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NZで家を買うーいざ購入。書類作成

不動産屋さんの交渉の結果、オーナーさんは物件のオークション出品を取りやめ、私たちに売ってくれる事になりました。この段階では正式な書類は作っていませんが、こちらが購入したいと思った金額は伝えています。
金額はCapital Valueより低い金額を提示しました。
5年以内にリノベーションされた形式がなく全体的に古かったというのが主な理由です。その上で、不動産屋さんから周辺の最近売却された物件の資料を見せてもらって決めました。不動産屋さんは、こんな時「$〇〇にするといいよ」と具体的な金額を教える事はできません。すごくいっぱいヒントもらったと思います。その上で正直、提示額を下げようかとも思ったんですが、あまり低すぎて相手にされなくても困るので、最初に考えた金額でお願いしました。

実はこの家の2件隣が同時期に売りに出されていて、間取りがすごく似ていたんです。私たちが交渉してる時は、向こうの家が売れた直後すぎて、売却価格が確認できませんでした。
後でわかったんですが、RVよりもうちの購入額よりも更に低い価格で購入していたんですよね。。これだったら、うちももっと交渉で下げられたな・・・と思ってしまいました。

2件隣はその後リノベーションされ、わずか4か月後に再度売りに出され、最初の売値より1.5倍ぐらいの値段で売れていました。

正式な書類を作成して、金額や条件を決めていきます。双方で弁護士を立てて書類の確認なども行っていくのですが、今回は先方と私たちの弁護士がかぶってしまった為、弁護士さんからのご紹介でこちらが別の弁護士さんに依頼する事になりました。

初めましての弁護士さんは、韓国人の女性で大学で日本語を勉強していた方。日本語は片言だけど、フレンドリーだし説明が丁寧。仕事も早い方でした。書類をテキパキと確認し、親身なアドバイスもしてくれます。
この時にBuilding report(物件の調査書)とLim report(物件が建つ土地の地盤や下水の情報、改修履歴などの調査書)をどうするかを確認されました。
この物件はどちらもオーナーが取得していますが、それを見る事はできても、購入時に譲渡されません。
また、購入完了後に物件や土地に問題が発覚しても、事前に確認を怠ったこちらの落ち度になります。もちろんどちらの書類も事前に見る事はできるんですが、特にビルディングレポートの方は、依頼する業者によって結果が変わる事もあるので、見たから大丈夫とはなりません。

どちらも取得にはお金がかかるんですが、古い物件で地震の時にも修繕工事を入れていないという不安要素があった為、依頼する事にしました。
Lim reportは自治体への依頼なので、弁護士さんに費用をお支払いして依頼を代行してもらいます。
ビルディングレポートの方は、弁護士さんがすぐに「丁寧で細かいとこまでチェックするけど、お値段が平均よりちょい上」という人から、「確認はまぁまぁでお値段お手頃」な人まで5人ぐらい連絡先を教えてくれました。
結局丁寧で細かい人にお願いして、確か大体$600ぐらいだったと思います。
けっこう隅々まで細かく見てくれた上に、最近自宅をリノベーションしたそうで、リノベーションの価格や導入したいおすすめ防寒対策まで、いろいろ教えてくれました。

ビルディングレポートの書類が完成するまで、物件購入の書類作成は一旦お預けになります。

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