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サイステ観劇所感

観てきましたわ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!

いやもう 良かった…
それに尽きます……

なぜ今回観に行ったかと言うと、
①単純にアイマス作品が舞台化されることに興味がある
②加藤良輔さんに興味がある
からです。

私は基本的に担当アイドルがいるのは765ASとシンデレラガールズなのですが、
一応全てのアイマスブランドについて全キャラ顔と名前とキャラクター性、歌くらいは把握している感じのなんとも言えないアイマスオタクです。
また、昨年好きな作品が2.5次元舞台化されたことをきっかけに一気に2.5次元作品を鑑賞、勉強し始めたオタクでもあります。

テニミュを勉強する流れで原作にもハマり、聖ルドルフ学院が好きになり、1stシーズンに木更津淳&亮役で出演されていた加藤さんを「なんだかすごく良い人だな………」と思い、ふわっとした好感を抱いていました。
そこから過去作品(WORKINGやClub SLAZY)を買い集めたり、配信でヒプステを見たり、インスタで唯一フォローしてる人がなぜか加藤さんだけだったりとしていたのですが生観劇には至っていませんでした。す、好きになってしまうから……(もうお前、それはだいぶ好きじゃんと思わなくもないですね。)

それがなんと今回アイマスで座長でてんてるだと言うのだから……渡にサイステとはまさにこのこと。
アイマスと舞台、両方について半端に知識があるハイブリッドヌルオタってわけですね。

0.会場へ

天王洲銀河劇場は初めて行きましたが、銀劇といえばサクラ大戦のショウをやっていたことで(私の中では)有名!
方向音痴なので彷徨いながら行きましたが、途中でアイマスぬいを連れた人を見つけたので一安心ね!!テニミュに行った時も思ったのですが、舞台に行くタイプのオタクのファッションはあまりコミケでは見ない感じのオシャレさんが多いのでドキドキします。
(コミケにオシャレさんがいないというわけではないのだが……)
せっかくなのでなかなか着る機会がないビーレジェンドさんのキャンペーンTで行きました。

再来月も来るからな、銀河劇場

銀河劇場には8月に上演されるテニミュ4thルド吹のポスターが貼ってありにっこり。
加藤さんは18年前のルドルフ公演が初舞台だったわけですから非常にemotionalですね。
物販でてんてるアクスタの衣装版・私服版を購入し着席。
客席でポプマスをやってる人も見かけ、心強くなります。

客席ちっっっか。そこに役者立つの!?近所?
近すぎて怖いですわーーー!!!銀河劇場はそもそもそんなに舞台が広くないので、縦に立体感のあるセットでいろいろ行動の幅を出してる感じ。パステルカラーでかわいいですね。


1.ストーリー

超高速ライブ開催RTA!!という感じです。
各ユニットの結成までの導入を台詞でふんわりこちらにわからせつつ、「みんなでライブを成功させようぜ!!」というアイマスの鉄板ストーリーをやってくれた。まあアイマスだからそれで良い!!ライブを成功させることが大切だよ!!
キャラの名前と個性は大体みんな……わかってるよな!?という感じの速度でしたが、まあおそらくこの会場にいるのはアイマスオタクか、推し俳優のためになんとなくはsideMを予習してきてくれたであろう俳優オタクかなので大丈夫…でしょう!

かなり原作(ここではモバおよびエムステ・サイスタとします)に配慮した作りというか、不純なものが加わっていなかったという印象です。
作中で起こる最も緊迫した状況が「桜庭っ!!無理せずちゃんと寝ろ!!」なので、あまりにも優しい世界と言えるでしょう。傷ついた社会人の心に染みるおかゆ、sideM。
まあつまり……1本で完結する舞台作品としてはちょっと起承転結が弱くなってる…と言えなくもないのですが、「sideMの最初の舞台作品」としてはこれでいいのかなとも思います。


2.演技

良良良ー良・良ー良良
へぇ〜315プロのみんなってほんとにいたんだ〜
私はしばらくアイマスライブは現地に行けてなくて…(10th1日目が最後)他は配信や円盤で拝見するくらいなのですが、声優さんのライブってなんというか「声優さんとキャラクターは肩を並べた存在で、キャラクターがその内面に降りてきている」という感覚で見ているんですね。そこに居る人を、キャラクターと同一としては見ていない。

今回は舞台なので「そこにいるのがキャラクター」という前提で見ているわけですけども、すぐそこに315プロのみんなが身体の厚みを持って、居る!!というのは感じたことのないワクワク感というか感動というか。
普段はゲームやイラスト、音声を通してキャラクターを感じているのですが、身体表現を通して感じるキャラクターというのは新鮮で毎秒興味深かったです。
四季わんってこんなに動き回るんだなぁとか、春名ってポケットに手突っ込んでるんだなとか、話を聞いてる時はこんな顔をしてるとか、桜庭肩で息しまくりで死にそうとか……。本当に面白い!!

