UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 "Ninth Peel" 感想
こんにちは。こんばんは。
NPツアーがツアーファイルナルを終えたので流石に仕上げないきゃなと思い、
参加箇所の記憶を頼りにセトリ順で感想を綴る記事です。
今回は2023年4月から追加公演も合わせて7月までの約4ヶ月でUNISON SQUARE GARDENの9作目のアルバム「Ninth Peel」を提げて行われたツアー。
表題曲はタイトルも曲もポップな「恋する惑星」です。MVはこちら。
私は諸事情により今までより少ない以下3公演に参加しました。
5/7 富士市文化会館ロゼシアター/17列目
6/18 名古屋国際会議場センチュリーホール/11列目
7/1 東京ガーデンシアター/アリーナ5列目
段々大きい会場に行くのにどんどん前の席に行くあたり、
もしかして前回の記事含め身バレしてる…?とちょっと笑ってしまったり。笑
本題のツアーの感想へ。
1.セットリスト
夢が覚めたら(at that river)
シュガーソングとビターステップ
ミレニアムハッピー・チェンソーエッヂ
Nihil Pip Viper
City peel
WINDOW開ける
静謐甘美秋暮抒情
シューゲイザースピーカー
アンチ・トレンディ・クラブ
MIDNIGHT JUNGLE
Phantom Joke
Numbness like a ginge
お人好しカメレオン
スペースシャトル・ララバイ
放課後マリアージュ
徹頭徹尾夜な夜なドライブ
カオスが極まる
恋する惑星
ガリレオのショーケース
kaleido proud fiesta
ツアー1箇所目が終わるといつも作るセットリストプレイリスト。
個人的に今回のツアーセトリはマスクが取れたり声が出せたりと
去年まで少し抱えていたモヤモヤみたいなのを打破できている現状を現して
「どうだこれがみんなの努力の証だよ。明けない夜はない。
明るい未来に向かって希望を捨てず毎日を過ごしてきた僕たちの姿だよ。」
っていうメッセージだと捉えられるセトリでした。
一度そう思うとやっぱり曲もそう言うふうに聞こえてきて、
曲によっては一つの歌詞が際立って聞こえる部分もあった。
今回はそんな特に響いた歌詞もピックアップしながら、
以下曲ごとの感想へどうぞ。
2. 各曲の感想
1. 夢が覚めたら(at that river)
「この答えが少しは報われてほしいと思うから…」
斎藤さんのブレスから始まるミディアムテンポのMMM のアルバム曲。
kpfもそうだったけど斎藤さんにスポットが当たって斎藤さんの歌声から始まると
一気に引き込まれるので個人的には好きなやり方です。
田淵のやり方に個人の好みはあるんだろうけどこれがユニゾンの答えだと思うならついていきたいと思う日々。
2. シュガーソングとビターステップ
みんな大好きシュガビタ。
まさか2曲目で来るとは思ってないからびっくりしたけど、シュガビタは聞くだけでハッピーになれる。けど今回のツアーではまさに核心だなと思えたのが
「鳴らし続けることだけが僕たちを僕たちたらしめる証明になる、QED!」
ユニゾンは「俺らは変わらずライブをやり続けるから、ライブに来れる環境になって行きたいってなったら来い」ってずっと言っているバンドで、どんなに状況が変わってにライブをやり続けてくれるそんなユニゾンがずっと好きなんだなって
改めて実感させられてしまった2曲目でした。
3. ミレニアムハッピー・チェンソーエッヂ
からのアルバム曲。
ハッピーなのかチェンソーみたいに刺激的なのか難しい大好きな曲。
シュガビタからのチェンソーはハッピーつづき。
この曲のギターすきです。
アルバム曲はまだ体に染み込んでないのでこれからひたひたにしていきたい。
ガーデンシアターで最初のFoo Fuの後に巻き舌の貴雄。そしてそれに微笑む斎。
4. Nihil Pip Viper
チェンソーからの間髪入れずにNPV。
元々配信されていたのでアルバム曲だけどみんな好きな曲なはず。
この曲のギターパートはカラフルギラギラな斎さんなので3よりもっと好き。
NPVのカラフルギラギラな照明がいつも好きなんですが、イントロがギター始まりでピンク照明をバックにピンスポットの当たる斎藤さんがめちゃくちゃいいです。
