見出し画像

パイオニア統率者おすすめカード ドラゴンの迷路編


はじめに

3回目になりました。
これを書いていおる途中に『ファウンデーションズ』の全カードが公開されました。
前回までの記事で追記・編集できるところがあれば、またしてみようと思います。
初回の記事はこちら。記事を書き始める経緯などもこちらに。

タイトルの通り、パイオニア統率者でおすすめしたいカードたち(自分が気になったカードの備忘録のようなもの)です。

パイオニア統率者とは?(いつもの)

パイオニア範囲内のカードで統率者戦を遊ぼう!というものです。
禁止カードは統率者戦に準じているため、
・統率者戦で禁止/パイオニアで禁止じゃない →❌️
・統率者戦で禁止じゃない/パイオニアで禁止 →⭕️
というかたちになっています。
例えば《不屈の巡礼者、ゴロス》はパイオニアでは禁止されていませんが、統率者戦で禁止なので使用できません。
《血染めのぬかるみ》等友好色のフェッチランドは逆にパイオニアでは禁止されていますが、統率者戦では禁止されていないため使用できます。

《太陽の指輪》に代表されるマナ加速カードや《リスティックの研究》などよく見かけるカードはそもそもパイオニア範囲ではないため、どちらかといえば通常の統率者戦に比べるとゆったりとしたゲーム展開になり、またクリーチャーが強い環境・・・と言われています。

第3弾はラヴニカへの回帰ブロックラスト、『ドラゴンの迷路』になります。

今回はドラゴンの迷路

このエキスパンションでは10のギルドすべてが登場します。
前エキスパンション2つはどちらも大型セットでしたが、こちらはセット枚数が156枚と少し少なくなりました。

↓ここからカード紹介↓

今回も前回までと同様に、
・サイクルをなしているカード
・それ以外のカード 白→青→黒→赤→緑→多色→無色・土地
という順番で紹介します。
今回は多色と無色・土地の間に融合カードを挟み、サイクル以外で紹介する無色カードがなかったので最後は土地のみになります。

サイクルをなすカード

サイクルをなしているカードは他にも収録されていますが、今回紹介するのは1種類のみです。

◯◯の導き石

前2弾で登場した《◯◯の魔剣》と同じく、3マナで各ギルドの色マナが出せるアーティファクトです。
こちらは対応する2色と自身の生贄でカードを1枚引くことができます。
ラヴニカへ再度訪れる際に、似たアーティファクトサイクル《◯◯のロケット》があります。
そちらは起動コスト2倍、引ける枚数も2倍になります。

暴動鎮圧

戦闘ダメージ以外も軽減しますが、自身のみなので自分のクリーチャーへのダメージは軽減されません。

見えざる糸

《睡蓮の原野》をアンタップする等、パイオニアでも見かけますね。
その他複数マナの出るクリーチャー・土地・アーティファクトを採用していればさらにバリューが上がります。
暗号化できるので、《魅惑の悪漢、マルコム》等回避能力のあるクリーチャーにぜひ。

つぶやく幻

《策略の龍、アルカデス》《育殻組の誉れ》で。
2マナ5/5は魅力的ですが、他の効果がないので優先度は下がるか。

荒廃の司教

全員「強請」を持つようになるので、後半のライフレースに有利になれます。
タフネスが7もあるのも安心。

吹き荒れる潜在能力

《ドラニスの判事》や《エメリアのアルコン》などでロックが可能です。
対戦相手の場にそれらがいるときに出さないようにしましょう。

突然変異の捕食

対象が限定されますが、1マナ格闘インスタント。

多色

ワームの到来

クリーチャーで同じような質のトークンを出すカードよりもマナ総量は低いものの、トータルとして2体分(ないしそれ以上)になるそれらと比べると・・・といったところ。
スペルでトークンを出す側に寄せるのであれば選択肢の1つとして。

狩りの仕込み

《混種の頂点、ロアレスク》にぜひ。
基本この能力(いわゆるカササギ能力)の置物は《タッサの二叉槍》等4マナが基本なので、シナジーがあるのであれば1マナ軽い選択肢、といったところでしょうか。

死橋の詠唱

大量に切削したいときに。
後半の効果ですが、エターナルフォーマットではないため墓地をシャッフルしてもOKです。
全員パイオニア統率者なら問題ありませんが、そうでない場合はダイスなどで順番を変えずに無作為に選べる方法で。
「探査」があれば調整して無作為(無作為でない)もできます。

