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パイオニア統率者おすすめカード ギルド門侵犯編


はじめに

前回の記事はこちら。記事を書き始める経緯などもこちらに。

タイトルの通り、パイオニア統率者でおすすめしたいカードたち(自分が気になったカードの備忘録のようなもの)です。

パイオニア統率者とは?(いつもの)

パイオニア範囲内のカードで統率者戦を遊ぼう!というものです。
禁止カードは統率者戦に準じているため、
・統率者戦で禁止/パイオニアで禁止じゃない →❌️
・統率者戦で禁止じゃない/パイオニアで禁止 →⭕️
というかたちになっています。
例えば《不屈の巡礼者、ゴロス》はパイオニアでは禁止されていませんが、統率者戦で禁止なので使用できません。
《血染めのぬかるみ》等友好色のフェッチランドは逆にパイオニアでは禁止されていますが、統率者戦では禁止されていないため使用できます。

《太陽の指輪》に代表されるマナ加速カードや《リスティックの研究》などよく見かけるカードはそもそもパイオニア範囲ではないため、どちらかといえば通常の統率者戦に比べるとゆったりとしたゲーム展開になり、またクリーチャーが強い環境・・・と言われています。

というわけで、第2弾は『ギルド門侵犯』になります。

今回はギルド門侵犯

前回の『ラヴニカへの回帰』ではフィーチャーされていなかった、10のギルドのうちの残りの5つのギルド(白黒/青黒/赤緑/赤白/緑青)が収録されています。
多人数戦でより強くなる能力、『強請』が登場します。

↓ここからカード紹介↓

前回と同じく、
・サイクルをなしているカード
・それ以外のカード 白→青→黒→赤→緑→多色→無色・土地
という順番で紹介します。

サイクルをなすカード

◯◯の住人

それぞれの色に1体ずつ収録されていますが、白と緑のみを紹介します。
《宮廷通りの住人》は《氷冠のヒルダ》で対戦相手のアンタップクリーチャー&マナの続く限りトークン生成が可能。
《キヅタ小径の住人》は、パイオニア範囲外では無限コンボの相棒が存在するので有名ですね。コンボがなくとも+1/+1カウンターシナジーで条件がゆるいのでおすすめ。

◯◯の始源体

《森林の始源体》は統率者戦で禁止されているため使用できません。
普通の統率者戦に比べると、大きくて強いクリーチャーが多く採用されている傾向にあるため、対戦相手のそれらを利用できる黒・赤はそれに伴い強く使えます。
また、すべて「戦場に出たとき」なので悪用もできます。

◯◯の魔除け

よく見かけるのは《ボロスの魔除け》でしょうか。
こちらの魔除けシリーズも使い勝手がよいですね。

◯◯の魔剣

《ディミーアの魔剣》はブロックされず、《オルゾフの魔剣》は高タフネスの絆魂持ちなので使い勝手が良さそうです。

◯◯のギルド門

前回も触れましたが緑が含まっている門はまだ使えそうです。

ショックランド

前回言及し忘れていましたが、『ダスクモーン:戦慄の館』にて登場した《◯◯の境界》シリーズは基本土地タイプを参照するので、そういった点でも基本土地タイプを持つ多色土地はやはり強いですね。

天使の散兵

『兄弟戦争』にて、似た能力をもつ《鋼の熾天使》が存在します。
あちらは試作をもち序盤にも出せますが能力付与は1体のみ/自分のターンの戦闘のみ、こちらは自クリーチャー全体に付与/各戦闘開始時になっています。

聖堂の護衛

《策謀の龍、アルカデス》で。
白を含む防衛持ちを採用できるのが《育殻組の誉れ》とは異なる部分ですね。
念の為ですが、「強請」は統率者の固有色には影響しないので、黒を含んでいない白を含んだ統率者に採用可能です。

盲従

エンチャントデッキで。
そうでなくとも相手の展開を咎める事ができるので、ゆったりとしたデッキであれば。

霊気化

《サイクロンの裂け目》の超過に比べると軽いので、クリーチャーがあまり立たないデッキでは採用してもいいかも。
被害が出るのが1人ですが。

無限への突入

マナをためて丹精込めて唱えましょう。
《魅惑の悪漢、マルコム》などで踏み倒すのもよし。
《苦悶の占い師、クェザ》でライブラリー枚数分ドレインしてもよし。

束縛の手

飛行クリーチャーやブロックされないクリーチャーに暗号化させるととてつもなくヘイトが上がりそう。

急速混成

貴重な青1マナインスタント除去。《猿術》は残念ながらパイオニア範囲外です。
《雑食するもの、グロルナク》にカエルアタッカーを供給してしまう、という裏目?があります(経験談)。

身分詐称

コピー生成呪文の1つ。6マナと少し重たいですが、暗号化が通ればお得。

欄干のスパイ/地底街の密告人

いわゆる「スパイ」。パイオニアでは禁止ですが、統率者戦では禁止されていないため使用可能です。

墓所の怪異

《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》がパイオニアで使用可能なので、一応黒単色でなくとも恩恵を得ることができます。

集団疾病

小粒クリーチャートークンが許せないときに。
自身のクリーチャートークンにも影響があるところは注意です。

虚無の王

始源体サイクルのところでも触れましたが、質の高いクリーチャーが採用されることが多いため、当たりは多そう。
《真紅の花嫁、オリヴィア》であればすぐに殴れるのでよし。

