7月予選に向けて~ヒストリック環境調査
こんにちは。40代MTGロートルプレイヤー・ヒカチュウです。6月も無事ミシック250位以内に入る事ができました。7月の予選フォーマットはヒストリック。筆者が最後にプレイしたのはかなり昔の『デカスロン競技』ぐらいなもので、ノータッチに等しい状態です。
1.情報収集~モダホラ3で新環境へ
事前情報で仕入れた内容では『モダンホライゾン3』の参入により、
ボロスカラー(赤白)のアグロ 『ボロスエネルギー』、
ジェスカイカラー(青赤白)のコントロール 『ジェスカイエネルギー』、
《原初の祈り》+《魂の導き手》+《シガルダ教の福音》即死コンボ
『プレイヤーズコンボ』
が人気があるそうです。いずれもモダンホライズン3からの新カードを基軸にしており、カードパワーの高さをうかがわせます。
2色の安定性と、フェアデッキな動きができる事を加味して『ボロスエネルギー』を調整してみることにしました。
デッキ叩き台 ver1 ボロスエネルギーミッドレンジ
メイン(60)
相棒:《湧き出る源、ジェガンサ》
4《オセロットの群れ》
4《魂の導き手》
2《静牢》
2《流刑への道》
4《電気放出》
4《ナカティルの最下層民、アジャニ》
2《陽光浄化者》
4《色めき立つ猛竜》
1《ゴブリンの砲撃》
1《不安定な護符》
4《鏡割りの寓話》
3《火の怒りのタイタン、フレージ》
2《スカルドの決戦》
3《平地》
1《バグベアの居住地》
1《山》
4《感動的な眺望所》
4《灼陽大峡谷》
4《聖なる鋳造所》
3《虹色の眺望》
3《霊気拠点》
サイドボード(15)
1《湧き出る相棒、ジェガンサ》
1《現実の断片化》 ・・・低マナ域・置物をテンポ良く処理
2《引き裂く流弾》 ・・・陽光浄化者・ケシスを焼く
1《エレヒの石》 ・・・墓地対策①
4《ゴバカーンの侵攻》・・・コントロール対策
1《安らかなる眠り》 ・・・墓地対策②
1《陽光浄化者》 ・・・同型・ジェスカイエネルギーに
2《乱動する渦》 ・・・マナ踏み倒し?よくわかってないです
2《減衰球》 ・・・プレイヤーズコンボ 緑単信心 ロータスコンボ
「ミッドレンジは少し重いほうが勝つ」前にも書いた言葉の通りネット上に出回っているリストより少し後ろに寄せた構成にしました。《スカルドの決戦》はボロス同型の並び合いをまくったり、ジェスカイコンのリセット呪文《空の怒り》から立ち直りを狙った意図です。
2.いざ出陣~ヒストリックマッチ戦イベントへ
R1 VSボロスエネルギー 2-0
のっけからミラーの洗礼。2戦とも《スカルドの決戦》の1:4交換が上手くはまって勝ち。
R2 VSボロスタージクandトークンデッキ 2-1
《鏡割りの寓話》の雑なカードパワーでゴリ押し。タージクを処理できず1本落とすも、最終戦は《流刑の道》がタージクをおさえてくれた。
R3 VSジェスカイコン 0-2
《空の怒り》でコントロールされ、《火の怒りのタイタン、フレージ》で蓋されてしまう。《ゴバカーンの侵攻》も引けずじまいだった。
R4 エルフ親和 2-0
《ナカティルの最下層民、アジャニ》が変身すると対処できない感じだった。ていねいにマナエルフを焼いてアド勝負に持ち込めた。
R5 多色変容デッキ? 2-0
相手のデッキがよくわからなかったが、赤いパーマネントがある状態でアジャニを変身させ、0起動連打→盤面がひどい事になって勝ち。
というわけで、試運転は4勝1敗で結構好感触な結果となりました。
人気なだけあって、単純なカードパワーはお墨付きです。ただし、本当に《空の怒り》《神聖な粛清》の軽すぎ強すぎリセットをどう乗り越えるかが課題となりそうです。
3.プレイ時に気づいたTips~忘備録として
・《ゴブリンの砲撃》がスーパーカードすぎる。1枚で《電気放出》《オセロットの群れ》《色めたつ猛竜》が機能不全に陥り、《ナカティルの最下層民、アジャニ》が任意で変身できる。ただ、単体で何もしないカードなので1枚は入れ得だと思うが、それ以降が疑問。
・相棒《湧き出る相棒、ジェガンサ》って6枚目として機能してるのだろうか?ダブルシンボルでピタリとはまるカードが見つかれば相棒無しもいけるのではないか。
・今の所は《陽光浄化者》をスッと出せた場合、人気3種デッキは苦しくなるのでメイン採用か。同時にメインから《陽光浄化者》を対処できるスペル・エネルギー以外の勝ちパターンが必要。
★おまけ★モダホラドラフト7-0デッキ
今回は以上になります。
雑文に付き合って頂きありがとうございました。
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