見出し画像

#3 私と建設業〜営業職から見る建設業の魅力〜

日和建設株式会社の山下徹也です。
本日は建設業という仕事のやり甲斐や好きなところ
について綴っていこうと思います。

私と建設業

生まれた頃から母が建設業界に従事していたので、幼い頃から建設というものを少し身近に感じていました。
当時5歳ぐらいの頃だったと思います。母に連れられ会社について行った際にユンボに同乗させていただいたのがすごく楽しかった記憶があります。

「ぼく将来は建築の人なる!」と自慢げに発言しては周りの方が喜んでくれるのがとても嬉しかったのを覚えています。

そこから時が進み、思春期に差し掛かった頃はあらゆるものに目移りして建設業という職業が遠いものになっていました。
ではいま現在、建設業そのものが大好きでこの業界にいるか?と聞かれると、それも正直少し違うかもしれません。まだまだ知識も経験も浅い私にとって建設業の良さを全てを理解しているわけではないと思っています。

しかしながらそんな私でも建設という仕事が与えるインパクトやそのプロセスが大好きなので今回はそれを綴らせていただこうと思います。

建設業の好きなところ

建設の過程には夢がある

住宅であれば、人生の中で1番大きな買い物になると思います。それはライフステージの転換期かもしれません。
今後の人生を、またはご家族の人生を想像しながら夢を膨らませて購入します。

社屋であっても同じです。社屋を移転するタイミングは会社の歴史の中でも、とても大きな転換期だと思います。未来に向けて大きな夢を膨らませながら建てられるはずです。

店舗であっても施設や倉庫であっても例外なく同じ。
お客様はただの箱ではなく、その先の大きな夢を購入下さっています。それが完成した時の感動は計り知れません!そんなお客様の姿を見れる仕事は早々ないと思います。

完成までのプロセス

施工管理部 新卒5年目の箕と3年目の金山ペア

私は営業職なので現場の全てを見てきたわけではありません。それでも建設工事の過程には沢山のワクワクが詰まっていました。
完成までの道のりは長いですが、出来上がった建物を見ると大きなやり甲斐や達成感を感じるんだろうなと現場の仲間を見ていて感じます。

建物は多くの人の手で造り上げられます。現場に関わる沢山の方々と竣工・引き渡しというゴールを目指して力を合わせて取り組む一大プロジェクトなわけです。

他のモノづくりと大きく違う点は我々が相手にしているのが自然だということ。工事期間中は大なり小なり日々たくさんの問題が発生します。

現場の方々はそれらを乗り越えて、何も無かったところに立派な建物を造っちゃう訳ですから本当にかっこいいなと思います。

建てて終わりではない

西住之江住宅1~10号館昇降路増築工事(当社施工実績)

建物は引き渡したら終わりではありません。その後もずっと誰かがそこで生活しています。自分たちの仕事が何十年先も残るんです。

当社のほど近くには保育園があります。いつもたくさんのお子さんが遊んでいる園庭は弊社が施工しました。子供たちの楽しそうな様子を見る度に先輩方の仕事の尊さを感じて少し誇らしい気持ちになります。

会社のみんなでよく行くゴルフ練習場も過去に社員が建設しました。地域で愛され親しまれながら、社内でもコミュニケーションにおいてとても大事な場所の1つとなっています。

休日に自社の施工した建物を見て回ったことがありました。52年という歴史の中で、地域のあらゆる建物や道や河川などを手掛けてきたことを目の当たりにして言葉では言い表せないような感動を覚えています。

信頼関係で出来ている

お客様にとって建物は即決できるような買い物ではありません。住宅や社屋のように高価で大事なものになればなるほど決め手は明確です。自分の価値観に合った「1番のもの」しか選ばれません。
だからこそ日々の一つ一つを丁寧に、信頼関係も築いていきながら取り組まなければならない尊い仕事なのです。

私自身も営業という立場でお客様との窓口を担当しながら身を持って実感しております。当社にお問い合わせいただき、夢を聞かせていただくところから想いをカタチにして引き渡す。

その全ての過程においてお客様に安心してもらえるような仕事をするからこそ、その先に感動があることを知りました。

最後に

今回は改めて自分たちの仕事を棚卸しながら建設業の魅力について綴ってみましたがいかがだったでしょうか。ホワイトカラーに関心が集まり、若手の担い手が減って人気がなくなっている業界かもしれません。それでも衣食住を担う我々の仕事はこの先、AIが発達して様々な効率化がなされた時代でも形は変われど絶対に無くならない業種の一つだと思っています。

これからも安心と感動の未来を提供できるような仕事をしていきながら、さらに業界の魅力を見出していけるよう精進して参ります。