コミュニティ立ち上げ、得た学び
私は東葛.devという千葉県北西部を中心とした地域エンジニアのコミュニティを立ち上げました。
どんなことをやっているかは次のブログをご参照ください。
このコミュニティは特定技術にフィーチャーした会ではないため、多種多様なバックグラウンドを持つエンジニアが集まります。
バックエンド、フロントエンド、ノーコードツール、マネージャー、新卒など経歴も業種もさまざまです。
そのようなメンバーの中で話していくので一見すると自分のエンジニアリングに繋がらないような話題も出てきます。
例えば11/30に実施したオフライン交流会では編み物の話などです。そこから初学者に教えるときの心構えやバランス感覚の話に発展していき、実際にはとてもエンジニアリングにつながる話題になりました。
エンジニアリングマネージャーの職務領域から見るエンジニアリング
話は変わり、私は普段エンジニアリングマネージャーという立ち位置で仕事をしています。
エンジニアリングマネージャーにどのような職務領域があるかは組織によって異なりますが、所属会社では概ね次に挙げるブログの強めEM定義の領域すべてを任されています。
長期的なプロダクトの成長と短期的なプロジェクトの完了。そしてプロダクト/プロジェクトに横断する技術領域や人事領域の課題が対象となります。
つまるところ開発に関係しそうなものすべてがマネジメント対象です。(もちろん権限の委譲を行い、実働としてすべてを賄うことはしませんが)
特にピープルマネジメントの領域を考えると多様な考え方や知識を得ることは非常に価値があります。
会社で働くチームメンバーもやはり様々なバックグラウンドがあり、個々に別々の価値観を持っています。
そのような中で「マネジメント」をするためには互いを尊重し、一定の理解が必要となります。一定の理解のためには日常から多くの人と接し、多くの経験を得ていったほうが有利だと考えます。
そして人に寄り添うことはチームがうまく回るために役立つと考えれば「うんうん それもまたエンジニアリングだね」となるわけです。
ネットミームになってしまった「それもまたアイカツだね」
「うんうん それもまたアイカツだね」という言葉は現在のインターネットでは次のような意味で使われます。
相手の話をきちんと聞いて内容をくみ取り肯定しているように見せながら、実際はまるで無視して自分勝手な意見や感想、思い込みを一方的に押し付けるような 煽り の シチュエーション で使われる言葉です。
本編での実際の意味としては、「どんなことでもアイドル活動(アイカツ)に繋がる、勉強になる」というようなニュアンスです。
表面的にはエンジニアリングに関係ないことでも知識を増やしていくことは結果として、エンジニアリングにも役に立つかもしれません。
というわけで来年もまた、いろんなことに挑戦していきたいと思います。