オンライン対話会チェックポイント③
対話会に参加した後、そのイベントの満足度を図るチェックポイントもありそうです。どんな内容だったら満足度が高いのでしょう?このことについて考えてみます。
①場の雰囲気はどうだったか?
②知りたい情報が入手できたか?
③参加者とのつながりが生まれたか?
④対話する時間は何分くらい設定されていたか
⑤ホスト(ファシリテーター)の技量など
①場の雰囲気はどうだったか?
主催者・参加者ともにお互いが助け合っている雰囲気の対話会によく参加しています。オンライン上なので、通信速度や電波の強弱などでのトラブルや突然外界の騒音が飛び込んでくることなど頻繁におこります。そのような状態になった時に、誰も動じないどころか機転をきかせる方々が参加する対話会では「失敗を許容する」土壌が拡がっているように感じます。誰かのコメントには必ず手を叩きましょうとかいつも笑顔で対応しましょうとか決めなくても、自然と湧き上がってくるものだなぁといつも感心しています。
②知りたい情報が入手できたか?
私の場合、対話会に参加する目的はその時々で変化します。でも大抵は新しい情報を入手できたときに満足感が高いように感じます。メンバーの活動・学んだこと・研究テーマ・地域でのイベントなどいろんな分野の情報に興味があります。
③参加者とのつながりが生まれたか?
自分ひとりでは知り得る情報には限りがありますが、対話会に参加してくださる方々とつながることによって、情報の量が2倍3倍になっていく感じがしています。実際にいまの私の活動は友達の友達からどんどん拡がっています。そのこと自体にとても感謝しています。
④対話する時間は何分くらい設定されていたか
目的にもよりますが、誰かの話を一方的にお聴きするよりは、多様な方々との対話の時間をどれくらい設定してくださる対話会かによって満足度が変わってきます。自分も喋りたいけれど、誰かの頑張ってることをお聴きできる時間(しかも双方向に質問できたりする)は大好きです。
⑤ホスト(ファシリテーター)の技量など
ホストの方のあり方はその場の雰囲気をがらりと変えるかもしれないと思うようになりました。饒舌ににこやかにお話する方というよりは、その方がどうしてその場を開いているかの想いがばんばん伝わってくるような対話会は、オンラインの画面上からでもその熱さが伝わってきます。自分もホストの練習をさせていただいています。「どんなスタンスでこの場にいたらいいのか?」といつも迷うのですが、私は何者でもないので、「一緒に楽しもう」「好奇心いっぱいの自分自身のままでいよう」と思っています。それぞれの人にそれぞれの相性がありますよね。
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コロナのおかげで一気にオンライン化がすすみ、出たいイベントの種類が増えてきているのでとってもありがたいです。これからもいろんな対話会に参加させていただきながら、自分が開いていきたい場づくりのプランを練っているいまはとても幸せの時間をおくることができています。
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