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担任との決戦(個人面談)から急遽4者面談に…

前回の続きです

うちの息子さんは
夏休み直前に登校拒否になりました

7月の連休明けの朝
『気持ちが悪い…』と体調不良を訴えました
学校に行く用意をしつつも
怠そうに動きの悪い息子さん
明らかにいつもと違うので
その日はお休みをすることに

仕事のお昼休みに帰ってくると
元気そうになっていた息子さん

その日、息子さんはある宣言をしたのです

『もう勉強ないし
 お楽しみ会もくだらないし
 後は掃除だけだから
 今学期はもう学校行かない』と

その前から
『チエコ(←担任のおばあさん)の授業ヤダ
 アイツ変なことばかり言う
 担任変わるまで、4年になるまで
 学校行きたくない』と言っていたこともあり

まぁ、、、確かに
もう終業式の日を含めた3日間は
3時間授業だし1日は大掃除
強引に行かす事もないかなと思いました

というのも

3年生になって早々に
息子さんは担任であるチエコの
文句を言うようになっていたのです

『何を言っているかよくわからない』
『変なことばかりいう』
『自慢がうるさい』
『相手によって態度を変える』
『言い訳がウザい』
『教え方、考え方が古い』などなど

そして、極めつけが

上の記事でも書いた
椅子の上に、お姉さん座りをしていて
足をいきなり叩かれた事件

結構前に、『チエコが叩いて来た』と
息子さんが口にした事がありました
その時は『え〜、今時、先生が叩いたりする?』
『なんで、叩かれたの?』と訊ねると
『椅子に正座してたらいきなり叩いてきた』
とのことでした

私も、バリバリ昭和な人間なので
すぐに、おばあちゃんがお行儀が悪いと
軽く叩いて注意する情景が思い浮かび
またオーバーなと思ってしまいましたが…

この叩かれた事件については
『グーで殴られた』とわざと言うくらい
息子さんには大きな衝撃だったのだと
今は思えるのですが…
その時は、あまり相手にしなくて
息子さんには、本当に申し訳ないと思っています

息子さんは『親にも叩かれた事ないのに』(古っ)
なんて子ではありません

叩いて来たり、蹴って来たりが度が過ぎていたい場合
ふざけていても顔や目などに危害があった場合は
教育的指導で叩き返したりすることもあります

叩かれた事がなければ叩かれた人の痛みはわからないし
言葉では分からない頃はなおさら
動物的な教育的指導(体罰?)も必要な気がするのです

ただ家では、行儀が悪いからと突然 
手を挙げる事はなかったのです

この叩かれた件がどういう事だったかを
直接チエコに聞く事が決戦の1番の目的でした

私『足を突然叩かれたと言っていたのですが…』

チ『あぁ〜 あれは足を椅子の上に乗せていたので
  お行儀が悪かったから…』
 『叩いたと言っても、軽くタッチするくらいで』

私『口で言えば良かったのでは?』

チ『口で注意しましたよ。
  何回注意しても言う事きかなかったので…』

口で言ってもきかなかったからって
叩いて良いという時代でもないし

叩いた方はタッチと思っていても
叩かれた息子さんはグーで殴られたくらいの
意識で受けてめているのですが…

いきなり叩かれたという息子さんと
ちゃんと注意したというチエコ
両者の言い分は相反するものだった

ふと、書いていて思ったのだけど
口で注意していたのは別の日なのでは??
日常的に注意していたのに、繰返しやるから
その日は、いきなり叩いたとか??
(と思ったけど、息子さんに聞いたら
 『同じ事していても
  それ以前に注意された事はない』と
 『その日に限って、いきなり叩いて来た』
  とのこと……真実が知りたい)

しかし、動物的な教育指導からいっても
悪い事をした直後にしか通用しない
(自分が悪い事をしたと言う認識がある事が大事)
子犬が戯れてて甘噛みしていたのが
つい本気で噛んじゃった瞬間に親犬に噛み付かれる
みたいな絶妙なタイミングでないと指導にならないし
叩いてから『足!』と言っても
理由もわからず叩かれたと言う印象が強く残る気が…

いやいや、そもそも体罰自体問題だし
子どもに触れる事も神経を使わなきゃいけない
という時代なのですから
アラ還とはいえ現役であるなら時流に合わせないと
と言う話なのですがね

