生きてしまう
なにもしなければ
平凡に暮らせるのに
衝動に駆られて
非凡を生み出してしまう
余計なことをした
自分でもわかってるのに
周りからの視線が突き刺さる
みんな他所なんて気にしちゃいない
それもわかってるのに
意識しちゃって眠れない日々
明るくなりゆく空を
ぼんやりと眺める
僕はぼんくら
ああ、目の前は照らされるのに
台本のない毎日を演じるのは大変だ
僕は何をしたらいいかなんて
誰に聞いても答えはなくて
こんな曖昧な世界で
ふらふらと生きてゆくには
頭と肝がついていかない
もうそろそろいいかな
僕がいなくても世界は回る
わかってはいるんだけど
明日は楽しいかもしれないからって
そんな世界にいないことが悔しくて
今日も生きてしまうんだ