あとこの曲メンバーみんな楽しそうなのが本当にいい。
2-4でハッピー続きでいい感じにエンジンかかる。
5. City peel
雨の日の昼下がりにコーヒーを飲みたい曲。
「かじりかけのビスケット 紅茶にちょっと浸して」の歌詞が好きだからそこに脳内イメージが引っ張られてるかも。
出窓にドレープのレースカーテンがかかっているちょっとカントリーなダイニングに4人がけのテーブルに座って雨音をBGMにティーカップから上がる湯気を香るイメージ。
あとCメロから落ちサビの照明が青からピンクのグラデなのも雨の日を連想させてるかも。
名古屋公演ではこの曲での田淵の穏やかに笑った顔が好きだったんだけどどの辺だったか忘れた。
歌詞を聞きながら本編最後の恋する惑星の可愛い子たちはここにいたって気づいたので恋する惑星の感想で書いてます。
今改めて振り返ってみてここまではやっぱり室内に居て、
ドアや窓は閉めた状態で家で自分なりに楽しく生きている感じがする。
コロナ禍で家にいながらでも楽しめることはあるんだよ、って。
6. WINDOW開ける
そしてここから2部だと思ってる。
白スポット照明でシルエットで見せるユニゾン強すぎる。
スリーピースバンドだとは思えないパワーを放ってる。
そして顔の見えない状態で滴る汗が光る斎藤さん綺麗すぎる。最高で斎宏。
タイトル通り窓を開けて物語が動く空気を感じた。
5で雨の降っている中で窓のある部屋で紅茶を飲んでいたと考えれば
ここで雨が止んで「止んだかな?」って窓を開けてみている感じ。
ちょっとずつ好転していくリアルの状況に何かできるかな?って少し踏み出そうとしてるのかな。
ちなみにここでいつも上部の照明を見てしまい、本当に窓が開いて日が差し込んできたように脳に錯覚させるのがすき。
「神様の思し召し」の斎の歌い方好き。
7. 静謐甘美秋暮抒情
静謐好きだけどなんでここ?って静岡の時は思ってたけど、名古屋で聞いた時やたら「風」の歌詞が頭に残ってもしかして窓から風入ってきて外に出ようとしてない?って思った。一歩踏み出してみればライブもできるし、外で楽しむこともできるって分かったあの日のような。
「最後の最後まで予想できるなら人生に価値などないでしょう」
8. シューゲイザースピーカー
名古屋ではこの曲で田淵と目があってニコニコされた気がする(気だけ)
シューゲイザーは曲を通してメッセージ性の強い曲だと思うけど
「どんなヒットソングでも救えない命があること
いい加減気づいてよ ねえ だから音楽は今日も息をするのだろう」
はやっぱり耳に残る。
音楽が生きているし、そんな生きた音楽に生かされて生きている。
9. アンチ・トレンディ・クラブ
照明がピンク水色黒みたいな感じでめちゃくちゃすきだった。
怪しげな案内人に微笑まれている感覚。
名古屋ではまだ消化しきれてないのでfooの部分忘れがちだったけど、ガーデンシアターでは思い出しました。
「やつのことはシカトでよくないか?」の斎が好き。
「一緒にいようぜできるだけ」「今が気持ちいいだけ それが諸行無常の極み」
いいよね。
今をたのしむことが大事なのよ。
10. MIDNIGHT JUNGLE
緑の照明がJUNGLE感。ガーデンシアターでようやくこの今日もスモーク出てたことに気づいた。(他公演は脳汁で忘れてるだけ)
名古屋は最初のJUNGLEのGLEがかなり長めかつ客の声聞くためか何かでイヤモニを外す斎さん。
会場のフロアの声の聞こえ方とか自分の場所にもよるんだろうけど、名古屋は特に会場の「もったいない」「MIDNIGHT JUNGLE」の声大きくてエモかった。
斎の「桜吹雪」の言い方好き。
アップテンポ曲続きすぎてここから私はじわじわと「斎さん頼む生きて」モード。
11. Phantom Joke
Phantom Jokeって曲振りしてから曲に入るの珍しい。
ここでPhantom Joke入れる田淵鬼。でもさすがです。
ジャケ写さながらの赤と青と黒の照明がPhantomの世界観を上手に現してた。
12. Numbness like a ginger
生姜っぽい黄色の照明。見てるだけであったかくなる。
ちょっと挿しで入ってる緑照明もいいアクセント。
サビ後半とCメロがまるっとメッセージじゃないかって思う曲。
でも全部書くとこの曲の解説記事みたいになってしまうので一部抜粋。