そして、もう一つこの日チエコ本人に聞きたい事

それは、、、

特別支援級の先生が担任に見せてもらったという
息子さんのテストがどんなものかということ

書字が苦手な息子さんは
去年からなかよし学級(特別支援級)へ移籍を希望
今年になって私自身もLDを疑うようになり
息子さんもなかよし学級への希望がゆるがない事もあり
7月の頭に就学相談を申し込んでいたのです

その結果、なかよし学級の体験などもしていたのですけど
7月12日に、たまたま支援学級の先生と話す機会があり
そこで『学力から考えると支援級は必要ないのでは?』
『支援級にいくと友達も少なくなるし』
『高校受験も厳しくなる可能性が高いですし』と
就学相談をすることに否定的なことも言われました

その際に
『この前、担任の先生にもテストを見せていただきましたが
 字もちゃんと書けていてお母さんが言ってるほど酷くなかった』
という事も言われました

帰ってから、その事を息子さんに話すと
『僕が頑張って書いた中から1番きれいなのを
 ワザと見せて〝なかよし〟に行くのを邪魔している』
と言いだしたのです

担任不信ここに極まれり……

決戦(個人面談)の後に
息子さんから告げられたのですが
最初のなかよし(支援学級)の体験の時
クラスまで送って行ってくれたチエコは
『◯◯くん(息子さん)より学力が低い子は
 クラスにいっぱいいるんだから
 〝なかよし学級〟にいく必要はない』
といった旨の事を言ったらしいのです

もうビックリです

確かに息子さんは成績的には真ん中くらいですが
私が問題としていたのは書字障害であることで
最初から知能が低いとは懸念していなかったし
そもそも〝学力〟だけが全てでないし……

チエコの学力至上主義に辟易していた息子さん
1年近く特別支援級への転籍を希望していた息子さん
いったいどんな気持ちでその言葉を聞いていたのか…

やっと〝なかよし〟への道筋を歩き出した息子さんの
出端を挫く担任からの理解ない言葉…

もちろん、常々
〝なかよし学級〟は行きたいから行けるもんではなく
テスト(知能テストや面談)を経て
『通常級相当』と判断されたら行けないんだよと
息子さんに伝えた上での挑戦なのですから

親に言うならまだしも、これから体験という時に
子どもに言う事か??と憤慨しました

元々、今回の就学相談には学校は消極的というか
『いきなり就学相談でなくても…』というスタンス

息子さんは、当日はその事を言わずに
『なかよしの体験はどうだった?』と聞いたら
『楽しかったよ!』と
どんなことをしたか楽しそうに話してくれました
普段は授業や学校での事を話す事はあまりないのに

話を決戦(個人面談)の日に戻すと
息子さんから言われた言葉

『僕が頑張って書いた中から1番きれいなのを
 ワザと見せて〝なかよし〟に行くのを邪魔している』

これはとても真をついているように思いました
できていても〝頑張らないとできない〟
というところが重要で
人が1分でできる事を30分かけないとできないなら
やはり支援が必要なのだと思うのです
(時間の決まっているテストや授業の板書では
 常にタイムアウトになってしまう)
特に漢字は今後、画数が増えたりするし…

息子さんは、字を書くのも文字を読むのも
たくさんやると疲れるし頭が痛くなるというのです
さらに、集中力を継続するのも難しいです
単に〝学力〟〝理解力〟だけで判断できない部分です

決戦(個人面談)でチエコにこの事を伝えて

私『…という事なんですが
  そのプリントを見せていただきたいのですが…』

チ『え?プリント??
  えーと…なにか支援級の先生から預かった
  プリントがあるということですか?』

私『支援級の先生が担任から息子のテストを
  見せてもたったと聞いているのですが…』

チ『すみません…そのようなこと記憶にありません
  何かの間違いじゃないですか?』

と全く話が通じなかった

そのうちに、『この後も予定がありますので…』
と追い出しにかかって来たチエコ
(因に、個人面談の枠としては最終で後ろに人はいない)

本来なら教頭も同席にして3者面談する予定が
教頭先生が当日に体調不良のため欠勤だったので
チエコと2人の話し合いになった時から想像された
〝話にならない〟状態
さっさと見切りを付け教室を後にして
速攻で職員室に行き支援級の先生にプリントの件を確認
学年主任の先生も加わり、最終的には校長先生も加わり
4者面談を小一時間して帰路についた