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#3 ペットと窓|サッシが変えればペットと住まいの悩みが8割なくなる

こんにちは!わんことにゃんこの匠です。
こちらのコラムではペットとの「より良い暮らしを実現する」提案をご紹介してまいります。

今回のテーマは「窓」です。

サッシ交換で叶えるエコな高性能住宅化

ペットと暮らす毎日は、家族としての喜びや癒しをもたらしてくれる一方で、住まいの環境についての悩みも抱えやすいものです。特に、「空調をつけっぱなしにしないとペットが快適に過ごせないけれど、光熱費が気になる」「鳴き声や生活音が近隣に響いていないか心配」といった問題を感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを一気に解決し、さらに家全体をエコで快適な住まいに変える方法として注目されているのが、サッシ交換です。本記事では、サッシ交換の具体的な効果やメリット、国の補助金制度について詳しく解説します。
これを機に、ペットと共に暮らす住まいのサッシを一新してみませんか?


1. サッシ交換とは?

1.1 今のサッシは大丈夫?

サッシとは、建物開口部の窓やドアの枠組みを指します。築30年前後の住宅では、旧断熱等級の建造物が多くアルミ製のサッシが採用されているケースが一般的です。このアルミサッシは熱伝導が良く室外の温度を取り込みやすく断熱性能が低いという欠点があります。冬は外の冷たい空気が室内に伝わりやすく、夏は太陽の熱を室内に引き込みやすいため、快適な室温を保つためには空調設備に頼らざるを得ません。また、その空調効率も悪く光熱費が割高になってしまう傾向にあります。

そこで注目されているのが、高性能な断熱サッシ樹脂サッシへの交換です。これらのサッシは、断熱性能が飛躍的に向上しているため、室内の快適性が大幅に改善されます。また、外観も美しくなり、住まいの価値向上にもつながります。


1.2 サッシを一新する工法についてご紹介

では具体的にどのように交換するのか?
ここでは2025年時点の代表的なサッシ工事の工法について3つご紹介致します。商品性能・建築技術が向上したことにより短工期・低価格でお手軽に着手できるような画期的なものになっております!

①既存サッシ枠を利用したカバー工法

今あるサッシ枠の上から、新しいサッシ枠を取り付ける工法です。
リビングから浴室まで、窓の種類を変更したり、窓のサイズを小さくすることも可能となっております。

補助金を活用した場合の参考価格 20万円〜

②新たにサッシを取り付ける二重窓工法

今あるサッシにプラスして内側に枠を新設する工法です。
既存の窓との間の空気層が断熱効果や遮音効果を生みだします!既存のサッシを触らないため、カバー工法よりもより低価格で工事可能となっております。

補助金を活用した場合の参考価格 8万円〜

③ガラスのみを入れ替えるガラス交換工法

今あるサッシのガラスのみを高性能なものに取り替える工法です。
サッシ枠の性能はそのままですが、開口部であるガラスが変わるだけでもかなり断熱効果が得られます。

参考価格 6万円〜


2. サッシ交換による具体的な効果

2.1 断熱性能の向上

出典:日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」  

サッシは、住宅全体の熱損失の約58%~73%を占めるとも言われています。断熱性能が高いサッシに交換することで、外気の影響を受けにくくなり、室温が一定に保たれやすくなります。特にペットは、適切な室温が健康に直結するため、サッシ交換による効果は非常に大きいです。

冬は暖かく、夏は涼しい環境が整えば、飼い主もペットもストレスなく過ごせます。また、快適な住環境はペットの健康寿命を延ばすことにも繋がります。

2.2 防音性能の向上

ペットの鳴き声や足音、生活音が近隣に漏れることを心配される方も多いのではないでしょうか。サッシ交換によって防音性能が向上すれば、こうした音漏れを大幅に軽減できます。

例えば、防音性能の高い複層ガラスや樹脂サッシを採用することで、外部からの騒音も軽減されます。これにより、ペットが安心して過ごせる静かな空間が整い、飼い主の精神的な負担も軽くなります。

