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モデルはウォーキングレッスンをするな|パリコレモデルのnote


はじめに

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さて、今日テーマは「モデルはウォーキングレッスンをするな」です。

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とりあえずウォーキングレッスンをする人たち

モデルを始めたときに何から始めれば良いか分からない人たちが多い。そんな人たちがまず手を出すのが「ウォーキングレッスン」だ。

自分もモデルを始めたときに「モデルならウォーキングくらいできないと」という安易な気持ちからレッスンにいったことがある

本当にウォーキング練習は大事なのか

ウォーキング練習自体はもちろん大事である。でも優先順位として一番初めにやるべきかというとそれは「No」である。

高いお金を払ってウォーキング練習をしている人を見るたびに「もっと先にやるべきことがあるよ」と言いたくなる。

ウォーキングレッスンより遥かに大事なこと

ウォーキングレッスンより遥かに大事なこと、それは間違いなく「目標設定」だ。場当たり的にやるレッスンは無意味である。

そもそもモデルと言っても色々ある。コレクションモデルもあれば広告モデル、他にも演技が求められる映像系のモデルなど多岐にわたる。

そんな中で自分が目指すべきは本当にコレクションモデルなのか、そこをまず疑う必要がある。

つまり「やりたいこと」と「やるべきこと」の区別がつかず、戦略的に正しい行動が取れていないことになる。

モデル達が苦手な「客観力」「メタ認知能力」

モデル業界は自分を客観視したり、メタ認知できる能力がある人が少ない印象を受ける。自分の「こうしたい」が強すぎるのだ。

「こうしたい」というこだわりは大事だけども、物事には順序や優先順位というものがある。

この順序や優先順位を間違えると、モデル生命は一気に致命傷を受ける。だからメンターや師匠と言われる人が大事なのである。

コンポジットとBOOKの制作

海外モデルのコンポジット・コンプカード
シンガポールの事務所のコンポジット

また何よりモデルを始めるにはウォーキングよりも先に「コンポジット」「BOOK」という資料作成が必要になる。

なぜならばこれらの資料がないと仕事にエントリーそのものができないからだ。モデルはこれらの資料があって初めてエントリーできる。

資料作成のためのカメラマン探し

コンポジットやBOOKを作るためには、とにかくモデルとしての作品を増やす必要がある。

モデルの作品を増やすためには自分を撮影してくれるカメラマンが必要になる。

最近はThreadsInstagramでカメラマンを探したり、相互無償・コラボで撮影をすることができる。

ただしそのカメラマンのアカウントを見て、自分が撮りたいイメージにあってるか、プロ仕様の作品が撮れるかチェックする必要がある。

ウォーキングレッスンは最後の最後

モデルとしての目標設定やコンポジットやBOOKのための撮影ができれば仕事にもエントリーが出来るようになる。

そこで初めて「ショーの仕事にエントリーする」というテーブルに乗ることができる。

自分にショーのキャスティング、オーディションが来て初めて「そのためにウォーキング練習をする」という明確な目的ができる。

ショーの種類に合わせたレッスンを

ファッションショー、ランウェイといってもいろんな種類がある。

  • ファッションウィーク・コレクション系

  • イベントランウェイ系

  • ミスコン・コンテスト系

など、またブランドや来客者によってもどういったウォーキングが求められるかが変わってくる

そういうショーの趣旨に叶った、クライアントが求めるウォーキングをピンポイントに習得する必要がある。

さいごに

目標設定もコンポジットもBOOKも作らずに、とりあえずウォーキングに時間とお金をかけてしまうのは無駄になる。

正しいモデルのメンター、師匠、先輩を見つけて正しい目標設定をし、まずはコンポジットやBOOKから作成をする。

そしてファッションショーの仕事にエントリーできるタイミングで初めてトレーニングを積んだ方が費用対効果が高い。

モデルとしてのキャリアをどう作っていくかの戦略設計、また仕事にエントリするため、取るための資料作りから着手する必要がある。


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