死せざる者への債務

でっかい《瀉血》。コピーされないように気をつけましょう。
《瀉血》も『ファウンデーションズ』に再録されますね。

第10管区のラヴィニア

《深海住まいのタッサ》や《テレポーテーション・サークル》でひたすらブリンクしてみたさがあります。
ヒュージなパーマネントに影響がなくてかわいいですね。

軍団の戦略

下の起動能力はトークンも巻き込んでしまうので一長一短ですが、統率者を含め攻撃することが大事なデッキなら良さそう。
(そのターン死なないのであれば)《サイクロンの裂け目》や全体除去を避けることも可能。

残虐の達人

《真紅の花嫁、オリヴィア》であれば、「単独でしか攻撃できない」デメリットを無視できるのでおすすめです。

イゼットの模範、メーレク

せっかくなので追加ターン等派手な呪文をコピーしましょう。
『カルロフ邸殺人事件』にて《再鍛された研究者、メーレク》として復活しています。

概念泥棒

追加ドローを咎める手段として。
もちろん、前回紹介した《囁く狂気》や《闇取引》といったカードがあるので能動的に使ってもよし。
ただしヘイトはものすごく高いので、ゲームを終わらせる努力をしましょう。

原形質捉え

パイオニア界の《マナ吸収》(嘘)(本当)。
本家に勝っている点を挙げると、無色マナではなく好きな色の組み合わせを加えます。

前駆ミミック

増えていくコピークリーチャー。
コピーするのであれば非伝説のクリーチャーのほうがバリューが高いので、《ヘドロの怪物》などがおすすめ。

化膿

《突然の衰微》や《暗殺者の戦利品》等で足りなければ。

ラル・ザレック

+1能力は《見えざる糸》と同様ですが、アンタップ✕2ができない点が少しネックですね。
−7能力は狙ってみたいものです。

静寂宣告

打ち消してから、そのプレイヤーのみの《沈黙》。
呪文を連打するタイプのデッキにめっぽう効きます。

自由なる者ルーリク・サー

ライフを直接攻めることができる点でかなり強いです。
統率者に指定するのもいいですし、色の合っているクリーチャー寄りのデッキでもぜひ。
上記《吹き荒れる潜在能力》と合わせると、1回のノンクリーチャースペルが必ず2回になるため12点が飛ぶことになります。自分もですが。

狂気の種父

やはり《真紅の花嫁、オリヴィア》で使いましょう。
場には一切干渉できないので、出すときはそのあたりも考慮しましょう。

トロスターニの召喚士

7マナ10/10です!
出たとき誘発orトークン倍カードがあれば7マナ19/19です!
流石に嘘かもしれないです。

復活の声

トークンを並べるデッキでぜひ。
クリーチャーが並んでいる際には《堂々たる撤廃者》ほどではありませんがそれなりの拘束力があります。

育殻組のヴォレル

カウンターが3つ乗った《市長の笏》とセットで無限ターンになります。
《シミックの隆盛》も、それ自体にはカウンターを乗せることはできませんが+1/+1カウンターを乗せることで実質的にカウンターを乗せることができます。

『ファウンデーションズ』にて同等の効果を持つ《逆説の彫刻家、ジモーン》が登場します。

融合カード

分割カードですが、片方ないし両方で唱えることができます。
今回は2枚紹介します。

強行//突入

今のところこの3色の統率者で明確にシナジーがなさそうなのが気になるところ。
《強行》は自分を対象にリアニメイト先の供給、相手を対象にライブラリ破壊、《突入》は相手の墓地からでもリアニメイト可能かつ完全蘇生と、どちらも便利です。

摩耗//損耗

赤白を含まなければ採用できませんが、エンチャント破壊であれば《解呪》より1マナ軽いのでおすすめ。
3マナで2枚破壊できるのも融合カードならでは。

土地

迷路の終わり

ゴールを目指せ!
あと『ファウンデーションズ』にも収録おめでとう!

さいごに

というわけでラヴニカへの回帰ブロック終了!
書き始めると新発見再発見があるので本当に楽しいです!
まだまだ先は長いですが、定期的に続けていこうと思います。
「このエキスパンションのこのカードはこういう使い方もあるよ!」というのがあればコメントなどもぜひお願いします。

次回は『基本セット2014』になりますが、そこに収録されている《エルフの神秘家》についてかなり語ることが多そうなので、別記事にしたいと考えています。
なので次回の記事はどちらかになると思います。
それではまた。

この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。
ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.


いいなと思ったら応援しよう!