2.3 光熱費の削減

サッシ交換による断熱性能の向上は、冷暖房効率の改善にもつながります。空調設備の稼働時間が短縮されるため、年間の光熱費を大幅に削減できます。ペットと共に暮らすご家庭のほとんどが空調設備を年間通してつけっぱなしにしておりますので、効果をより実感いただけると思います。

例えば、断熱性能の高いサッシを導入することで、夏のエアコン設定温度を1〜2℃上げても快適な室内環境が維持できます。これにより、毎月の電気代が確実に下がります。

2.4 エコで健康的な住まいへ

冷暖房機器への依存度が減ることで、CO2排出量も削減でき環境負荷が軽減されます。また、結露が抑えられることでカビやダニの発生リスクも低下し、ペットと飼い主の健康を守る効果も期待できます。


3. 国が推進する補助金制度

サッシ交換は、住宅のエコ化を促進するための工事として、国の補助金制度が利用可能です。現在、最大で工事費の50%が補助される制度があり、これを活用すれば高性能サッシへの交換をより手軽に行うことができます。

補助金制度のポイント

2025年度もまもなく開始予定!

対象: 断熱性能を向上させる工事(窓の交換、内窓の設置など)
補助金額: 工事費用の最大50%が支給
申請方法: 指定された条件を満たす工事を行い、必要書類を提出
注意点: 補助金申請は予算が決められており、早めの手続きが推奨されます

先進的窓リノベ2025事業 / 「国土交通省・経済産業省・環境省」3省連携 / 2024/11/29発表

補助金交付は最大200万円となっております。
50万円のサッシ交換工事を行った場合、25万円が補助される計算です。この制度を活用すれば、住宅性能向上を少ないご負担で実現できます。

2024年末に補正予算案が閣議決定されたばかりで令和7年度の具体的な補助金制度の詳細については、正式に情報が出揃い次第ご案内いたします。


4. サッシ交換で得られる未来

サッシ交換は、単なる設備更新ではなく、住まいの質を根本から向上させるリフォームです。特にペットと暮らすご家庭では、以下のような未来を実現できます!

4.1 ペットも飼い主も快適な空間

断熱性の高い住まいは、ペットが季節を問わず快適に過ごせる環境を提供します。冷暖房の効率化により、ペットのためにエアコンをつけっぱなしにしている状態でも光熱費を抑えることができ、家計にも優しい選択です。

ペットが寒さや暑さに悩まされることなく自由に過ごせる空間は、飼い主の安心感にもつながります。

4.2 騒音トラブルの解消

防音性能が向上すれば、ペットの鳴き声や足音を気にせず、のびのびと暮らせるようになります。また、外部の騒音が軽減されることで、ペットが安心して過ごせる静かな空間が生まれます。

例えば、小型犬の吠え声が気にならなくなるだけでなく、室外における車や電車等の騒音も減少するため、リラックスした毎日が送れます。

4.3 長期的な省エネ効果

一度サッシを交換すれば、その効果は長期にわたって持続します。将来的な光熱費の削減効果や、環境への配慮が、より豊かな生活をサポートします。

長期的な視点で見れば、初期投資以上の価値を得られるリフォームです。


5. まとめ

築30年前後の住宅にお住まいで、ペットと共に暮らすご家庭の方にとってサッシ交換は最も環境改善が期待できるリフォームです。断熱性・防音性の向上や光熱費の削減など、日々の生活に直結するメリットが多く、ペットにも飼い主にも優しい住まいを実現できます。

また、国の補助金制度を活用すれば、費用負担を大幅に軽減しながら、高性能なサッシを導入することが可能です。ペットのためにも、快適でエコな住まいを手に入れる一歩を踏み出してみませんか?

「わんこの匠/にゃんこの匠」では、ペットも飼い主も満足できるリフォームプランをご用意しています。まずはお気軽にご相談ください。


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