高専カンファレンスin北海道に参加してきたよという話
本日8/17高専カンファレンスin北海道に参加してきました。
北海道に来るのが約25年ぶりです。物心着く前に一度行ったきりで土地勘なし。ついでに金曜日に名古屋から飛んできましたが、台風と進路が同じだったのではらはらしながらの道中でした。
実は、このカンファレンスで発表を応募していたのですが、倍率が高かったのか、あえなく落選。聴く専で今日は参加させてもらいました(飛び込みLT用にスライド作っておけよという話ですが)。ただネタが発表に耐えうるかどうか微妙なところだったので、落ちてよかったと思います。次話す機会あればそれまでには洗練されたネタに仕上げておきたいです。
以前どこかのカンファでブログに書き上げるまでが高専カンファだと教えられたので発表に関して簡潔に。
君たちの可能性を伝える(株式会社VOYAGE GROUP様)
キャリアプランの話かなぁと思っていましたが、趣向を変えて技術よりの話に。自分の業務でデータ分析やってて、大規模なデータを軽めに処理したいので、扱うデータ一旦RDBに入れておかなきゃと思いつつ面倒くさがってしまって、でかいCSVファイルで処理しがちな己を反省。きっちりDBたてて、performance意識したSQL書いて処理できるよう精進します。
ミリシタかけ算論争に終止符を打つ(かぶさん)
アイマス領域に自然言語処理が絡んでくるとは思わなかった。カップリング戦争の一つ集結させる手法となるか。指標とかでまた論争おきそう。とはいえ自分の好きな領域に技術を絡められたいい例。余談ですが、自分は青学OBの下田Pで七尾百合子を知りました。
アイドルプロデュースでエンジニアとしての成長を超加速させた話(にしこりさぶろ〜さん)
今まで何回かカンファ参加しましたが、聴いてて一番グッときた(少し泣きそうになった)発表でした。アイドルとエンジニアがこんなにも親和性があるとは思わなかった。自分もアニデレ放送時は院でメンタルやられてたのでアニデレ見て励まされてたところもあったので余計に。社内業務で研鑽詰みつつ、社外に出て己を知る、アウトプット出す、エンジニアとして理想の形取れてるなぁと。自分も外部の勉強会にはたまに行くんですが、そこで得た内容を吐き出せてないので、少しずつ見習ってアウトプットできるよう精進していきたい。あと余談ですが、ミステリアスアイズ映ってて担当がどちらなのか気になりました。
マインクラフトカップ2019のコーチをして感じたこと、得たこと(龍馬さん)
塾講でバイトしていたときは、自分より一回り下の子達と触れ合う機会が多かったので子どもたちから出てくる発想てほんとすごい。大人の別次元をいく発想がでてきて侮れないです。あと子どもたちがMTGを経るごとに成長していく姿が見られて感動。大人onlyのMTGではみんな成長が見られないのはなんでだろう。
平成元年度に卒業した高専生が令和元年の高専生に伝えたいこと(みやざきさとるさん)
発表していただいた内容はほんま社会人にとっての基礎の基礎。学生のうちはよくわからないかもしれない(多分自分が学生時代にきいてたら実感わかないかもしれない)けど、社会人になったらよくわかります。言った言わないで口論しないためにテキストや写真で証拠残す、特段エンジニアは学び続けるのは学生のうちからでも癖づけておいた方がいいかも。あと最後の新しいその時代にあったやり方を身につけてほしいところはやりやすい自分のベース、型みたいなのがあって、そこから他人から見聞きしたことでいいもの、その時代にあったものを全部でも一部でもいいので取り入れることで新しいやり方を身につけていけるのかなと聴いてて思いました。
「高専生にお金ばら撒きおじさん」の苦悩(りゅーかんさん)
