あぁ、この人苦手と言うか嫌いだったんだよ
昨日見かけたニュースに少し嫌悪感を覚えた
正確にはニューズウィークのコラムらしい
ゼレンスキー演説「真珠湾攻撃」言及で
ウクライナの支持やめる人の勘違い
と題されていた
大きくは
3月16日に米連邦議会のオンライン演説で
「9.11」と「真珠湾攻撃」を同列に論じられたことで
特に日本の保守派から猛烈な反発が沸き起こっている。
しかし、「真珠湾は軍施設を標的としたものだったから
9.11と同列にするべきではない」というのは、
はっきりいって世界的に見て極めてマイノリティな見解である。
少なくともアメリカ側では「9.11」と「真珠湾攻撃」は
同種類の本土への奇襲攻撃として扱われるのが普通である。
で続けて
真珠湾攻撃は日米共に多角的に検証されている。では真珠湾攻撃は純粋に軍事施設のみを狙った攻撃だったのかというと、本当にそうなのである。民間施設やオアフ島の市街地は、日本軍の攻撃目標ではなかった。しかしこれは日本軍の人道的配慮というよりも、民間施設を爆撃しても軍事的な意味がなかったからである。攻撃の目的は真珠湾に停泊する米太平洋艦隊の撃滅と航空戦力の無力化であって、米民間人を爆撃しても軍事的価値が無かったからに過ぎない。
と続いている。。。
何を根拠に日本軍の人道的配慮というより
民間施設や民間人への攻撃に軍事価値がなかった
にすぎないと断言しているか、、、、
は、とりあえず置いておくとして
かなり屁理屈と思うのが
とは言え、真珠湾攻撃によって米民間人では68人が死んだ。戦後日本側が刊行した戦史叢書第10巻「ハワイ作戦」によると、同攻撃による米民間人死者は68名、負傷35名となっている。この中には米看護師も含まれている。まずこの数字が正しいであろう。単純に軍事目標を狙ったとしても、精密爆撃が確立した現代戦ですら民間人が巻き添えになるのだから、81年前の当時は言うに及ばずである。この死傷者には米側の誤射や対空砲火の破片落下で死んだ民間人も含まれているが、日本軍が真珠湾を攻撃しなければ米軍は対空砲火をする必要がなく誤射も発生しないので、この付属事実を以て真珠湾攻撃を正当化する理屈にはならない。
本人も書いてある通り
〝この死傷者には米側の誤射や対空砲火の破片落下で
死んだ民間人も含まれている〟のである
当然、軍事施設を狙ったとしても民間人が
巻き添えになる可能性は否めない
第一、民間人に被害がなかったとからと言って
戦争自体が正当化される物でも肯定されるものない
少なくても私は
パールハーバーが正当で
911が不当だから同列にすべきでない
と思っているわけではない
しかし、ここでパールハーバーの民間被害者数を
出したのには彼なりの理屈があって
数の問題ではない、というが数の問題だ。真珠湾68人と、二発の原爆で焼き殺された非戦闘員は少なく見積もっても20万人である。東京大空襲および各都市への空襲、沖縄戦等を合わせるとあの戦争で日本の民間人は60万人は死んでいる。68対600,000ではあまりにも非戦闘員への殺戮の度合いが違う、というのは日本側の心情としては確かにそうなのだが、それが「日本軍は紳士的な攻撃をやった」というところまで飛躍するとこれまた歴史修正史観である。
ということが言いたいらしい
いやいやいやいや
『紳士的な攻撃』ってなんなん??
人を殺し傷つける事に紳士的なんてあるハズがない
それに人の命が数の問題であってはいけないと思う
1/68も1/600,000も同じ命だ
まぁ、それは彼もわかっている
この後の論理展開は。。。
「軍施設のみを標的とした紳士的攻撃」など、古今東西、如何なる戦争に於いてもありえないのである。よってゼレンスキー大統領が米議会で「9.11」と「真珠湾攻撃」を同列に扱うのは、日本人の心情としては神経質になる部分はあるとしても、「一方的に攻撃された側」の心情としてはやはり同列に扱われても抗弁しようがないのではないか。
真珠湾攻撃全体で死んだ米兵は約2,300名(正確には2,334名)である。そもそも軍人なら奇襲して殺してもよいのか、という視点が真珠湾攻撃正当化の理屈には決定的に欠落している。もし、中国や北朝鮮の先制奇襲攻撃により、小松基地や朝霞の駐屯地が攻撃され、自衛隊員(自衛隊員=軍人か否かの議論はさておき)が2,300名焼き殺され、付随して68名の民間人が死んだとする。それを以て保守派は中国や北朝鮮の先制奇襲攻撃を「軍事目標に的を絞った紳士的な攻撃」と見做すのだろうか。保守派に限らず、日本人全体が烈火のごとく怒り狂うだろう。それでも全然怒らない、という者だけがゼレンスキー大統領に石を投げたらよい。
しかし、私にとって重要なのは
軍隊が軍事施設を奇襲した〝戦争〟と
民間機をジャックして民間のビルに突っ込む
〝テロ〟を同列にすることが問題だと思っている
近年、戦争行為とテロ行為の
境界があやふやになってきてるといえ。。。
出来る事なら徴収兵でなく志願兵だけで
戦争を望まない人々に迷惑かけないところで
争って欲しいと思っている
それですら死なない工夫はして欲しいと
このコラムの筆者を見て納得した
このコラムを書いたのは古谷経衡
テレビにコメンテーターとして出ていて
『あ、この人苦手』と思った人だ
まぁ、、、、
ゼレンスキーに演説させたくないのは
パールハーバーの件だけではなくって
全文読んで突っ込みどころ満載だったからで
ただ
全文は翻訳で読んだから
英語できるわけでないけど
英文も見たいなぁと思っている
最初は、ウクライナ語かロシア語だったが
途中から英語になったらしいが。。。