【子育て】小学校に入学して家庭不和になりかけた話
今年の4月息子さんは晴れて1年生になった
小学校に上がって一番の違いは
何と言っても毎日宿題がある事
最初のうちは、ごく簡単なものだし
〝宿題〟のもの珍しさ
そして〝お兄さんっぽさ〟
『宿題やってるなんて俺、
お兄さんじゃねぇ!?』
みたいな感覚があったのかなかったのか
自ら宿題に取り組んでいた息子さん
しかし、宿題にも慣れた頃(飽きた頃?)
ある強敵が学校からの命を受け
我が家にやってきた
〝音読〟という宿題
息子さんにとって宿題界最大の敵だ
〝音読〟とは国語の教科書を
息子さんが声に出して読み
〝音読カード〟なるものに
母が回数を記入し評価して判子を押して
毎日提出するという宿題
〝音読カード〟の評価基準は以下の項目
・大きなこえで
・まちがえないで
・、や。に気をつけて
・ただしいしせいで
これに対し
◎ ◯ △ のいずれかで評価する
そして、提出されたカードを
先生がチェックして
子どもが好きそうな
ポケモンや鬼滅の刃やトトロのスタンプを
押して返却するシステムだ
晴れの日も雨の日も
平日も土日や祝日も関係なく
毎日やりなさいという
ラスボスクラスの宿題
重要なのでもう一度
学校のない土日や祝日も関係なく
やりなさいというもの(←ココ重要)
すっごく厚かましく家庭生活に
土足で踏み込んでくる
ふてぶてしいヤツ、、、それが〝音読〟
そして、こいつのタチの悪さは
なんといっても〝自由意志〟というところ
〝自由〟って良いもののように感じるが
〝自由〟ほど面倒で自分を試されるものはない
というのが、母の考えだ
自分で考え自分で行動でき
全ての責任を背負う事ができる人間でないと
〝自由〟とは辛いものである
すべて良い面だけではないからね
いいとこ取りはでただのワガママ
で、話をもどすと、、、、
この〝音読〟の何が〝自由意志〟かというと
ずばり〝回数〟
回数を書く欄があるが、強制ではない
今思うと〝0〟でもいいのかも知れない
しかし
宿題はやるものだという
固定観念で凝り固まった母には
そんな発想なかった
そして
〝自由意志〟に負けた。。。
始めの段階で、母が〝ある失敗〟を
おかしてしまったのだ。。。。
今考えると本当に申し訳ない、、、
軌道修正したが、既に遅く、、、
あの可愛かった〝音読〟くんは
とんでもない強敵へと育ってしまった
初めて〝音読〟の宿題がでた時
再び息子さんに
あのフレッシュな感覚が帰ってきた
新しい事をやるワクワク感
自ら『今日から音読やるんだよ』
と音読カードと国語の教科書を出した
ここで、問題となったのは回数だ
『いったい何回読むのが妥当??』
『言われてない。知らない。』
頭を抱え込む母子。。。。
『まあ読んでみよう!』
この頃〝音読〟くんは可愛らしかった
大人なら十数秒で読めてしまうもの
マジ、何回でもいけるw
そして、それ以上に可愛かったのが
音読をする息子さんの声(←親バカ)
この愛らしさにお母さんの何かが狂ったw
結果、初日20回という記録が残っている
今なら冷静におかしいだろ!?
とつっこめるだが。。。
なにせ〝自由意思〟だし
母は人付き合いは得意じゃなく
〝お独りさま〟気質なので
ママ友がいない。。。
故に、よそさまの〝音読〟事情を
探る術がなかったのだ
つづく