高専生の実力に対して評価が見合っていないのは弊社でもひしひし感じるところ。初任給が大卒と同等扱いの会社もあると聞きますが。実装とか手を動かして何かやるのは大卒、院卒より高専卒の方が圧倒的にサイクルはやいので評価と挑戦する高専生ようの土壌づくり大事。うちの会社でもどこまでできるかな。。。(とりあえず高専卒を研究部門に引っ張るところまでは自力わからんけど意見は出してそうなった)
僕の考えた最強のIoTシステム(はいばらさん)
世の中このご時世、IoTだIoTだ言うてるけど、セキュリティのところまで面倒見れていないのかなと(自分もセンサで取ってきたデータ分析してますけどそっちで手一杯でセキュリティのところまで目がくばれていない、本当はやらなあかんのやけど)。ラズパイだと高々センサデータとってこねこねするには大げさすぎる感はしてたんですが、600円ちょいで構築できる方法あるのね。勉強になります。
Dockerを使ってみよう(さたけさん)
以前、別の研修でDocker触る機会あってあー業務にも適用してみたいと思ってはいたんですが、知らない新人に教育する工数考えて挫折した経験あり。コンセプトや使えると非常に便利やし、今回の発表でええ復習になりました。
20年前の私へ(木原卓也さん)
学生さんには今やってることがどうこの先の人生に繋がっていくかがよくわかる、ものすごく分かり易い発表やったと思います。時系列とスキルセットと実際のお仕事にどう活かされてるかがしっかり整理されてたと思います。自分もちょこちょこ外部の勉強会いってるので研修で面倒見ている子たちに研修展開しなければと少し焦りも覚える発表でした。
ネットワークを構築する話(すとんりばーさん)
機材が多いなと最初会場入って思ったのですが、こういうご苦労ゆえやったとは。。。お疲れさまです。インターネット環境が少し時代遅れなのはああいった公共施設あるあるなんでしょうか。。。
函館高専ロボコン部の紹介(けすのんさん)
すいません、スライドに気を取られてしまい肝心のタイトルメモるの忘れてしまいました。。。うちの高専でもあったことなんですが、ロボコンの戦績が変わる理由ってやはり人なんでしょうか。自分は所属していませんでしたが、母校ロボコン部も新しい先生(企業出身)の人が面倒見始めてからはスケジュール余裕持たせたものに変えることで確か成績よくなったはずなのでもちろん技術よくわかる、回路組める、実装力高い部員加入もあるとは思うのですが、どうなんでしょうかね。あとスライドが暴れてた原因は発表前にスライドをエンターキー連打して確認した後、パワポのスライドのなんかの設定外し忘れてたからかもしれないですね。自分が高専のときの卒研発表本番でそれやらかして人が何人かおったんでそれ思い出しました。
最強のOS(あわあわくんさん)
windowsがOSその他にまとめられてたのには笑ってしまいました笑 chrome book、買おうとおもいつつ他と比較したときの強みってなんなんやろうと思ってしまったのですが、なんとなく、なんとなくchrome osの強みがわかったような気がします。
(一旦)エンジニアを辞めてみた話(朴将軍さん)
まず、体調良くなっているとは思いますが、お身体お大事になさってください。モチベーションを見出せない仕事ほど辛いものはないですよね(最近自分もそうなってきてる節あり)。新卒ガシャ良く考えて回さないといけないのは重要で仮にミスってしまうとメンタルと年月削り取られるので慎重に。
北海道は速攻でつよつよを誕生させられるんだ(tomio2480)さん
最後にすごい方がいらっしゃったなというのが最初の感想笑。ミスってもいいからやるというのはまさにその通りなんですよねただビビってしまうのでそことどう折り合いつけられるかなんかなと。地元で勉強会か。。。三重はどれくらい開催されているのだろうか。。。
今回、参加者も去ることながら登壇数もすごかったですね。運営の皆さまお疲れ様でした。登壇聴いてて、自分を今一度見つめ直さねばならないなと痛感させられる良い機会になりました。北海道、実のところ旅行半分で来たのですが、すごく厚みを持たせられる道中旅行にこのカンファのおかげでなりそうです。