あらゆる言葉を想像する
先日のお昼休み、スマホからコピーライター「阿部広太郎さん」の記事が流れてきました。上記の写真は阿部さんが創った「手話のコピー」です。
私は現在、オンライン対話を拡げる活動をしたいと思って学んでいます。人と人とがお互いを知っていくために大切にしたい言葉。どう使っていくのか、どのような想いで使うのか。具体的に表現してみたいと思ってnoteを始めました。看護師をしながら学んでいるので、阿部さんの記事からあふれ出している想いのなかにどっぷり浸ってみたいと思えました。
【記事から抜粋】
心に思うことを、相手に伝える手段のすべてが言葉だ。
書き言葉。話し言葉。歌う言葉。手の言葉。体の言葉。
ダンスの言葉。映像の言葉。写真の言葉。
僕たちは言葉があることでつながり合える。
僕たちは言葉があることで分かち合える。
さすがコピーライターですよね。これに曲をつけて歌ってほしいです。
表情も言葉。先日書いた記事ですが、画面の向こうにいる相手のオンライン対話中の感情を読み取ろうということにもつながるなぁと思いました。
ダンスも、映像も、写真・・・すべて言葉ですね。深い・・
昨年、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験しました。暗闇のなかで目を使えずに、目以外の感覚でものを見る体験でした。この時参加者のひとりが落とし物をしたと申し出たのです。だいたいどのあたりに落としたようだと伝えると視覚障害の方が暗闇の中から数分で取ってきてくださったという体験もしました。この時に感じた感覚に似ています。
私は看護師をしていますので、患者さんの観察について責任をもってお金をいただいてやってます。聴診器をつかって患者さんの身体から発する音だったり、患者さんの表情だったりを観察し、支援するポイントを見極めて適切に手を差し伸べるのが仕事です。時間に余裕があるときには言葉にならない言葉達をていねいに拾えるのですが、余裕がないと口から発せられる言葉しか聴いていないなぁと感じました。いやそれさえも聴いてないときもあります。ごめんなさい。
世の中にある主流派の声ではなく、言葉を発することのできない方々の言葉こそ大切にしたいと思っています。
阿部さんの記事を読んで、感じる力をいただきました。こうやって自分が気づけない力を受け取りながら生きていけると、誰もが生きていきやすい社会になっていくのだと思います。