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「強みを活かせる時代」に感謝して自分の強みを知ろう

本日、EMSエッセンシャルマネージメントスクールの中にある部活、「エッセンシャルドラッカー部」の方々が対談するイベントがありました。

EMSは、ドラッカー学会公認の唯一のスクールです。

意識レベルを進化させるための次世代OS、それがエッセンシャルマネジメントです。そして従来のような教師・生徒の枠をも取り払い、一つのコミュニティとして皆で「本質」を学び、その学問体系を発展させ、作っていく「世界ではじめての学校」。それが、Essential Management School(EMS)です。

本日のイベントの中で、ドラッカーさんが残した数々のことばたちをどのように実践に活かしていくのかという対話が繰り広げられていました。その中で、これまでの社会はひとりひとりの「私の強みは〇〇だから〇〇しかしません」ということを考えることも行動することもできなかった(一部の限られた人しかできなかった)けれど、現代はそれができるのだからしっかりと自分の強みを自覚して生きていこうという話がありました。

強みとは無自覚にできること、努力せず自然にできること、利き手みたいなもの、何が得意なのかは自分しか知らないもの・・・

自分を見つめて自分の「強み」を自覚して生かすことにより成果は最大限になるのだということでした。

「強み」を知り、「強み」を活かすことに注力しようとするときに、日本人の特徴として、「強み」がわかると逆にネガティヴ視点で考える人が多いという話がありました。「強み」ではないところがはっきりすると、ない部分を努力でカバーすることに視点が切り替わり、そこが気になってしまうとの話が出ていました。

自らをマネジメントしていくためのツールとしてドラッカーが実践していたフィードバックを再現するための本の紹介もありました。EMSで講義をしてくださるかたのおひとり井坂康志さんの『ドラッカー流フィードバック手帳』です。井坂さんは、「毎日、だれでも、無料で」実践できるフィードバックの力を伝えてくださいました。強みを知り、自分を最大化する方法であり、ドラッカー自身も毎日継続してフィードバックして自らをマネジメントすることで人生を創造していたようです。

エッセンシャルドラッカー学会の方々の対談の中からは「ストレングスファインダー」や「動物占い」により、自分の強みにあたりをつけることの話もでていて、特に「動物占い」の話は面白かったです。

占いは統計学なので、自分や相手の「強み」をみるときに役立つこともあるということでした。エッセンシャルマネージメント部の方々の様々な視点からの話を聴いて、ドラッカーの世界観が一気に近づいたように思えます。ひとくくりにドラッカー好きな人たちとくくってしまえないのですね。人はそれぞれに「強み」があるから、その「強み」によってドラッカーの教えのどこを切り取っているのかは違っていたようです。

ある方は、「強み」には①強み(先天的・環境による)②やり方③価値観④関心があるのではないかとお話され、ある方は人はひとりひとり違うんだなぁっていうことで「諦められる」ために占いをツールとして使っていると話されていたり・・・

EMSで初めてドラッカーさんを知った私だけど、最初からドラッカーの言葉にもやもやしていなかったので、井坂さんや他の方が開いているドラッカーの勉強会に出席しています。本日の対談を聴いて、ますます知りたくなりました。

私の「強み」はなんでしょう?それをどのように生かしていったら目的である「ありのままで対話する場」を開くことができるのでしょう?フィードバック・・やってみようかなぁ。



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