競馬のいろんな確率
今回、自分の競馬のやり方を見直したのは、とにかく当たらないから。
そして、きちんとしたルールもきめていないから、衝動的に馬券を買ってしまうことなども多々あり、いわゆる負け組がやりがちなことをすべてやっていることを自分自身知ってはいたが見て見ぬふりをして、その結果負け額がとんでもなく大きくなったから。(競馬はやめる気なし)
お金の管理に関する基本ルールはいかにして自分自身で守れるかということだけ。
とにかくまずはこの1か月自分自身を調教すること笑
何があっても絶対守れ、予算を超えてやるな。
で、予想の仕方も見直してみることにして、私が着目したのは確率。
そもそも、年間3,300レース(障害レース除く)の着順と人気の確率ってどうなっているのだろうと。
なぜそこに着目したかというと、今まで例えばフルゲート18頭立てのレースをやるときに、当然全頭についてさまざまな情報を収集して評価をするわけだけど、18頭全体を見て予想をするから基本的には人気どころに印がつく。
でも実際は、人気どころ以外も馬券に絡んでくる。だから、今度は穴馬にも印をつけてみようと思って、人気ではない馬にも印をつけようと思うけど、正直自分自身にそこを見極める能力は現時点でないから、人気ユーチューバーの真似事みたいになってるだけで、箸にも棒にもかからない。
そんな迷走をしているうちに負け額がかさんでしまったというわけで。
であれば、いろんな確率を見てある程度の予想の枠組みを作れるのではないかと思いいろいろ過去10年分調べてみた。
競馬を知っている人なら当たり前だということではあるかもしれないけど、自分もその当たり前をしっかりと理解できたと思う。
ということでそのデータ(自分調べ)を備忘録的に残します。
【人気と着順に関するいろんな確率】
※2013年~2022年の10年分の平均、芝・ダート合算
①1番人気の1着率:32.5%
②1番人気の3着内率:64.1% ⇔ 1番人気の着外率:35.9%
③1~3人気の1着率:64.5%
④1~3人気が1頭以上3着内率:92.9% ⇔ 1~3人気全頭着外率:7.1%
⑤1~3人気が2頭以上3着内率:54.7%
⑥1~5人気の1着率:81.0%
⑦1~5人気が1頭以上3着内率:98.4% ⇔ 1~5人気全頭着外率:1.6%
⑧1~5人気が2頭以上3着内率:82.1%
⑨1~3着が全頭1~5人気決着率:34.6%
⑩10人気以下の3着内率:22.1%
ひとまず、今回はこれら10種類の確率をとってみました。
これに関して見る方は様々な視点があろうかと思いますが、私がまず気になったのは、⑦です。
1~5人気のうち1頭はほぼ必ず馬券に絡むということ。
それから⑤と⑧。要するにこれは主にワイド馬券の話ですが、⑤と⑧の差が意外とあるなと思いました。
つまり、1~3人気のうち2頭が絡むレースは大体2回に1回、1~5人気まで手を広げると5回に4回、意外と4・5人気も絡むんだと。
最後は⑩。10人気以下は5回に1回は馬券に絡む。意外と絡んでいますね。
これらの確率は、過去10年間の各年みても大きな変動がなく、大きなルール改正があるとか、ほぼ的中するAIが現われるとか、とんでもない変化が起きない限りこの先もおおむねよりどころにしていい数字だと思います。
そして今後、予想をする際にはこの確率を意識して、例えば18頭立てのレースで18頭を均等にみるのではなく、人気のグループで分けてその中で選んでいく。そうすることで、人気どころ・中穴・大穴で必ず1頭は印をつけることができると。
具体的には、1~3人気から2頭、4・5人気から1頭、6~9人気から1頭、10人気以下から1頭に印をつける。
買う券種は、主に単勝とワイド。
ワイドの買い方はオッズとにらめっこしつつ、点数は絞りたいですね。
ここで問題なのは、この確率に収束するといっても、あくまで全レースでの確率であって、全レースを買う資金力はないので、もう一つのポイントは「レース選び」になってきます。レース選びについては次の課題としてとらえており、まずはやみくもに全体から選ぶのではなく、層を絞って狙う馬を検討する(10番人気以下から絡むとしたらこれ、的な)ということにトライしてみたいと思います。
それから、これらの確率をベースに予想するということは、人気の直前変動が避けて通れませんが、あくまでも人気だけで買うのではなく、予想をするときに「競馬というものはこういう結果になることが多いですよ」ということを意識して予想したいということです。
展開やら脚質やらメンバーレベルやら、全体を俯瞰しなければならない部分についてももちろん加味します。
まずは、金銭管理のルールと合わせて9月の1か月取り組んでみたいと思います。
もしこの記事をご覧になられた方で、「私はこの確率が気になった・利用したい」、「このように考えたほうがいいのでは?」、「こんな確率を見てみたい」