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世界中で話題沸騰 『赤と白とロイヤルブルー』
米国大統領の息子と英国の王子が織りなすロマンティック・コメディ『赤と白とロイヤルブルー』。ケイシー・マクイストンのベストセラーBL小説を映画化した本作が、8月11日からPrime Videoで独占配信されるや、世界各国のSNSで話題をさらっている。
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アメリカの批評サイトRotten Tomatoesでは一般観客の評価が94%と高スコアを記録。マクイストン著の本作の同名原作本もAmazonのベストセラーリストで第14位に急上昇し、X(旧Twitter)でもアメリカでのトレンド1位を含め全世界22のマーケットでトレンド入りするなど、その注目度の高さがうかがえる。本稿ではそんな話題作の魅力を、ストーリーとキャストを紹介しながら、豊富な場面写真と共にお伝えしよう。
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アメリカ初の女性大統領の息子アレックス・クレアモント=ディアスと、イギリスのヘンリー王子。圧倒的な美貌とカリスマ性に国際的人気、そして互いに軽蔑しあっていることなど、2人には数々の共通点があった。そんな2人がある王室行事で繰り広げた口論がタブロイド紙のネタにされてしまったことから米英関係に思わぬ亀裂が。なんとか事態を修復しようと関係者たちは、2人を強制的に“休戦”へと持ち込ませる。すると、アレックスとヘンリーに思いがけない友情が芽生えはじめ、それ以上に深いなにかが呼び起こされていくことに。
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物語の中心となるライバル同士2人を演じるのは、いずれも将来有望な注目俳優。ヘンリー王子役にはAmazon Original Movie『シンデレラ』(Prime Videoにて配信中)でも王子役を演じていたニコラス・ガリツィン。そしてアレックス役は「キスから始まるものがたり」シリーズのマルコ役でブレイクを果たしたテイラー・ザハール・ペレス。
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さらにアメリカ初の女性大統領エレン役をユマ・サーマン、イギリスのビアトリス王女役を「ウィロー」(ディズニープラスにて配信中)のエリー・バンバーが演じる他、ザハラ役を『ブラックアダム』(22)のサラ・シャヒ、パーシー役を『ライ・レーン』(ディズニープラスにて配信中)のマルコム・アトブラ、ノーラ役を『マイ・サンシャイン』(17)のレイチェル・ヒルソンといった多彩な顔ぶれが脇を固める。
また日本語吹替え版では、ヘンリー役に「アイドルマスター SideM」の紅井朱雀役を務める益山武明、アレックス役に「ゴールデンカムイ」の杉元佐一役で知られる小林親弘がキャスティングされているほか、エレン役を唐沢潤、ビアトリス王女役を飯沼南実、ザハラ役に斎藤恵理、パーシー役に武田太一、ノーラ役に大平あひるが揃うなど、人気、実力を兼ね備えたメンバーが集結しているのも見逃せないポイント。