魅力とはなにか?
今日、オンライン対話の場で「魅力を引き出す3つの質問」をしてお互いの魅力を引き出し合ってみましょう。というお題が出ました。
わたしの頭はのっけからフリーズしてしまい、「えっ?魅力?魅力ってなに?魅力を引き出すってどうやったらできるのだろう?」と思考停止してしまいました。なぜそうなったのか自分でもわからないのです。
これまでそんな風に感じたことが一度もなかったので、なぜフリーズしたのかを紐解いてみたいと思って書き始めました。
広辞苑第5版(古い)によると・・
魅力・・人の心をひきつける力。とあります。
人はそれぞれにいろんな「ロール」(役割)を担って生きています。自分自身は、妻、お母さん、娘、看護師、講座などの受講生、オンライン対話の場のホスト・・いろんな顔を持って生活しています。その丸ごとすべてで出来ています。
誰かの魅力を引き出す。3つの質問で・・・
もやもやしたのはなぜでしょう?
①質問を考えるのが難しかった
②「魅力」ということばに違和感を感じた
③3つに絞ることにハードルがあった
④そもそも「魅力」という観点から他人をみていない・・
う~んなぜだろう?
では「あなたが魅力的な人だと感じる人はどんな人ですか?」って問われたら答えはたくさん思い浮かぶのに・・そもそも私がその人に感じる魅力と、別の人がその人に感じる魅力が同じだと思わない。
「魅力」ということばから感じるポジティブさ・明るさ・妖艶さ・・
「魅力がない人」に感じるネガティブさ・暗さ・・・
「魅力」の対極にあるもの・・
その部分を誰もが持っているはずで、「魅力」の部分だけで生活できていないのですよね。3つの質問で引き出す魅力に対して、表面上の「魅力」にとらわれている感じに受け取ってしまったのかもしれないなぁと思いました。
「魅力」に映る部分も「魅力」に映らない部分もぜ~んぶひっくるめてひとりの人だと思っているから、その部分だけではなくそのひとまるごとが生きていることが大切で・・「魅力」の部分だけで切り取れないとも感じてきました。
ちなみに、私が人から「魅力」があると言われるであろう部分は「自分ではないロールです。」よそ行きの顔。よそ行きの顔だと知ってるのはわたしだけかもしれないけれど・・・
「リア充」・・現実の生活が充実しているのをSNSで投稿しているけれど寂しさが募るような「あなたってここが魅力ですよね」って言われることが苦手なひねくれた性格の部分が現れたのかもしれません。
最近、感情に蓋をさせてしまってるこの国の課題について日々考えているので、その場の空気に適当に合わせてやり過ごすことができなくなっているのかもしれません。
ちょっと考えてみたい宿題になりました。