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「今の仕事を続けたくない、でも自分のやりたいことがわからないの」は、やりたいことを神格化して頭でっかちになっている?

今日も、考えたがりの自分の思考を整理するためにログを残しています。今回は、今の自分の仕事に違和感を持っている人、好きな仕事ではないから将来やりたいこと、好きなことを探したい人に関心のあるキャリアに悩む方の参考になれば幸いです


疑問:今の仕事、総合コンサルのコンサルタントとして働くことへの違和感

現在外資系の総合コンサルで働いているが、正直自分の仕事が好きかと言われたらそうではない。給料が平均よりは高い、人の質が良い、グローバル案件がある、規模の大きい幅広い案件に携われる機会はあるという点は良いけれど、会社の名前やコンサルタントという役職を取ったとき私自身にはOOができると言いづらい。複数案件に参画してXXを行い、XXという人と話す経験を得たということはできるけど、その複数案件にも業界は頑張って選べたとしても案件内容は必ずしも自分がやりたい、関心がある内容の仕事ばかりとが限らない。
もちろんどんな仕事も100%完璧ではないけれど、これから40年弱仕事をするにあたり、ジェネラリストよりも複数の自分の好きなことのスペシャリストになりたいなと思うようになった。
元々入社した理由は、①自分が何をやりたいのかを見極めるために様々な業界の案件に関われる機会を持ち、グローバルな案件がある、ある程度給与が担保されていたからだ。そしてやりたいことを見極めた暁には、②それを実行するためのスキルがあると良い。
①の何をやりたいか見極める(自分のコンサルとしての仕事=クライアントの業界✖️チームとしての案件内容✖️自分の作業内容)
そもそも何をやりたいかを見極めるには、気になる領域をつつくことで関心有無がわかる。過去私は、業界やチームとしての案件内容に関心があるものであれば仕事をしていて楽しいに違いないと思っていた。ただ、より自分にインパクトがあるのは案件内容よりも自分がやる作業内容だ(結果その作業からスキルに転じる)。だから、案件や業界に関心があっても、自分の作業内容やその結果のスキル、効果が自分の関心のある方面につながっていなかった。作業内容は一旦置いておいても、後段の②スキルや自分が仕事をした結果が人・企業への直接的な影響が見えることがより自分の関心であることに気づいた。
実際、関心のあった外国企業とコミュニケーションをする案件や、ロイヤリティを上げるなどのマーケティング関連や売り上げ向上に関連する案件に携わったが、どうしても自分ごととして捉えられなかった。クライアントが大企業すぎて、自分がサポートした結果の効果が見えづらいことから仕事をして楽しいと思うのが難しかった。
②スキルという観点
将来最終的には自分の好きなことをやりたいと思った時に役に立つスキルがあったかと言われれば、あくまでコンサルタントとしてのスキルしかない気がする。総合コンサルは、本業がコンサル(相談相手的な立場で実行主体は顧客)で、かつ自分にクライアントがつくのではなくチームとして組織として動くから自分個人にスキルがつきにくいと私は思う(※財務やM&Aなどの専門性の高い案件を除き、PMOなどに限定)ここでいうコンサルタントは、なんでもやさん、お客さんが困っていることに対して何かしら行動する、資料を作るWBSを引いてプロジェクトの進捗管理をする。。。良くコンサルに多いが、PMO(と呼ばれるproject management officeがおそらく略?)としてクライアント企業の進捗管理をする案件がよくある。私も、そういった案件に入ったことが複数あるが、正直他人の進捗管理には全く興味ない。加えて身につくスキルも、WBS、資料を作成、リサーチ、進捗管理でこれって自分のスケジュール管理の延長+リサーチと資料作成+海外とのコミュニケーションを円滑にするという要素に大別できる気がする。だが、自分1人でビジネスをやる、またはビジネスという面で誰かをサポートするという上で私は「これができる。だから頼ってほしい」ということが言えないことがもどかしい。

回答:違和感正体=現実の仕事とやりたいこととのGAP→キャリアの方向性

①②を踏まえると、現実の仕事とやりたいことのGAPが、スキルと直接的な影響が見えないと言うところであった。なので、キャリアの方向性として自分の好きな領域で、直接的な影響が見えること、かつ自分に個人のスキルがつくことができることを自分の次のキャリアにしたいなと思う。
元々海外で働いてみたいという関心もあるが、最近インドネシアのバリに旅行中、ヨーロッパの方がカフェで作業しているのをみて海外で日本の仕事をしてみるのも楽しいかも(=海外で海外の仕事をすることがしたいわけではないのかもと思った)。ただ一旦働く環境は置いておいて、何をしたいのかに着眼したい。
これだけだと抽象的すぎるので、特にマーケティング領域でどこかのタイミングで事業会社で働いてみたいなと思う。なぜなら自分のやりたいことが見つかったときに、USJの売上を復活させた森岡剛さんの言葉で言う、マーケティングは「売れる仕組みを作ること」であり、大なり小なり役に立ちそうと思ったからだ。また、できればいろんなバックグラウンドの人と話すのが好きなので英語で仕事ができれば尚良いなと思う。
コンサルから事業会社に行くと、給与は下がってしまうが、同時並行で副業やスモールビジネスをすればいいし、まずは自分の好きなことをやってみることが大事だと思う。

