MTGA:アルケミー白黒ミッドレンジのススメ〜その3 サイドボード&マッチアップ別プレイ指針
MTGAアルケミープレイヤーの皆さんこんにちは。アルケミー好きの40代プレイヤーヒカチュウです。
今回は紹介中の白黒ミッドレンジのサイドボードと、マッチアップ別のメイン・サイドのプレイ指針を書いてみようと思います。
1.サイドボード
《エルズペスの強打》 1
《強迫》 2
《エレヒの石》 2
《幻影の抽出》 2
《クチルの側衛》 1
《第三の道のロラン》 1
《軍勢を灰に》 1
《タルの妄信者、ラディック》2
《太陽降下》 2
《砂丘の英雄》 1
1~2枚のカードばかりですが、メインボードからプランを大きく変える事はせず、どのデッキに対しても4〜5枚の変更に留めている為、この散らし方で現行回しています(2024/1/16現在)。
2.個別カードピックアップ解説
《エレヒの石》 2
主に青白メンター・ジンテンポに投入します。稀にいる墓地利用系(タイヴァーやレンを悪用するデッキ)にも。
《クチルの護衛》 1
メインの役割は赤系への延命手段。相手アタッカーか火力と1:1交換になりながら解決策を探しに行きます。前述の墓地を利用するデッキ達にも使えます。
《タルの妄信者、ラディック》 2
アルケミー環境は白と黒の除去があふれかえっています。場に出たコイツをスマートに処理するのは難しく、除去スペルと絡めて一回攻撃を通す事ができれば雪崩式に勝ちパターンに持っていく事ができます。
《太陽降下》 2
単体除去に耐性のある5cジョダーや《アーボーグのラタドラビッグ》コンボを吹き飛ばします。また、単純にコントロールとして立ち回る用に使ったりもします。
《砂丘の英雄》 1
お試しチャレンジ枠。豚出来事を含むミッドレンジ~コントロールに。無視できないサイズとナイトメア生物や3マナ圏のリアニメイト、低マナ域のパワー上昇(ダニやコウモリがまともな打点に・商人と徳目トークンがタフネス3とやりあえる)といけそうに思うのですが・・・
3.マッチアップ別プレイ指針
・青白メンター・ジンテンポ
メイン:互角 サイド後:微有利
メイン
弾いていくのは、ジン、メンター。特にジンは上がコウモリのみの為、一瞬でライフを持っていかれます。基本1マナ立てて両者を出してくる(タウノスや下支え)ので意識してプレイ。確定除去は《失せろ》しか入っていません。強気でパーマネントを場に出していきます。だらだら引き伸ばしてしまうと《救いの手》でジン・メンターが着地してしまう為短期決戦で。
サイド
IN
《強迫》2
《エレヒの石》2
《クチルの側衛》1
《タルの盲信者、ラディック》2
《幻影の抽出》2 (後手)
OUT
《切り崩し》2
《鋼と油の夢》2
《豚の先触れ》1
《黙示録、シェオルドレッド》2
《一時の猶予》1 (後手)
《ヨーグモスの法務官、ギックス》1 (後手)
確定ハンデスと墓地対策が増えてかなり楽に。
エレヒの石はすぐ起動せずタイミングを狙って。
サイド後でも確定カウンターは数枚の《否認》のみ事が多く相手が動いてきたのに合わせて致命的なスペル(指輪やラディック・徳目本体など)を通していきましょう。
・赤系アグロ
メイン:微有利 サイド後:微有利
メイン
2マナ圏で時間を稼ぎ、豚や除去で盤面を整理します。地道に1・1交換を続けていけば分派・豚の本体・シュオル・指輪などの分で攻守が逆転できるはず。
サイド
IN
《エルズペスの強打》1
《クチルの側衛》1
《第三の道のロラン》1
《軍勢を灰に》1
《幻影の抽出》2 (後手)
OUT
《大洞窟のコウモリ》1
《一時の猶予》1
《ヨーグモスの法務官、ギックス》2
《鋼と油の夢》2 (後手)
《ウラブスクの溶鉱炉》や、4マナプレインズウォーカー、シェオルを処理できる火力が投入され易いです。少しレンジを遅くしてくるので軽量除去ばっかりみたいなハンドは危険です。ギックスは火力で落ちるただの3マナバニラな事がほとんどなのでOUT。
・赤タッチ緑《灼熱の銘》入りバーン
メイン:微有利 サイド後:有利
メイン
弾くのは《灼熱の銘》と衝動的ドロー。お互いに1枚ずつのプレイだと赤アグロと同様に分派、豚本体、シェオル、指輪などでアド差が広がります。赤アグロと違いフェニックス等の飛行生物、ブロックに合わせた《巨怪の怒り》などの突然死が少ない分もう少し楽なイメージです。
サイド
IN
《強迫》2
《クチルの側衛》1
《第三の道のロラン》1
《軍勢を灰に》1
《幻影の抽出》2 (後手)
OUT
《鋼と油の夢》2
《ヨーグモスの法務官、ギックス》2
《大洞窟のコウモリ》1
《一時の猶予》1 (後手)
《大洞窟のコウモリ》1 (後手)
《灼熱の銘》を対処しやすくなるのと
空振るハンデスが抜けてさらに有利に。
・エスパー系《時計職人、ルスコ》入りコントロール
・《豚の先触れ》ミッドレンジ
→次回記事に持ち越します。
長くなりすぎたので、今回は以上にさせて頂きます。長文にお付き合い頂きありがとうございました。
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