夏来とかももひとのゆっくり喋りって舞台でやると過剰になって事故りかねないと思うのですが、なんか安心して見られたな〜。「そういうキャラだから」というより、「そこにいる人はそういう喋り方をする人だし、周囲もそれに慣れてる」みたいな空気を感じた。

私はメディアミックスというのは作品をいろんな角度から見つめて表現することだと思っているので、従来とは違ったイメージや表現が見えて戸惑うこともあると思いますが、それもまた一つの面白さだと感じています。
もちろんアイマスというコンテンツはそもそも声優さんとキャラクターの結びつきが強いから他の役者がそこに新たに加わるのは不安だな…と思われる人もいるとは思いますが、「今まで見えてなかった◯◯像」というのが現れるというのは私は単純に面白い。そもそも私はsideMに限らずキャラクターや作品に対して確固たるイメージや解釈、こだわりがなくなってきたということもあるのかもしれませんが……。
自分の漫画がアニメ化されてあれこれする中で、自分の漫画なのに知らない側面がいっぱいあるなーって毎日感じてる最中なのもあると思います。

ていうかごめんなさいこれだけ申し上げてよろしいですか?

加藤さん   足長っっっっげっっっっ

今まで映像でしか加藤さんを見てこなかったので、そこに存在してる加藤さんの…てんてるの足が  細長っっげっっ!!!!!!ええ!?!まじで?!!!
翼とてんてるだけが細身のパンツで足の細さがすごくわかりやすいのですがマジでなっげっっ。驚愕してしまいました。上半身の厚みと幅とに対して細長すぎる足、マジでルパン三世みたいな体型だ。膝裏にくしゃっと寄ってるスキニーのしわから目が離せない(顔見ろ)。

足長すぎ!股下にたるき亭が開業できてしまうよ〜!!!

いや足の長さは良いんだけどさ、加藤さんの…まあそもそもの加藤さんのお人柄だと思うんですけど、ポジティブで、明るい大人で、冗談が好きで…って、本人そのものがてんてるの要素を持ち合わせて居るのがダイレクトに伝わってくるんですよね。
舞台でも基本的にはいつもニコニコしている。高校生の四季わんと顔を見合わせてニッコリ、翼とごはんにいこうとニッコリ、プロデューサーのスカウト成功を聞いてニッコリ。
幸運にもチケットを取った日にドラスタのアフタートークがあったのですが、そこでも「加藤さんはいつもニコニコしてる」というお話になり嬉しくなりました。

あと私が今回舞台で見てかっ、かっこいーーーー……になってしまったのはダントツで眉見です。
マジでかっこいい!!お礼が常に武士みたいだし背中に物差しいれてんのかい!!て感じでピシッっってしてる。声がかっこいい!!キャー!ミーハー感情、御無礼…。
眉見はストーリー的にはあまり掘り下げがないというかクラファ内でしっかりと立ち回るという感じだったのでもし今後も舞台が続くのであればぜひもっと見せ場が欲しいものです。
いや、他ユニットも見たいから……ああ…板の幅が足りないよお…!!!!!!
1年くらい公演やりませんか?


3.ライブパート

え!?!?!、!?!舞台を見にきただけなのにアイマスライブもついてくんですか?!?!?!!お得ーーー!!!!!!
まあ舞台が「ライブに向けてのあれこれ」なのでストーリーを一回締めてからライブが始まるという構成はすごく自然で好きです。

しかも衣装替えの時間はスクリーンに「袖でライブ開始前にステージを見つめてドキドキしているアイドル」の映像が流れるんですがこれがまた良い!!
みんながこっち(プロデューサー)に頑張ってくるぜ!!見ててくれよ!って語りかけてくるの、アイドルマスターならではないですか?
これ765のコンシューマで見たことあります!!タイミングよく◯ボタン押さなきゃ!!
メイキングというかバクステ的な日常パートとライブパートを両方見られることに違和感がない、アイマスというシステムって偉大ですね。
しかもなんかハイジョが円陣組んでる時の床視点にもなれてすごくお得です。

この映像見てる時に内心(クラファの衣装って三次元化するとfantasyすぎてちょっと…アイドル衣装かと言われると悩むね…)と思っていたのですが…

ライブになるとカッコいいカッコいいカッコいい〜!!!!!!!!!うわーー!!!!!!!