違和感に気づいた背景①:キャリアの方向性にたどり着くまでのきっかけ

❶「仕事のためにプライベートを削ったとしても、自分の好きなことでやりがいのあることに対してしたい」
・月の法定残業時間を圧倒的に超える残業(月140時間くらい)をしたことが1度あり、なぜ私が好きでもない仕事をプライベート時間を削ってまで完了しないといけないのか著しく疑問を持ったのが初めのきっかけだと思う。その時は、チームのdirectorがAIのような方で苦手だったのもそうだが、案件の自分のタスクも、同期に嫌いな仕事を同様に依頼するのも、好きになれなかった。(例えば、1時くらいまで自分の状況が苦しくて泣きながら、1日にエクセルのマクロ機能を使ってメールを1万件メールを送り、ひたすらエラーになった箇所を修正し送付等)結局、一緒に仕事をしていた同期は病んでしまい退職したし、一緒に乗り越えた唯一好きだった先輩も退職。


・上記の案件を踏まえて、今度は案件の内容だけではなくチームの人がいいところを選んだが、大企業のクライアントワークの内容にやりがいを感じずやっぱり日曜に次の日仕事と考えるとあまり気が進まない自分に違和感を感じたこと。(ただ案件のメンバーやお客さんは素晴らしく良い方々で、案件自体は面白い)
❷「会社の傘の下ではなく自分が仕事として何ができるのかを明確にしたい」
・中高の同窓会で、久しぶりに会った子達に自分の職を説明するときに自分ができることではなく案件の内容しか言えず自分ができると断言できることが無いのではないかと思ったこと。案件の内容の主語は、あくまで会社で私ではないから。
・留学の奨学金支給団体の新年会に行ったときに、同い年でVCをしている女性が、もしスタートアップを考えていて資金調達したければ私に声をかけてと言っているのをみて、猛烈に羨ましく感じたこと

違和感に気づいた背景②:やりたいことを神格化していた自分

よく姉や友達から、仕事が嫌だと言う話をしたときにじゃあ何がやりたいのかと言われて、言葉に詰まることが多々あった。仕事としてやりたいことって、本当に好きで何をするべきかが明確にあってと言う具体的なものが聞かれている気がしていた。ただ、そんなに頭でっかちにやりたいことを考えなくてもいいなと最近思い始めた。仕事が人生の、6、7割を占める上で単に好きなことが何かをシンプルに考えることが大事。それは、世界のため、誰かのためなどの何かの使命感である必要はなく、自分がXXをしていて楽しい、XXに囲まれていたいそういう感情ベースのものでいいと思う。

Next Step①:自分の「あ、これ好きだ。こういうのがあったらいいのに。」を大事にする

やりたいことを明確にするには、何をしていて楽しいと思うのか、プラスしてそれに対してこうあったらいいのにと言う現状を変えるとか。今の現時点ではこれを1本にやっていきたいと言うものはないけれど、好きなことやこう言うのがあったらいいのにと思うのはたくさんある。だから、そう思ったことをメモしていき少しずつ気が向いたら実行していきたい。
例えば今だったら、
❶健康関連
残業したときに蕁麻疹が出たりアトピー肌なのもあり栄養に関心がある。特に、バリでの旅行時にエネルギーボール

エネルギーボール

を見て日本版のものでお肌に特化したものがあればいいかもとか。(プロテインボールとかもあった)
❷空間スペース・カフェ
後は、東京に空間の広い落ち着けるwood調のカフェをあまり見ないけれど、バリに自分の好みドンピシャのカフェ(Alchemy)があって

Alchemy

そう言う仕事を頑張る人が癒やされるWood調の自然のエネルギー感じれる✖️健康な食べ物食べれるカフェを東京に近いところでやるのもいいのかもとかも思った。
後は海外旅行が本当に大好きで、かつ現地の人の文化や考え方を知るのも好き。単純に煌びやかな観光地を紹介するSNSアカウントはあるけど、もっとその土地の文化や人のストーリーを解説してくれる人がいてくれればいいのにとおもう。煌びやかな表面的なものだけではなくて、もっと中身が知りたいなとおもう。例えば、バリでは4階以上(確か4階)の建物を作ることは禁止されている。なぜなら寺院

バリのタナロット寺院

は神聖なものであり見下すことは許されないから。バリの人は、信心深い人人が多くてdriverの人が日本人に少し謙虚なところが似てる(でももっとスマイリー)と言っていた。チャナンという神への感謝のものを毎日車やお店や建物の前に置くだったり、花の1部をとってお祈りしてから耳にかけて1日をスタートする人もいる。

Next Step②:次のキャリア

次の方向性としては、2つ同時で進めていきたい。
❶短期〜中期的:自分で進めたいビジネスとかができたときにも役に立つマーケティング領域で自分に個人のスキルがつく✖️直接的な影響が見える✖️できれば英語を使う仕事が何かを見てみる
❷中期〜長期的:自分がやりたいことのブラッシュアップ。常に自分が好きなものやっていて幸せなものにアンテナを貼ってひたすらメモる。同時にその中で、少しずつ手を出してみる。(やっぱり考えの発散だけではなくてアクションが大事だから)

ここまで読んでいただいた方はありがとうございました!一緒に自分の好きなことを仕事にするためにこれからコツコツ進めるのを頑張りましょう〜

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