オーガの貧王

ネズミデッキで。

ヘルカイトの暴君

特殊勝利枠。
流石に1周待つのは厳しいので、《秒刻みのオベカ》デッキで宝物を増やす等がありか。

最上位権限

オーラデッキで。
《運命に導かれし者、ケイリクス》でコピーしていくとよいとされています。
「威迫」を持っているクリーチャーにエンチャントするとブロックできないクリーチャーの誕生です。

巨大オサムシ

前回の《大軍のワーム》でも触れましたが、出てくるトークンの質が良いので《荒野の鏡、ギレッド》等でぜひ。
単純に緑の大きなクリーチャーで強い枠の1体ですね。

円環の賢者

マナがたくさん出るクリーチャーの1体。
《混種の頂点、ロアレスク》デッキでは最強格のマナクリ。
《西の樹の木霊》や《君主のオキネク・アハウ》等、改善することに意義がある、ないしは+1/+1カウンターデッキで。

塔の防衛

《策略の龍、アルカデス》《育殻組の誉れ》のフィニッシュカードです。
もとよりそういったデッキでは守りというより攻めのカードではあるものの、コンバットルールがファウンデーションズ以降変更されるためその色がより濃くなりましたね。

多色

軍勢の集結

率先して除去するほどでもないけど定着すると・・・系のカードですね。

戦導者オレリア

お手軽追加戦闘。
パイオニア範囲内でも、
・《多勢の兜》
・《変位エルドラージ》とタップで3マナ以上生むクリーチャー
で無限戦闘が可能です。

オレリアの憤怒

クソデカ沈黙(クリーチャーは許可する)。

一族の誇示

赤緑でマナの注ぎ先に困った際には。
殴り先を作る際にも便利そう。

破壊的な逸脱者

《欺瞞の神、フィナックス》で使いましょう。

水深の魔道士

最近のカードだけでも《亭主の才能》等、かなりゆるい条件で継続的にドローを可能にしてくれます。

ディミーアの黒幕ラザーヴ

何度か触れていますが、質の高いクリーチャーが採用されていることが多いので、このカードも当たりが多いハズ。
「唱えたとき」「戦場に出たとき」は誘発しませんが、《原初の潮流、ネザール》《星界の大蛇、コーマ》《黙示録、シェオルドレッド》等よくみかける、存在するだけでアドバンテージを供給するクリーチャーになりましょう。

練達の生術師

「頑強」がパイオニアには存在しないので、そういった目的では使用できません。
少し過剰気味かもしれませんが自軍強化に。

無慈悲な追い立て

《告別》よりも優れている点はプレインズウォーカーにも触ることができる点でしょうか。
複数モードを選べないので、モード次第では1人しか弱らない可能性も。
とはいえやはり追放全体除去なので、選択肢の1つとして。

首席議長ゼガーナ

たくさんドローしたいときに。

一族の信号

1種類1枚採用の統率者戦ならではのカードですね。
手札に加わるのは無作為に選ばれた1枚なので、同じ役割のクリーチャーを選びたいところ。

予想外の結果

シャッフルしてからのデッキトップ踏み倒しなので、ガチャがしたいときにどうぞ。
外れた際は手札に返ってくるので再チャレンジ!

囁く狂気

《意外な授かり物》がパイオニア範囲外なので、黒も含めるのであれば。
1マナ重く色も増えていますが、こちらは「暗号」がついています。
《覆いを割く者、ナーセット》とセットでどうぞ。
次エキスパンション『ドラゴンの迷路』に収録されている《概念泥棒》とは色もあっているのでそちらもどうぞ。

炎樹族の使者

フリースペルクリーチャーの1体。

無色/土地

派手な投光

いわゆる「ほぞ」の1枚。
下の能力があるので、最悪上の能力が全く仕事をしなくてもOKなのはいいところ。
起動しても戦闘で安心できない点を挙げると、《霊気化》や《残骸の漂着》等呪禁が関係ない呪文がそれなりに存在するところでしょうか。
「呪禁」を消したいだけであれば、《影槍》のほうがバリューがあります。

幻術師の篭手

能力をコピーしたいときに。
装備コストはもちろんかかりますが、コピーにマナがかからない点はよいですね。

予言のプリズム

《古代学者、メリア》では、単体でマナを出してもよし・緑をフィルターして赤にするのもよし。
アーティファクトの起動コストが軽減されている際はマナファクトとしても機能します。
「戦場にでたとき」にドローできるので、ブリンクしてもおいしいですね。

演劇の舞台

対戦相手の《ニクスの祭殿、ニクソス》や《死者の原野》、《太陽の揺籃の地、イトリモク》をコピーするのがとてもうまあじがします。うまうま。
もちろん自身がコントロールしているそれらの土地でもいいですし、パイオニアでも使われている使い方として自分の《睡蓮の原野》のコピーでもよいでしょう。
『サンダー・ジャンクションの無法者 ビッグスコア』にてニクソス亜種こと《破滅の眺望》、『ブル〜ムバロウ』にてクリーチャー版ニクソスこと《三本木市》も登場しましたね。

さいごに

前回も触れましたが、大型エキスパンション2連続ということで紹介カードも多くなってしまいました。
あくまで体感ですが、おおよそ250種類の収録枚数で約50枚紹介しているので、収録枚数の2割ほどが目安かなと考えています。
それでは次回、『ドラゴンの迷路』で。

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