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115.カリスマじゃない人の間違った戦い方

あなたは自分がカリスマもしくは天才だと思いますか?

もしそうであれば今日の記事は読む必要がありませんので、是非他の記事を読んでいただければと思います。

”カリスマじゃない人の間違った戦い方”と言いましたが、正しくは”カリスマじゃない人が、特に複数人で物事を始めるにあたって間違った取り組み方”、もっと簡潔に言えば”全員が初めて取り組む事象を開始するにあたり、まずやるべきでないこと”という内容について触れます。

何をしないべきか

それはずばり、”始める前にルールなく色々考えること”です。

「え、でもWHYを深掘るのが大事って言ってなかった?」「階層化してターゲット設定、背景や目的、目標を決めるのが重要で、設計図を描くことを面倒がってはいけないって言ってなかった?」という声が聞こえてきそうですね。

ここで言いたいことは、”初めてやることについて”、”ルールなく”、”色々考える”ことが並列して起こる状態のことを指します。

なので、このうちどれかが違う状態であればやって問題ないと思います。

例えば、”初めての試みを、階層化というルールを使って、実施方法について考える”というのは問題ありませんし、”(参加者のほとんどが)何回も実施したことのある試みについて、特にルールを設けず、ざっくばらんに色々考える”と言うのも何か新しい発見があるかもしれません。

知ってるとできるは違う

ここまで言うとまた、「なんだ、それくらいのことなら考えながらやっているよ」という声も聞こえてきそうです。

もちろんファシリテート能力が高い方や、脱線をしっかりと修正できる人がいればいいのですが、実践で話をしているとなかなか思うようにいく時と行かない時があります。

だから、”初めての時は何かしらの会議進行フォーマットに基づいて行う”という、一種の”真似事”が重要になるのだと思います。

知覚動考

ここまで、”カリスマじゃない人が、特に複数人で物事を始めるにあたって間違った取り組み方”を考えましたが、ではどうすればいいのか。

私は、”四の五の言わずにまずは手を動かしてみる”ことが大切だと思います。

初めての動画作成であれば、設計図など気にせずまずは作ってみる。

初めての事業提案であれば、考えを堂々巡りさせず、まずA41枚くらいに書き出して誰かにプレゼンしてみる。

初めての新商品開発であれば、そこそこの図面を作ったら手作りで試作を作ってみる。

もちろん、毎回こんなことをやっていてはいけませんし、やはりWHYの深堀りや設計図の製作は何よりも大事ですが、やったことがないことであればまず手を付けるべきです。

やったことのないことでも考えだしたら堂々巡りになっていくので、議論すべきでない見当違いなことにも意識が行きがちになります

知覚動考のスタンスで行きましょう。

今日の話も何かのお役に立てば幸いです。

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