はじめまして!
料理人のヌマカミです。鎌倉駅近くで10年間「和料理日和」で料理をしてきました。
色々なことをブログにしようと企んでおります。まず最初は私の料理人人生の成り立ち。
昔から母ちゃんの手伝いで比較的料理してたと思います。
10歳の頃、おじいちゃんと二人で留守番していた時に、ふと、味噌汁を作ろうと思いました。いつも母ちゃんが作ってるのを真似てつくることにしました。
当時、お豆腐が苦手だった私はその豆腐を細かいさいの目に切り(7ミリ四方のさいの目)、鎌倉で取れたわかめを入れて作り、おじいちゃんと食べました。
「のり、おいしいよ」
この言葉がとても嬉しかったのを覚えています。
そして、
「美味しいってどういうことなんだろう?」
そんな疑問も持った瞬間でした。
今では少しわかった気がします。
☆体が欲しているものを摂取すると美味しい。
☆ちゃんと作っていると分かると美味しい
☆気持ちを込めると美味しい
☆必要なものを必要なだけ摂取すると美味しい
今思いつくのはこの四つ。
料理をする時に考えるべきなのは食べる人の事。
本を見ながらつくるのはいいんですが、本のレシピ通りに作っても一味足りない。よくあると思います。それは、料理を食べる人が今何してるか?
明日何をするか?
で、完成度は飛躍的に上がると思います。
例えば、
汗をかいて働いている。
涼しい場所で座って仕事をしている。
大切な会議の準備をしている。
就職活動の面接の準備中。
たくさん練習してきたピアノの発表会。
大切なお見合い
などなど、ただ好きなものを食べてもらうのではなく、体の中から相手を思いやる。そういったことのヒントを伝えていきたいと思います。
これが最大にして最強のスパイス!
プロの料理人は食材と向き合い、生産者様のことを思い、食べていただく方を想像して仕込みをする。地元の野菜や旬の魚を食べていただく方に合わせて料理をする。
そのプロの一端を上手く書いていきたいと思います。