「叶わない夢があっても 明けない夜があっても
いつかのどこかで答え合わせしようね
命はある それっぽっちのことでも おみやげになるから」
「傷跡のままかもしれない 宝物になるかもしれない」
生きててくれればそれでいいんだよってメッセージかなって。
色んな理由でまだまだ制限があるけれど生きてれば会えるから生きていこうって。
ここで別のグループの話するのもと思ったけど私のジャニーズの推しでもあるSnow Manの佐久間大介さんも2020年の配信ライブからずっと
「生きていれば必ず会えるから。生きていてくれてありがとう。」っていう言葉を伝えてくれてて好きなグループやバンドから生きているだけど君は素晴らしいって認めてもらえることってすごくありがたいなって思う。
今苦しむことが後になって嫌な思い出として傷跡のままかもしれないし、
気づけば糧となるような宝物になるかもしれないから大切な人には生きていてほしい。
13. お人好しカメレオン
アカペラ入り本当にずるい。これはずるいんよ。
斜め前のおねーさん泣いてた、私もちょっと涙出た。
Gingerからのカメレオンは存在を肯定されてる気になるよね。
「掴んだ全てを決して譲るな」
「僕は僕のために そう例えば僕はそうだから 君のために君はいるんだよ」
人それぞれに道があるけど、あなたはあなたらしくあれ。
14. スペースシャトル・ララバイ
静岡で何のカウントダウン?って思ってたけどスペースシャトル発射カウントダウンじゃんって名古屋で気づいた。
上から降りてくるロゴがスペースシャトルでもあり青と緑の照明で地球でもある。
「青すぎる空を泳ぐ希望みたいなもの」で青い照明の中にロゴだけ白く光ってるのがとてもマッチしてた。
セトリ通して一番記憶に残った歌詞がこの曲の
「さよなら この瞬間が答えなんだろ?」
そのあとにも「忘れたくても忘れない 今を繋いでいく」でこの瞬間が答えに違いないってちょっと目頭熱くなった。
ここから第3部というか、
個人的にはこの曲が一番伝えたい曲では?って思っている。
変わっていく状況と変わっていく自分の気持ちと励ましてくれる音楽があって、
あとは自分が外に出るだけの状況になっていた13までから
動き出して外に出て、過去の状況にお別れする。
でも過去は忘れないでそれをちゃんと刻んだ上で進み始める。そんなイメージ。
「挑むべき時に挑まなきゃ」でまた田淵と目があってる気がしてる。気だけ。
15. 放課後マリアージュ
この曲本当に好き。ライブで見て好き度が高まった曲。
最高ポップ。横揺れ田淵かわいい。この曲の時の斎の笑顔が可愛かった気がする
落ちサビで手叩く人増えてきてライブで進化している曲だと思う。
サブスクにはないカップリング曲なので全人類カオスが極まるのシングルを買うか借りてください。
「この1分1秒は誰にも譲れないから」
16. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
スモーク出てた?会場のテンション急にぶち上がってた気がする。
「ワタシドコ ココハダレ ダアレ?」の合唱楽しい。
名古屋の「まやかし」はあんまり歌い方アレンジしてなかったかな。
ガーデンシアターはしてました。
上手前にでてギターソロする斎、良い。
ギターのレバーみたいなやつキュイキュイして走って自分の位置に急いで戻るのかわいい。(楽器に対して無知なので許してほしい)
田淵も下手にいて入れなかった間奏開け最初の「東の空から夜な夜なドライブ」を客側の声でカバーした名古屋熱い。
名古屋の田淵は大股で下手から上手に駆けていっててえげつない移動してた。
17. カオスが極まる
「wow wow wow」からぶちかましてくるライブverのカオスやはり強い。
スモークすごい。ブルロだから青ベースの強そうな照明なんだよね多分。
名古屋は客席側からの声すごかったな。
会場めちゃくちゃ盛り上がってた。
18. 恋する惑星
本編ラスト。
最後に上から振ってくるネオン風照明が何をイメージしてるのかずっと気になってたけどこの感想書きながら気づいた。
猫:City Peelの「ブレーキの音に猫が跳ぶ」
時計:City Peelの「13時を指す」1時で止まる時計を見て何かずっと気になってた
林檎:アルバムロゴ
19:19周年?
