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日帰りトーマスランド 男性育休記2-22

最後の週末。さあどうしようかなと思って3歳児のご機嫌を伺うと「トーマスランドいきたい」と言う。えっ、一応アレ富士急ハイランドの中、つまり山梨県なんだけどそんな急に行ける?

とか思うところもありましたが、全然行けた。でっけぇイオンに行くようなフランクさで行った。

3歳児は、来たものの乗り物は「こわいの」と言って乗らないのが常なのだが、彼も成長しているのだろう、今回は意外とだいたい乗ることができた。ロックンロールダンカンという、小さいジェットコースター以外は。ダンカンだけは怖いらしい。のびしろですね。

ちなみに各アトラクションは、「ママとのりたいの」だったので私はひたすら0歳児を抱っこして園内をプラプラしていた。

それにしても、この半年でたぶん3回くらい来ているが、トーマスランドだけ見ても迷路のやつとか、なんか謎のカフェテリアとか、コロナ事由で閉鎖されていたアトラクションがだいたいオープンしている。終わりかけだがGWということで人出も多い。

何の宣言も出ていないって、いいな、隔世の感がある。今年の夏はビアガーデンくらい行けるだろうか。

お昼過ぎには3歳児は満足したようなので、帰ることにする。

帰りがけ、妻がこのあいだ美容師さんに聞いたという、3月にできたばかりの大型激安スーパーに寄る。私が専業主夫をできる期間ももう終わりだ。妻なりに、テンションを上げて料理をしたいのだろう。3歳児も0歳児も寝ていたので、車内で2人を私が見守り、妻だけに行ってもらった。ものすごい安さと品揃えだったそうで、大変興奮して帰ってきた。良いことである。やる気があるのは良いことなのだが、妻は、なんの料理を作るというビジョンが無いまま食材を買いがちなところがある。たとえばこの舞茸2連パックは何を作る気なのだろうか。まあ、どうにかなるか。

帰宅してから、妻が両親に大型激安スーパーのことを熱弁している。義母の目が爛々としている。「新しいスーパー」これに興味が湧かない主婦はいない。私も気にはなるが、私はもうあと1日しか主夫ではない。退職前日に新規事業を開始したりはしない。そんなことを思いながら、サクで300円と激安だった鰹のたたきを刺身包丁でスライスしていく。これで300円はすごいな。

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