自衛
喧嘩するほど仲がいいとはよく言ったものです。
私は自身の恋人とよく言い合いをします。お互いカッとなって心無い言葉を言ったり、話が無限ループしたり、結局なんの話だったかわからなくなり後に引けないこともしばしば。
ただ、自身と相手の関係を笑って知人に話せるうちは、本人らにとって対して大事では無いのです。
これは一方で自衛にもなりますが、恋人との順風満帆な幸せエピソードを話すだけでは、相手に不快感を与えてしまう恐れがあるのです。
所謂幸せエピソードだけでなく上手くいっていない部分を示すことで相手からの敵意を防ぎ自衛する訳です。
そうやって自分を守って生きてきた私ではありますが、演劇という物は割と面白く、なかなか良いものでした。
ただそれも、きっかけが無ければ自らやるようなことは無いくらい、趣味の範疇でした。
私は何か刺激を求める傾向にあるので、平凡でつまらないと感じれば何かを始めます。
今回突発的なnoteの初投稿に当たって、脚本では無いですが、物語を作ってみようと考えました。
単純に刺激が欲しいのです。
果たして最後まで書き切る事が出来るのか、見物です。
…ところで、喧嘩するほど仲がいいとはよく言ったものですが、円満に超したことは無いのです。
つまり、一見良い言葉に思えますが、喧嘩エピソードに対する円満な返しをするための言葉でしか無く、話された側の自衛の言葉なのでしょう。
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