土星のマーク: 恋する惑星に出てくる惑星が土星のような惑星だからなのかな
Violaさん撮影の画像でその可愛い演出が撮影されていたのでこれです。
19. ガリレオのショーケース
フロント二人してたかおのタイミング見てるのかわいい。
最後までフロント二人が遊んでてかわいい。
名古屋では「毎日」を田淵に邪魔されて歌えない斎さんかわいい。
田淵がずっと斎の周りをじわじわ歩いてるのじわじわきた。かわいい。
斎たぶがルーパーで遊んでたのここ?ずっと見てる田淵かわいい。
ガーデンシアターでは追いかけっこしてたかわいい。
多分この曲はずっと斎たぶかわいいって思いながら見てた。
最初りんごだからガリレオかって一瞬思ったけど、どう考えてもニュートンだしガリレオは宇宙からの関連しかないので一瞬よぎった見解がアホすぎた。
20. kaleido proud fiesta
いつみてもキラキラkpf。ここで客席側の照明もつく。よくみてくれる。
前回のツアーでお世話になった曲で、キラキラな気持ちになれる。
3. その他感想
楽しすぎると人間は記憶がなくなるらしいので、しっかりは覚えてないけど
記憶に残っているメモのような感想たちです。
斎藤さん関連
・汗で前髪が段々束になって目が見えてくるの尊い
序盤はさらさらなので頭振ったはずなのにすぐに髪が戻っている
・黒に水色の配色シャツ(名古屋)
・白シャツに黒タイ(追加東京)
田淵関連
・しゃがんで横移動して下手前方の人を笑顔で殺してた
・走ってきて掴んだマイクスタンドが倒れそうになり格闘する、なんとかなってスタッフが直しにくる
・斎の前のスピーカーに座って弾く
貴雄関連
・本編終わりに投げキッスしてくれる
・アンコール終わりにみんなを抱きしめてちぎって投げる(名古屋)
・同じくみんなを抱きしめて丸めて投げる(追加東京)
他演出とか
・どこかでニコマークの照明かと思ったらただのぐるぐるだった
・静謐かgingerで後ろからの照明でphantom田淵になる
4. NPツアーに参加して
総括。
今までもおそらく田淵の中では色んなテーマや作り方があって
私が感じ切れていない部分があったんだと思うけど、
セトリ本編を通してこんなにメッセージを感じたことはなかったので
いつもよりポエミーな記事になりました。
でもそれだけ感じることがあって、
私自身がライブやイベントみたいに生で音楽を感じられる体験に生かされてきたのでコロナによるもどかしさや息苦しさは強く感じていて
家の中にいなきゃいけなかった状況から、制限有りでも少しずつ状況は変わっていってそれでも1歩どころか2歩戻るような状況が去年まではあったけど
去年の末から少しずつ無理をしなくても生きていける現状に変わっていった。
今回それを順を追って現して、
バンドの根幹である「ライブはずっとやっていく。いつでも来い。音楽は生きている。」っていうメッセージで証明してくれたことがやっぱり私がユニゾンを好きな理由だなと思いました。
セトリに対して深読みしすぎてるかなと一瞬思ったけれど、
感じ方は人それぞれあって、もしかしたらこれを読んで今後私が好きな部分を耳をすまして聴いてくれる人がいるかもしれないので温かい目で見てもらえると嬉しいです。
とりあえず早く円盤ください。
ファイナルを終えて、
アニメタイアップの新曲、NinthPeelのライブハウスツアーも発表されたので
ユニゾンの途切れない供給には毎度毎度感服します。
ライブハウスは記憶なくなりがちで、それこそ前回の追加ツアーも記憶なくて
記事書けなかったので追加公演の感想は期待しないでください。
途中で出てきたSnow Manについてもたまにnote書いてるので
気になった人や実はSnow Man好きなんだよなって人がいればよければぜひ。
これ以上の文字数で書いてます。
ユニゾンってライブバンドなんだぞって思えるようなライブ映像を最後に貼っておきます。
それではまた次の記事で。
ひじり
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