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妻の通院アゲイン 男性育休記2-11
4/26(火)、2日連続で妻が歯医者に行く。昨日は審美歯科で今日は普通の歯科だ。まあ、3歳児を保育園に送った今、0歳児を抱いてさえいればいいので大したことはない。
と、そのタイミングで机と椅子が届いてしまった。5月からの職場はほぼリモートできるようなので、それ用に買い揃えていたのだ。0歳児を持ちながらの組み立てに苦労するも、早々に完成させる。こしらえた仕事部屋には、プロジェクターとスクリーンもあって映画を観ることもできるのだが、我ながら本当にまじめに働く気があるのか怪しいなと思っている。
妻が帰ってきたので、0歳児をベビーカーにインして特売をしているスーパーに向かう。安かった蕪、大根、豚肉。3歳児用の鰤、0歳児用のほうれん草など買う。
昼に袋ラーメンをこしらえる。なにげに、昨日余っていた卵を味玉に仕込んでおいたのがここで生きる。
3歳児を迎えに行ってから、またしばらく家で遊ぶ。
最近、3歳児は「ジョブレイバー」にハマっている。
たぶん誰も知らないと思うから解説すると、タカラトミーさんが最近売り出し始めたばかりの、パトカーとか消防車とかが人型ロボットに変形する話である。最近第1話が公式YouTubeにあがっている。ということで一応アニメもある。(多分、YouTubeだけである)
「だいたいシンカリオンみたいなものだ」と乱暴に言ってしまっても良いのだが、はっきり言ってクオリティが違いすぎる。
私は、3歳児と共に低年齢向け乗り物系ロボットアニメを死ぬほど見た。パウパトロール、シンカリオン、カーズ、のりものマン、ロボカーポリー、スーパーウィングス…それぞれめちゃくちゃ語れる。
だがジョブレイバーはどうだろうか。アニメ第1話も8回くらい見せられたが、ストーリーも単調というか、トラックが暴走して、それを取り押さえて終わるだけだ。低予算なのだろう登場キャラが主人公しかほぼ喋らない。
ただただ「ジョブレイバー」のタカラトミー商品を買わせるための、しっかり目のプロモーションビデオを見せられているかのようだ。
我が家はプラレール、トミカなどを大量購入しているタカラトミー重課金者であるので辛辣なことを言わせてもらうが、おそらくこう、シンカリオンだとかトーマスプラレールとかの版権モノおもちゃは取り分が悪いので「100%タカラトミーオリジナルのアニメつきで変身ロボを作れば爆儲けなのでは?」と考えた人がいて、それによって作られたのがこの「ジョブレイバー」なのではないかと思っている。
だとしても、予算の掛け方が中途半端だ。
なのに肝心のおもちゃがメーカー希望小売価格8,580円(税込)、これはエグすぎる。
だから、私が3歳児に言いたいことはこれに尽きる。
「おいこれ、流行んねえぞ」
しかしどうだろう、私の忠告を聞かず3歳児はジョブレイバーの走り方を完コピし、このままいくとクリスマスプレゼントの最有力候補、シンカリオンを揺るがしてくるまで考えられる。
流行ってない方に突き進んでいくのはどうかと思うが、彼の父も、「銀狼怪奇ファイル」の話を突然noteに書き始めて、一両日反応を待って「1つもスキがつかねえな、オイ」としっかりと確認してから、もう一度銀狼怪奇ファイルの話を書き連ねる男である。
血は争えないものだな。そんなことを考えながら、「もっかいおなじのみるのー!」に従ってジョブレイバーをまたみている。