人生をあそぶ
自分のやりたいことで生きている人はどれだけいるでしょうか?
やりたいことがわからない人。
やりたいことを探し続ける人。
やりたいことがあるけどいろんな理由があってやれない人。
やりたいことで生きるって本当に難しいのでしょうか?
子どもたちの自由あそび
シュタイナー幼稚園のカリキュラムの中で一番コアな時間。
それは自由あそびの時間です。
室内の自由あそびと屋外の自由あそび。
朝、”Good morning!”と、言って教室に入ってくる子どもたちの1日はまず室内の自由あそびから。
小さい子どもたちの自由あそびをしている姿ってとても興味深いです。
じっくり観察するとそこから見えてくるものがあります。
例えば、
最初は、他の子の遊びを傍観しながら徐々に自分のあそびを見つける子がいたり
自分のやりたいことにとても正直だったり
自分の好奇心に忠実であったり
あそびの中で創意工夫があり、日々少しずつ発展している姿だったり
ひとり遊びが好きな子がいれば、友達とあそぶ方が好きな子もいたり
その日、何をして遊ぶかすでに登園前から決めてくる子がいれば、その日の流れにまかせて遊ぶ子がいたり
6歳になると、遊ぶ前に友達とどうやって遊ぶかをただただ話し合うことに時間を費やす光景もみられます
共通して言えることは、自由あそびは子どもの内側から生み出されるということ。
何もしてないからと言って傍観している子に、〇〇をして遊ぼうかと誘うこともありますが、提案されたあそびとか与えられたあそびって、きっかけを作ることは出来るのですが、長続きしないなあというのが私がよく体験すること。
逆に子どもの内側から生み出させるようなあそびって毎日飽きずに繰り返されて、真剣で、集中力もすごいんです。
子どもたちのあそびって彼らにとってはもう仕事そのもの。
決して楽そうには見えません。未熟な彼らは、あそびの中でストレスな体験も、うまくいかない体験もします。でも、それでもやっぱり楽しそう。
こういう体験ってとてもパワフル。
こういう体験を持った子たちが大人になった時、やりたいことで生きるということはどういう感覚か、そういうベースになるのではと思うのです。
逆を言えば、大人になった時、やりたいことをして生きている人って、自由遊びをやっている感覚かもって思うのです。
大人になってやりたいことをして生きているなあと思う人の一人にホリエモンこと堀江貴文さんがいます。彼が大事にしていること、それは、、、
人生を遊び尽くすこと
やりたいことで生きていけるためにも自由あそびの体験を子どもたちに沢山してほしい。
じゃあ、自由あそびってどういうこと?
この自由あそびについてはとても深いものがあります。
どんな風に深いのか、次回の記事で掘り下げてみたいと思います。