布の翻りとか、シルエットとか何を見ても良い!!
歌も舞台オリジナルですがめっちゃアイマスの曲でした。
てか爆音で音楽聴くのが久々すぎてそれだけでなんかほっこりしたな。

ハイジョは……すげーハイジョだったな。

いや、ハイジョのボーカルって四季わん担当な訳ですけどまあ…わりと4人も歌うじゃないですか。そりゃ作品的にね、歌わないわけにはいかんから。
でも舞台のハイジョってかなり四季わんがメインボーカル!!て感じの構成になっててすごくそれが「あっハイジョだあ!!」という感じで…良くて…
春名っちのドラムカッコ良すぎる、文化祭で全ての学生が狂ってしまう…。

ドラスタもね〜〜超良かったな…もういいしか言うことないです特には
良いので なんか普通に315プロのライブ見に行った感じなんで
てんてるのダンス超かっこいいんで 
社長いつもありがとう。これからもドラスタをよろしく…

全体曲も「舞台のsideM」を意識した作りになっていて、本家へのリスペクトと絶妙な距離感をすごく考えてるなーと思いました。もうここまでくるとてんてる定点カメラになっていたのですが、ふと旬に目をやるとあ、あの旬がニコッとした笑顔を……ジュン……
好きだ……❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️

この舞台、隙を見せると好きになってしまうので危険です。事故多発地域。

あっ!!!!!DRIVE A LIVEだ!!!
実家実家実家実家実家実家実家実家!!!!!!
いやなんというか、ヘタミュでもそうだったんですけどずーーっと舞台オリジナルの曲を聴いて、聴いて聴いての最後に既存曲を聴くこの爆age感は、幸福感はなんなんでしょうね。世界線がそっと隣り合うと言うか。
ドアラって最初からずっと歌われてきた曲で、後続ユニットのクラファもグロシグでドアラ歌ってくれたことで「sideMといえばやっぱこれ歌ってほしいよね」的な気持ちが満たされたんですけど…サイステの面々もドアラ歌ってくれたのは純粋に嬉しかった。

でもフルでやってーー!!!、!!ー!!!!!!!!涙涙涙涙涙涙涙
2番の歌詞が好きだから…いや…単純に「サイステでドアラを聴いている時間」を引き伸ばしたかった…次はフルでやってくれ!!、!!


4.演出ほか


おもしろかったね。(バカの感想?)
いや最初に爆音で劇場に響き渡る齋藤孝司さんのお声を聞けただけで割と満足だったんですけど。
一応客はプロデューサー、という設定で作られている舞台なので時々アイドルが客席側に向かって話しかけてくれますがなんか妙に目線が上なので俺がめちゃくちゃデカいと思われます。シュールで面白い。

あとはサイスタ内のストーリーでもあった「玩具屋の販促を行うクラファ」のくだりがなんかすごくスタイリッシュなバトルみたいになってて端的に言っても面白すぎる。
役者の前にあるスクリーンに映してるんですけど、これがあればなんでもできるじゃん。私はプロジェクションマッピング的な演出はどちらかと言えば否定的な方なのですがここまで突き抜けてくれれば全然オッケーです。
天峰秀さんにベーゴマで特殊攻撃してもらえるのはドラマチックステージだけっ!!!

やっぱりsideMってホビアニだったんだね。普通に大はしゃぎしてしまった。
というか見ながら(くそっ…!!最強大天才もこのシステムで虎とか炎とか出して欲しーー…!!)と思ってしまいました。あと見たことないけどせむがこのシステムで英単語とか数式を操ってるのも見たことある気がします。


5.まとめ

まあ物販はアクスタだけ買えば良いか。と思ってたんですがなんか追加でクリアの板とてんてるのブロマイドを追加購入してしまった。まあ物販は正気を失ってナンボなのでOKです。

太陽のある部屋

いやー楽しかった!なんか普通に「アイマスに触れる」って楽しいなーと久々に思っちゃった。原点回帰といえるかもしれません。
まあ私はシンデレラガールズの担当に声がないのもあって…あと一番好きな作品はDSってのもあって……765デレミリMシャニライブも見はするけど、そこに自分の感情がぐっと入り込む感覚って最近はあんまりなかったんですよね。「やったー!!担当がそこにいる!!」みたいなものは…
もちろん好きな歌をライブで聴けたらうれしーー!!とは思うんですが。
田舎住まいだから基本在宅極めてるし…。

でも今回新たなスタートを切ったサイステという作品を見て、単純におもしろかった。それが純粋に良い経験だったなと言う感じ…。

そして何よりずっと生で観劇したかった加藤さんの演技を、アイマスという自分の好きな作品で、そしてセンターに立っている姿を見られた!!
自分の人生は出会ってきたいろんな作品で形造られると常々感じていますが、その中でもとびきり運命的と言うかいいんですか、こんなに都合の良いことがあって…?!と思ってしまう作品だったな、サイステ……。

またぜひ第二弾やってほしいな。

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